★自民党。
あまり魅力のある総裁選候補者がいない。
谷垣禎一、ついに立候補断念でアウトだな。深窓のお嬢様のような喋り方をする世襲のお坊ちゃま。頭はいいから能吏としては使えるが、総理の器ではない。
石原伸晃、親の七光り。口上はうまいが、軽い。この人も世襲のお坊ちゃま。
石破茂、一時、小沢一郎の側近でもあった世襲のお坊ちゃま。カラオケでキャンディーズを歌うのが十八番だが、そういうのは自慢にも洒落にもならない。
町村信孝、典型的な赤門官僚、能吏ではあるが政治的器は小さい世襲のお坊ちゃま。若いときから谷垣と並んで未来の総理と言われ続けて来たが、意外にどちらも人気がない。
安倍晋三、華麗なる政治ファミリーに生まれた世襲のお坊ちゃま。
小泉さんの事実上の指名により総理になったが、参院選で惨敗、そして政権をドタバタの中で投げ出した元総理。出処進退を誤り、今になって「総理在任中、靖国に参拝しとけば良かった」とホゾを噛むようでは、覚悟がない。
林芳正、この人も世襲のお坊ちゃま。しかし参院議員じゃ総裁は無理。
さてさて、候補者全員が世襲のお坊ちゃまというのだから、自民党というのは血が濃くなり過ぎた公家集団だな。世襲のお坊ちゃまというのは口跡がきれいで、飯の食い方はうまいが、刺身の魚は切り身で海を泳いでいると思っている世間知らず。
それに全員、原発イケイケドンであるし、日本の未来を託すには、危うい。
(ムラマサ、鋭く斬る)