★日本の相撲とモンゴル。
日馬富士が横綱に推挙された。
2場所連続の全勝優勝というのは立派だ。
しかし横綱審議会では、日馬富士が見せる張り手というよりパンチなどの荒々しい取り組みにクレームが挙がったという。
クビになった朝青龍の喧嘩相撲よりは益しだが、確かにそういう面はある。
なぜなら日本の相撲は村の力自慢大会だが、モンゴルの相撲は戦いの為の喧嘩殺法だから、性質が異なる。
また、白鵬についてもクレームが出たという。なぜなら終盤3日間連続して、立ち合いでカチ上げを行ったからだ。そのカチ上げを食らった一人である関脇の妙義龍は、その瞬間、脳震盪を起こして崩れ落ち、土俵上で泡を吹いていた。
カチ上げとは、立ち合いで当たった瞬間、右エルボーで相手の顎(あご)を強打し、打ちのめす危険な行為だ。
そういう相撲は見ていて、嫌悪感を覚える。
相撲はプロレスやボクシングじゃないぞ。
★尖閣での台湾巡視船と漁船との攻防。
白波を立てながら、台湾漁船に水を放つ海保の巡視船。
それを避けようと逃げ回る台湾漁船、そして間に割って入る台湾の巡視船も放水で対抗する。まるで水鉄砲の遊びだな。
海保は30隻を超える巡視船を出動させたが、水鉄砲の遊びをさせる為に我々の血税が使われるというのは、噴飯ものだ。
こういう場合は警告射撃を行う。それでも駄目なら、実力で漁船を拿捕し、乗組員を逮捕する。それが海保の仕事だ。それが出来ないというなら、尖閣を領有する資格無し。
★河相周夫。
まあ、アホズラの外務事務次官だな。
こういうのが日本外交のトップだというのだから、他もお里が知れるというもの。
キャリア官僚としてヌクヌクと甘い汁を吸ってきた宦官のような男。
25日、北京で中国の外務次官と4時間に渡って会談したというが、中国に飛ぶのはまだまだ早い。中国は怒り心頭、熱くカッカしている時に、「お話を」と土下座をしても中国はカサにきて威丈高になるだけ。
だから中国の外務次官はこう言い放った、「日本は深刻に反省し、実際の行動で誤りをたださなければならない」。
また、中国の駐日大使、程永華も昨日、都内のホテルで開いた中国大使館主催レセプションで「日本の尖閣購入によって日中は厳しい局面にある。尖閣の国有化は日中関係を破壊する」とまで言われて、居並ぶ日本の政治家と財界人はノー天気な顔をしていたが、おっと、中国語が分からなかったということか。
さて横浜中華街、昔は南京町と言ったものだが、中国パレードが中止になった。
中国国旗を打ち振るって、横浜中華学校の子供たちが中心になり、毎年パレードするのだが、今年は中止。なぜなら日本からのテロを警戒したという。
おいおい、日本人はそういう卑怯なことはしないぞ、いや、しないと思うぞ。
そもそも、横浜南京町ができたのは昔、中国人の難民者や中国逃亡者を日本が引き受けたものだが、その恩を忘れ、よその国に来て五星紅旗を打ち振るってパレードとは、おこがましい。来年も中止にせい。
(ムラマサ、鋭く斬る)