★平成の元寇。
中国漁船の大船団1000隻が、今日18日にも尖閣に押し寄せて来るという。
これは平成の元寇だな。
そして、意外に大事(おおごと)になる危険性をはらんでいる。
打つべき一手を間違え、それに偶発事故が重なれば、日中開戦という4文字が現実味を帯びてくるのだ。
しかしこういう場合、日本は原理原則に従って対応するしかない。
中国漁船が日本の領海を侵犯した場合、速やかに漁船を拿捕する、そして抵抗した場合、実力で制圧する。その後は法令に従って粛々と手続きを進めればいい。
領海侵犯法? いや、自民党と民主党の怠慢で日本にはそういう法律がないのだから、入管法不法入国罪と公務執行妨害罪でやる。それ以上の刃傷沙汰になれば刑事事件だ。
問題は中国漁船の数の多さと、中国の武装艦艇と中国海軍がどのような態度に出て来るかだ。中国の実力部隊が前面に張り出して来て、日本の海保と交戦になった場合、我が自衛隊が出動する。そして同時に沖縄普天間から米国海兵隊が参戦する。つまり日米と中国との軍事衝突だ。
そして、この最悪のシナリオである軍事衝突の作戦計画は既に立案していると我が防衛省からは漏れ聞こえて来るのだが。
一方、中国海軍は東シナ海で数十隻の軍艦と戦闘機、潜水艦などが参加して大規模な軍事演習を実施した。尖閣海戦を想定した軍事演習で40発以上のミサイルを発射したという。
★中国外務省。
日本人や日系企業が襲撃され多大な被害が出たことについて、中国外務省は「その責任は日本が負うべきだ」とな。
おいおい、東京で中国人が襲われた場合、日本外務省は中国が悪い、などと決して言わぬ。その犯人を検挙し、相応の罰を与える。それが法治国家というもの。
中国など未開の野蛮な国ということだな。
今、北京、上海、青島、大連を中心に約14万人の日本人が暮らしており、中国全土には約2万社の日本企業が活動しているのだが、今、外に出れば日本語を喋れないほど、日本人は緊張しているという。
まあ、中国に渡った以上は、中国の土になるのも、運命かも知れぬ。
日本人が襲われて5人くらい死んでみるのも、悪くはない。
死は百万語以上に雄弁だ。
★来日中のパネッタ米国防長官。
9月17日、森本敏・防衛大臣と防衛省で会談した。
中国暴動について「日中の対立を懸念している」と述べたが、同時に、米国の中立的立場も強調した。
おいおい、日米同盟は絵に描いた餅かいな。
(ムラマサ、鋭く斬る)