武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

小泉と麻生のバトル。 障害者の声を聞く。

2009年02月13日 | 人生の意味
麻生タイタニック号沈没寸前。総員退避のラッパ。
小泉純一郎、久しぶりに険しい顔の小泉さんを見た。 麻生太郎が小泉さんを、「奇人変人で、常識にかからない人」と予算委の公式な場で発言したことに対して、小泉さんは大分腹に据えかねたようだ。「私は極めて常識的な人間だ」と皆の前で怒気を見せた。密室の話ならともかく、公の場で恩人の小泉さんを中傷したのだから、麻生の本音が透けて見える。
また、定額給付金については、「3分の2の再議決を使ってでも成立させねばならない法案ではない」と否定した。そして先の10日に麻生太郎から小泉さんへ電話があった際のやりとりを語った、「後ろから鉄砲を撃つなと言うが、総理が前から味方に鉄砲を撃っているんじゃないか。発言には気をつけろと強く言い付けた」。昨日の自民党本部で開かれた反麻生会合には18人が集まった。中川秀直、武部勤、小池百合子、塩崎恭久、石原伸晃、山本一太、片山さつき、佐藤ゆかり、小泉チルドレン。さて、小泉さんが3分の2を使うなと言った以上、麻生太郎はそれでも定額給付金を強行するのか。腹の中は100%強行するだろう。給付金は既に皿に盛られて国民の前に出されているのだ。その皿を引っ込めたら、麻生内閣は潰れる。しかしその正体は国民の前というより、創価学会と公明党への献金寄付であるから、失敗すれば池田大作の逆鱗に触れる。創価学会は、ある理由で喉から手が出るほど金が欲しい。万が一、造反が出て3分の2の再可決が出来なければ、漫画太郎の進退というより自民党分裂だ。合わせて、民主が問責決議の伝家の宝刀を抜くか。平原は俄かに征旗満ち、風雲急を告げる。

森喜朗が、漫画太郎に発言をもっと慎重にしろと国会で注意した。漫画太郎は心の中に「小泉嫌い」があるから「奇人変人」と揶揄し、「郵政民営化では、私ははずされていたから、濡れ衣だ」という鬱憤が出た。漫画太郎は昨晩、赤坂の高級料亭で古賀誠、高村、平沼赳夫と飲んだ。一方、河村官房長官は森喜朗に呼び出され、別の料亭で「もっと官房長官として総理を補佐して切り盛りせよ」と叱られた。なぜなら森は小泉さんから強烈な麻生批判を聞いていたから、その鬱憤を河村に吐き出した。

麻生太郎
昨12日、衆院本会議を突然中座して官邸に戻り、秘書官やSPが慌てた。番記者に「お帰りですか」と聞かれて、「小沢一郎なんか最初から最後まで出ていない」とダミ声を上げた。そして「なぜ小沢がいないことを書かない。公平じゃないな」と、口をひん曲げた。漫画太郎は、官邸に戻り40分程過ごした後、再び国会に戻ったのだが、精神安定剤でも飲んだのか。それともスコッチをストレートで飲んだのか。

産経紙上で、櫻井よしこ女史からエールを送られた漫画太郎。
櫻井女史は言う、「麻生首相、満身創痍である。麻生首相の政治家としての価値こそ、いま問われている。低い支持率を思い悩んではならない。麻生首相の使命は、憲法9条の実質的改正につながる集団的自衛権の行使以外にない。ソマリア沖の海賊対策こそ、首相に使命を果たさせるべく天が用意したものだ」と、語ったが、そういう「なし崩し的」かつ「姑息」な憲法解釈は、無意味で空虚な議論を重ねるだけだ。正々堂々と憲法改正、自衛権の明記及び国防軍の創設を訴えるべきだ。そもそも、漫画太郎の駄目さ加減は、靖国参拝について、「ボク、行くかどうか言わない」などと幼稚な言辞を吐き続けていることだ。そういう漫画太郎を声援するなど、櫻井よしこ女史は靖国を裏切るのか。

障害者自立支援法。
名称は立派だ。 しかし、その実態は障害者の人達に対して冷たい。小泉・竹中が制定した法律。 障害福祉予算は年間約8000億円で国家予算の1%でしかない。ヨーロッパ各国の5分の1から10分の1にしか過ぎない。非常に低い。世界第2位の経済大国と自慢しながら、福祉貧国の日本。障害者とは他人事ではない。事故や病気でいつ障害者になるか分からない。あるいは老いて体が不自由になり、介護が必要になる。しかし障害者がサービスを受けるには、費用の1割を自己負担しなければならない。 障害者自立支援法は小泉内閣が制定し、2006年に施行されたが、低所得者には重い負担だ。「保護から自立を」というスローガンは聞こえは良いが、障害者はどうやって自立できるのか。 厚労省と自民党の本音は、金がかかるからと障害者を突き放すだけだ。官僚役人は身分保証があり、役人の手厚い共済保険で何とでも出来るから一般民間人には冷たい。法律の改悪以前の障害者は、仕事をする為の施設は利用費ゼロで、月平均1万円の給料にはなった。月1万円の給料は高くはないが、それを励みに頑張る障害者が多かった。しかし、自立支援法が制定された後は、仕事をする為に施設に行けば、月3万円の利用料と食費が請求され、差引き2万円の赤字になった。障害者年金は月額66,000円(2級)であるから、2万円の自己負担は大きい。つまり仕事の対価を得る代わりに、逆に金を払わなければならないのだ。
法律を作った小泉・竹中は「障害者であっても、1割負担は必要だ」と述べた。しかし障害が重い人ほど収入の道はなく、貧しい。障害者は部屋に閉じこもっていればいいということなのか。日本が目指すべきは欧州型の福祉国家だ。利権にぶら下がる厚労省官僚と自民党政治の貧困。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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小泉純一郎の笑い。 キャノンの脱税幇助

2009年02月12日 | 人生の意味
小泉純一郎。
小泉さんは、麻生太郎が総理になった時、10月冒頭解散に踏み込まなかったことを見て、「絶好の機会を逃した。このままでは坂道を転げ落ちるばかりだろう」と予言したのは、さすが政局の達人だ。自民党内でYKKと持て囃された時代、加藤紘一はプリンス、山崎拓は策士、小泉は一人寝の用心棒と言われ、後に小泉がカリスマ総理になるとは誰が予想したであろうか。加藤の乱の際には、本会議場において加藤と小泉は隣り合わせの席であったが、小泉は盛んに加藤に対して翻意をするように説得したが、加藤は聞く耳を持たなかった。 その加藤と小泉は決別し、3度目の総裁選で田中真紀子の神がかりの天佑により、小泉さんが一国の宰相にまで伸し上がったのは今では伝説ですらある。
そして総理の椅子に座った一匹狼の拠り所は、派閥ではなかった。人事差配で各派閥を恐怖に陥れ、派閥に頼らない分、権力の基盤を補強したのは官僚群であったと言えよう。郵政民営化によって印象付けられた「構造改革」の旗印は、実は小泉マジックの絶妙な仕掛けであった。小泉さんのブレーンは各省のキャリア官僚であり、見栄えのするところは小泉にくれてやり、果実は官僚ががっしりと握った官僚帝国の栄華ではなかったか。外交的にはブッシュへの対米追従に己を賭けたのは小泉さんの鋭い勘と読みだろう。その結果、米国は小泉さんを庇護した。今また、郵政民営化の是非が騒がしくなっているが、郵政民営化を推進させたのは米国の意志であり、その目的は郵便貯金の預かり金200兆円という莫大な富を、米国外資に食い込ませるか、泡よくば米国外資の経営の下に置くという米国化計画である。8兆円の税金を注ぎ込んだ長銀を米国の投資会社リップルウッドに10億円という「タダ同然」でくれてやり、しかも「瑕疵担保責任付き」という持参金まで付けたのだから、自民党政治の黒い闇は深い。それを差配したのは故・宮沢喜一と谷垣禎一であったことは100年先まで売国の名前として残さなければならぬ。さて小泉・竹中平蔵の郵政民営化の虚偽、道路公団民営化の嘘、製造派遣の労働崩壊、後期高齢医療の姥捨て山、介護崩壊、障害者への厳しい政策は、日本を第三の敗戦に導いたのか。そして今、日本郵政の金融コンサルタントは、米国メリルリンチ証券だというのだから、日本の郵便局を第二の長銀にしたいというのか。ストップ・ザ郵政民営化。

キヤノンの不正。
ダーティーキャノンは叩けば叩くほど埃が出てくる。御手洗会長の国会喚問が必要だ。裏金脱税幇助、公共事業への不当介入、偽装請負を解明しなければならぬ。キャノン、大分県、鹿島、大賀規久は、我々の税金を食い物にしていたのではないのか。悪の連鎖構造が浮かび上がってくる。
公共機関である大分県土地開発公社に対し、鹿島へ発注をするようにキャノンが「要請文」なる「圧力」をかけていた。そして工事はキャノンの圧力通り、計80億円の随意契約で鹿島が請け負った。鹿島はこの工事でも、大賀規久に違法な裏金を渡していた。県の公社はデジタルカメラ工場の用地造成を31億円で、プリンターカートリッジ工場の用地造成を48億円で鹿島に発注したが、キヤノンは発注の10日前に、キャノン常務名の要請文を公社理事長あてに送付し発注に圧力をかけていた。公社の内規では250万円を超える工事は入札を行なわなければならないが、公社は「緊急性」を要するとして、他のゼネコンから見積もりをとることもなく、鹿島との随意契約を行ない、我々の税金を喰い物にした。緊急性を理由とした随意契約は台風などの災害以外には適用されない。また、大分県へのキヤノン進出を巡っては、脱税事件で逮捕された元大分県会議長の長田助勝(80)が、鹿島から50万円を受け取りながら政治資金報告書に記載していなかった。長田助勝は、大賀規久の仲間に入り暗躍していたと見られる。一方、大分県が実際にかかった費用よりも安い価格でキヤノンに用地を売却したとして、市民オンブズマンが知事の広瀬勝貞を相手取り、差額18億円の返還を求める訴訟を大分地裁に起こしている。県公社は、工場用地の取得・造成費に68億円かかったが、キヤノンに対して50億円で譲渡していた。大分県は、その差額18億円を公社に支出して穴埋めしていた。しかも県は、キヤノンと価格交渉を行わなかったというから、大分県は我々の税金を返還しなければならない。この大分県知事の広瀬勝貞は、東大法学部卒、世襲、経産省事務次官のトップ官僚出身という完全3悪型だが、最近の検察は「まるで駄目夫君」だから尻尾切りで終るか。

モンゴル。
北海道・富良野出身の日本語教師、鈴木千恵さん38歳が、ホームレスの強盗に合い、絞め殺された事件で、モンゴル人の男(29)が逮捕されたという。
現地ウランバートルは治安が悪いから、男ですら夜の一人歩きは危険だとされている。しかし、千恵さんは、日本人の友人宅で食事をした後、帰宅の途についたとされるが、その時刻は何と午前2時の真夜中であったというから、常軌を逸している。モンゴル・ウランバートルの2月の気温は、最低気温マイナス20~30℃にもなり、最高でもマイナス10~0℃という厳寒の地だ。5年以上もウランバートルに住んでいたから、治安状況は分かっていたと思うのだが、油断があったのか。それとも午前2時に歩いて帰宅しなければならぬ何か問題があったのか。

一木泰造の学校、裁判官。
その顔は、ふくよかで感じの良い紳士という風貌だが、やったことは強制わいせつだ。判事の秘密の性癖は夜間高速バスに乗ることだったとは。
2月8日、九州高速バスの車内で都城市内の女子短大生(19)にお触りしたとして、福岡高裁宮崎支部の判事52歳が逮捕された。 
照明が落ちた午後9時、しばらく経って寝入った隣の席の女子短大生の腹に手を乗せ、そのままショートパンツのチャックを下ろし、中に手を入れ、パンティーの中をまさぐったという。 女性は触られて目が覚め、パニックになった。 少し経って友人にメールで相談。運転手にも痴漢を訴え、警察を呼んだ。 しかし、判事は容疑を否認している。福岡に妻子がいるが、宮崎には単身赴任中だった。高速バスは全席指定で三十数人が乗車しており、ほぼ満席だった。本当にやったのか濡れ衣か。 名前が大々的に全国に広まったのは生涯の赤っ恥だ。

カルデロン・のり子さん(13)一家。
のり子さんは日本で生まれ日本で育った。
「私は、百パーセント日本人だと思っています。両親と日本で暮らしたい」。
両親の不法滞在のため、国外への強制退去を命じられたフィリピン人家族が、法務大臣の裁量で日本滞在を認める 「在留特別許可」を求めている。家族は13日、入管に出頭し裁断を仰ぐという。 埼玉県蕨市の中学1年生、カルデロン・のり子さん一家はフィリッピン人だが、日本に不法滞在している。 しかし、のり子さんは、そのことを知らなかった。日本で生まれ育ち、フィリッピンのことは何も知らない。 言葉も文化も分からない。 のり子さんは言う、「ある日突然、自分がフィリッピン人だと知ってびっくりしました」。 娘を普通に学校に通わせ、日本人と同じように育ててきた両親は、不法滞在の罪を問われながら、不安に怯えている。
さて、考えて見れば、不法滞在は許されぬことだが、あの太平洋戦争における日本とフリッピンの関係を考えれば、何ほどのことでもあるまい。 それとこれとは話が違うと批判されるかも知れぬが、13年間も日本人として育った未来ある若い女性を、国外退去にすることなど、許されることではない。
(ムラマサ、鋭く一閃)

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麻生太郎の小泉さんへの電話。 波和二の円天の芸能人。

2009年02月11日 | 人間の欲望
麻生太郎。
この人、「生まれはいいが、育ちが悪い」。
漫画太郎が先週、国会で小泉さんを、「奇人変人で常識にかからない人」と述べた。国会という格調高くあるべき場で、自分の恩人を馬鹿にするという態度は感心しない。漫画太郎が引き上げられ、結果的に総理になれたのは小泉さんのおかげだ。小泉政権で、党政調会長、総務大臣、そして花形の外務大臣と次々に重要ポストに座れたのは、小泉さんの引きであったことは衆目の一致するところだ。しかし、一方、小泉さんの胸の中にあったものは、麻生の能力を買ってのことだったろうか。そうではあるまい。威勢はいいが中身がない。だから外務大臣につかせても、小泉ダイレクト外交の邪魔をすることはあるまいという算段だったろう。そもそも漫画太郎は長年、河野太郎の腰巾着でしかなかった。さて、先の日曜日、漫画太郎は福井県で演説をぶった。「日本は大変じゃない。銀行がつぶれたか? 潰れてない。日本は米国と違って大変じゃない」と講釈師のように喋っていた。しかし、日本のメガバンク(三菱、みずほ、三井住友)は長年に渡って、1円の法人税も払っていないのだ。リーマンショックが発生するまで、1兆円にも届くかという空前の経常利益を各メガバンクは計上してメディアを賑わしたが、1円の法人税も払っていない。それは90年代のバブル債務が残っていれば法人税を払わなくても良いとする免税の救済法律があるからだ。しかし一方では、貧困家庭から「なけなしの金銭」をむしり取っているのが今の財務官僚と自民党政治だ。日本を牽引する自動車メーカーは不況に喘いでいる。日産は2万人の首を切ると発表し、伝統のスポーツ部すら休部にした。あおぞら銀行は2千億円の赤字で社長は引責辞任、半導体メーカーは倒産のラッシュ、昨年から大手不動産は軒並み巨額の負債を抱え倒産ラッシュ、それにぶら下がる取引企業は連鎖倒産だ。しかし、そういう日本経済の危機を大変じゃないと言い切り、口をひん曲げ、筋者の目をぎらつかせ、にやけた顔をさらしている男が、この日本にいる。

漫画太郎は昨日(2・10)、秘かに小泉さんに電話をかけ、一連の郵政失言について謝ったそうな。小泉さんは口では、「しょうがないなァ」と鷹揚に応えたと漏れ聞こえてくるが、周囲には機嫌が悪かった。一方、悪者にされた竹中平蔵は、「アンタ、それはないやろ」とおかんむりだ。

早川忠孝・法務省政務官(町村派)。
「政治家は一旦口に出したら元には戻さない」 と言いながら、逃げまくった東大法学部卒の弁護士政治家。 脂ぎった顔からトン汁が出てきそうな自民党代議士だ。
2009年度予算の成立後に辞任する意向を表明しながら、数時間後に撤回したドタバタは、政権担当能力を失った自民党の姿だ。

波和二のL&G「円天」。
騙す奴も騙す奴だが、騙される方も「ネズミ講」だと分かってやっているから、どっちもどっちだ。古くは江戸時代から「ネズミ講」つまり「無限連鎖講」はあったと言うから、古典的な詐欺商法だ。最初にネズミ講を開いた者は、巨額の金を手にすることが出来る。しかし98%以上の人は損をする。なぜなら「ネズミ講」の理論である「延々と続く連鎖」は一見有りそうに「錯覚」するが、直ぐに破綻する事は数学的に簡単に証明できる。その「錯覚」を本当だと思わせる「催眠術」の助けが必要になる。 それが「円天」の広告塔になったタレント達だ。細川たかし、松崎しげる、水前寺清子、小林旭を始めとして30人ほどいる。高級ホテルを舞台に「細川たかし」ら大物歌手が出演するコンサートを頻繁に開いた。親玉の波和二との親密な関係を取り沙汰されている「細川たかし」は、被害者弁護団から昨年5月、損害賠償を求める裁判を起こされている。460万円を受け取った「水前寺清子」。700万円の「松崎しげる」を使い、主婦層を中心に全国5万人から1000億円を超える金を集めていた。コンサートに出演していた芸能人は、キム・ヨンジャ、小林旭、坂本冬美、瀬川瑛子、千昌夫、錦野旦、松崎しげる。 なかでも「細川たかし」の出演回数は50回以上と群を抜いていた。
さらに波和二は、2007年に韓国ソウルに進出し、元妻の韓国人を「L&G韓国」の社長に据えた。 韓国では「ウォン天」として普及させようと計画し、波和二も、たびたび韓国に渡航していたという。 なぜ韓国朝鮮にこだわったのか、その出自は。
さて、会員だった主婦ら7人が1月16日、「細川たかし」と大学教授ら計4人を相手に、総額4600万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。 「細川たかし」は、波和二を「おやじ」と呼び、ステージ上でL&G商品の購入を勧めるなどして、会員を信用させ、さらに筑波大教授と慶応大准教授は、L&Gの大会で講演し、「高配当で儲かるから、どんどん商品を買いなさい」と煽ったという。欲望という沼に溺れた者達。

キヤノン。
なぜキャノンほどの企業が、怪しげなコンサルタントを使わなければならなかったのか。逮捕された大賀規久は、大分の地元では、「御手洗の特別秘書」と呼ばれていた。ダーティー・キャノン御手洗冨士夫の長年の友人。逮捕された大賀規久の兄は、大分県立・佐伯鶴城高校時代に御手洗富士夫とクラスメートの友人であり、キャノンに勤めた。キヤノンは1100億円という巨費を投じて大分キャノン工場を建設したが、工事を請け負った建設最大手の「鹿島」は、キャノンのコンサルタントとして幅を利かせていた大賀規久(65)に、裏金として計30億円を渡していたという。 キャノンと鹿島との商談では、キャノンの人間として大賀規久は、高圧的な態度で鹿島に接したという。鹿島は、大賀規久が経営する大分市のコンサルタント会社「大光」に、表向きは総額13億円のコンサルタント料を支払っていた。 しかし大賀は、鹿島に対して別に裏金を出すよう要求。これを受けて鹿島は、外注した工事の水増し分をキックバックさせる方法で裏金を作り、大賀に現金で渡してきた。 その結果、大賀が経営する、内装会社の「LB」、6人の従業員しかいない「大光」、建設会社「匠」の計3社は、総額30億円の裏金を隠し持って脱税していた。 裏ルートの一つは、鹿島や九電工が、大賀が指定した福岡・久留米市の造園会社などに偽装発注し、その金が大賀に回ったという。ということは鹿島と九電工は、不正会計処理をやっていたことになる。重大な会計法違反であり「鹿島」も「九電工」自身も脱税を行なっていたことになる。そもそも大分キャノンは、大分県から補助金名目で、分かっているだけでも53億円の金を貰っているのだ。これは我々の税金だ。国民の血税を懐に入れながら同時に、裏金作りに手を染めていたのではないのか。得体の知れないコンサルタントと御手洗富士夫の特殊な関係。参院で御手洗会長の参考人招致が必要だ。
(ムラマサ、鋭く一閃)
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麻生太郎の支持率14%に急落。 関空の恐ろしい実態。

2009年02月10日 | 人間の欲望
麻生太郎の支持率14%に急降下。
「今の日本は大変か? 日本は大変じゃないよ、そうでしょう、皆さん」 漫画太郎が2・8の日曜日に、福井で演説をぶった。 日本は今、危機ではないという。
また、先週の国会で物議をかもした、「私は郵政担当大臣じゃなかったから、忘れないでくれ。 竹中が担当していた。私は濡れ衣を着せられた」 と「あほう総理」は気色ばんだが、昨年9月の自民党総裁選の論戦の中で漫画太郎は、「郵政担当大臣は、私でしたから、それは忘れないでくれ」 と声を張り上げたのは何だったのか。 支離滅裂だ。「ヤクザ者の顔」 と 「エテ公の心」 を持つ男、麻生太郎。我々はいつまで、この「いけすかない顔」 を見なければならないのだろう。
民主の前原誠司は、漫画太郎を、「やるやる詐欺の常習犯」 と面罵したのは少し溜飲を下げた。 さらに我が前原誠司は、「総理は税金泥棒だ」 と突き放したのは当然だ。 さらに前原の問いに対して漫画太郎は、道路の一般財源化は、「歳入のことであって歳出ではありませんよ。ここのところ確認してくださいよ。 エッ、分かる?」 とダミ声を出したが、詭弁を通り越して、この猿は病気だ。 それとも猿に対して失礼か。
さて、朝日新聞が2月7、8日に実施した最新の世論調査によると、麻生内閣の支持率は14%、前回調査1月の19%をさらに下回った。不支持率は73%(前回67%)に達した。 「いま投票するとしたら」として聞いた投票先は、自民の22%(同25%)に対し、民主は42%(同38%)と倍近い。
しかし思うに、麻生の支持率14%というのは、まだ高いほどだ。漫画太郎は、史上最低の総理大臣ではないのか。 能力も責任感も無く、私利私欲で権力の椅子にしがみついているだけだ。

漫画太郎では、解散総選挙はできない。9月の任期満了まで岩に歯を立てても頑張るだろう。そして7月のイタリアG8サミットに出席した後に、政権投げ出しを考えるのではないのか。まさに福田康夫と同じパターンだ。だから民主党は2月、3月中には麻生に問責決議を突きつけ、総理の座から引き摺り下ろさなければ駄目だ。それは党利党略ではなく、日本を救う平成維新だ。

関西空港。
日本航空と全日空は、今年の4月以降、赤字となっている国内・国際線計28路線を廃止・減便する。その内、関空便が半数に上る。橋本徹は関空を指して、「もうすぐ倒産する会社」と言い、「そんな空港に大阪の税金は使えない」と関空2期護岸工事の支出を拒否した。一方、関空の社長・村山敦は日航と全日空の撤退を聞き、怒りをあらわにした。「一方的だ。地元や経済界の意向を無視している」。しかし、国際線でも日航がロンドン線を廃止し、JALとANAが運航する欧米路線は、1994年の関空開港以来、初めてゼロになる。他方、福島空港では1月末に日航が撤退した。「不便だから使わない、利用が少ないから減便され、ついには空港は無くなるだろう」。ところが国内空港は、今後も増える。2009年に静岡空港、2010年に茨城空港が開港すれば、国内空港の数は99ヵ所になる。これらの地方空港は地元住民の反対にも関わらず、建設土木会社と国会、県会の政治家の大声と、それを焚き付ける国交省の官僚利権に動かされ、膨大な税金を投入し建設中だ。そして、その先に見えてくるのは空港利用者より空港職員の数が多い「幽霊空港」の現実だ。毎年、何十億円もの赤字の垂れ流しが始まる。建設中の茨城空港では、JALとANAは採算が取れないとして就航を拒否しており、今年2月にようやく韓国のアシアナ航空の乗り入れが決まったが、それとても「乗り入れをする」というだけで、定期便化は困難だ。さて、関空は着陸料が世界で2番目に高い。 アジアのハブ空港である韓国・仁川国際空港の3倍もする。そのため航空会社の撤退や減便が続いている。 関空は、1期工事の1兆5千億円にもなる借金を抱え、支払い利息は年間400億円以上、営業利益200億円の倍以上で、累積赤字は2000億円を越える。さらに1兆円かけて2期工事を進めている関空に未来はあるのか。また海上に立つ関空の地盤沈下の問題もひどい。沈下は12メートル以上になり、関空が事実上「失敗作」であったことは今や関係者の間では常識だ。関空が依然として不均一に沈み続けている現状で、今後の工事費に一体どれほどの費用がかかるのか誰にも分からない。そして、1期・2期にかかった膨大な負債は、最終的には税金で尻拭いされるだろう。関空は、役員・部長の殆どを官僚役人出身が占めるという「官僚天下り会社」なのだ。その風当たりを防ぐ為に、社長をパナソニック出身で初の民間出の村山敦を6年前に持ってきた官僚の狡猾さ。しかし現実は、「日航と全日空は、関空切り捨ての前提に立って経営計画を立てているとしか思えない」と巷では囁かれている。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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日本は官僚独裁国家だ。 総統・谷公士の策略。

2009年02月09日 | 人間の欲望
昨日の田原のサンプロ(2・8)。
まず与謝野馨が登場。来週の16日に、昨年の10月から12月までの第三四半期の経済指数が出るが、非常に悪い数字になるだろうと予防線を張った。その背景は米国経済のせいだから、日本は悪くないという言い方をしたが、今回の世界恐慌を引き起こした原因の一つは日本にある。日本国内の金利をゼロに長らく据え置き、日本円をジャブジャブと米国、欧州に貸し付けた。それは本来国民に還元すべき富を収奪して、内需を喚起せず、欧米にくれてやった結果だ。さらにその「円キャリー」は円高を引き起こし、日本の輸出に深刻なダメージを与えている。また一方、日本の財務省は、米国の言いなりに米国債を大量に買って売るにも売れず、最近だけでも米国債の値下がりで1兆円以上の損失を被っている。
☆各党の国対委員長が登場。二次補正。
自民・大島は、二次補正が成立しないのは民主が引き延ばしているからだと責めたが、それを言うなら、なぜ自民党は昨年の12月に出さなかったのか。その説明がない。
☆ 道路財源の一般化。
自民党は高速道路を無料になどできる訳がないと民主党を批判して、せせら笑うが、先進国の英国、ドイツ、米国(例外はあるが非常に安い)、カナダ、豪州などは無料なのだ。逆に言えば先進国で有料なのはフランスとイタリアだけだ。道路財源の死守は、国民の為ではなく、官僚と利権政治家の為でしかない。
☆天下り
官僚役人は何万人と天下りをしているが、ナントカ機構、ナントカ独法、ナントカ協会などの天下り先には「嫁入り持参金」として年間12兆6千億円もの金が補助金という名目で落ちる仕組みになっている。これはほとんど無駄金と言っていい。天下りした役人の年間報酬は平均1200万円。理事長クラスは平均1800万円、その他に個室、秘書、運転手つき高級車がつく。そして仕事の内容は、お茶を飲みながら新聞を読んで、後は帰るだけだ。
☆消費税アップ。
田原は執拗に民主の山岡に、消費税をどうするのか詰め寄っていたが、山岡に答えることなどできない。そんな単純な事柄ではない。山岡が述べたように、道路財源の一般化と天下り先への補助金12兆円の妥当性を精査してから、消費税論議に入るのが筋だ。田原は自民党筋から甘いお菓子でも貰っているのではないのか。
☆雇用、派遣切り問題。
根本的に自民党と民主党の考え方が違うから、議論をしても空回りをするだけ。速やかに解散総選挙を行い、国民に信を問い、そして選挙に勝った本格政権が日本の舵取りをしなければならない。田原は、3月に予算が成立したら解散をするのかと大島に詰め寄ったが、大島は、それは総理の判断だと建前論を述べて逃げた。しかし、その顔には、「解散など絶対出来ない、やれば自民は壊滅だ」と書いてあったが。

昨日の日曜朝、フジテレビ報道番組に人事院総裁の谷公士がVTRで出ていた。黒岩がインタビューしていた。
最初に、黒岩は世論調査パネルを示した。「谷公士は辞任すべきは44%」、「辞任しなくて良いは40%」。それを見せられた谷は、「辞任すべき44%は少ない」と感想を述べたのは驚いた。辞任すべきが44%あっても、40%の都合のいい方に注目するというのは、官僚のご都合主義で育ってきた習癖なのだろう。さて、首相主宰の大事な会議になぜ出なかったのかと問われた谷は、「文書で意見を述べた方が良いと思ったから」と述べた。官僚帝国の総統は、六法全書を読むように語る。人事院は官僚全体の統制を担うところでもあるのだが、毎年、懲戒処分者は蝿の数の如く発生する。官僚役人の数が多いからというのは理由にならない。つまり人事を管理せず、綱紀粛正を行なっていない証拠だ。日本の超大企業は、20万~30万人の人達が働いているが懲戒処分をするのは非常に稀だ。
次に黒岩は天下りについて聞いた。谷は言う、「慣行と意識を変えなければならない」 と言いつつ、「それは徐々に変えていくが、指導者の努力が必要だ」。
空疎な言葉を口から出任せに吐いているだけ。官僚制度における人事院の役割は、時の政権を官僚帝国の下に置く「官僚内閣制」というべきものであり、人事院総裁は帝国の総統であり、既存の官僚システムを死守することが仕事だ。この「官僚内閣制」という言葉は、昨日のフジの番組では谷は使わなかったが、先週、TBSテレビに出演した時、口が滑ったか、谷公士の口から漏れた言葉であった。
さてさて、谷公士が頑強に反対している人事の内閣一元化は、やらなければならぬ仕事であるが、今の麻生政権では手をつけてはならぬ仕事である。なぜなら権力の正統性を持っていない麻生太郎が、その一大改革をやることは許されない。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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