★ハニー谷垣と原発。
3・24の日テレ、辛坊の番組で自民党総裁の谷垣は、「原発は再稼動すべきだ。原発全廃など出来やしないし、原発はこれからも推進します」とな。
辛坊は、自民党がエネルギー政策の中身を10年先送りしたことについて、ハニー谷垣に噛み付いた。それに対して谷垣は「そんなことはない。10年かけて電力のベストミックスを作る、いずれにせよ原発はやる」と、気色ばんだが、辛坊はそれに負けじと「どう弁解しても、自民党は何も言ってない」と、突き返したのは痛快だった。
辛坊というのは、たいしたものだ、な。
それに対して、原発推進のハニー谷垣とか自民党はろくなものじゃない。
福島原発の惨状を検証すれば、福島原発2号機は津波ではなく、地震によってサプレッション・プールがクラック破損、水素爆発、そして大量の放射能が東日本にばらまかれた。
そして福島3号機は恐怖のプルサーマル運転(プルトニウムとウランのMOX燃料)だったが、核爆発(水素爆発ではない)を起こし、大量の放射能を撒き散らした。
しかも、いまだに民主党政権と東電は、3号機は水素爆発であることを主張し、核爆発であった事を否定している。
しかし、その核爆発はユーチューブを見れば明らかだ。核爆発を起こした瞬間、真っ黒なキノコ雲が天に向かって垂直に放たれたことが確認できる。これは水素爆発である白い水蒸気が包むように噴煙を上げる現象とは明らかに異なる。
この核爆発により、核燃料の容器であるジルコニウム菅が飛散し、金属が飯館村にヒラヒラと舞い降り、村民の多くは口の中で金属の味がしたと証言している。
★東京の放射能汚染。
木下黄太チームの実測データによると、東京23区の土壌汚染は、平均してセシウム合算で900Bq/kgを超える状態(キエフ以上)にあるという。
「可能な人は東京から逃げたほうが良い。最低でも汚染されていない食品を食べないとならない」。
しかし、現実は逃げる訳には行かない。それが問題だ。
火力発電は東京湾に林立するが、「原発は東京のような都市部に建設してはならぬ」と、法律で定められている。その理由は、「原発は安全ではない」。
★東京電力。
新潟県の柏崎刈羽・原発6号機は3月26日未明に停止した。
これで東電の17基すべての原発が停止した。東電社長の西沢俊夫は、「当面の電力安定供給は確保できる」とな。
そして火力発電を稼動させ、原発なしで電力5700万キロ・ワットを確保するという。だから、原発は必要ない。
★福島の米。
「孫には食わせられない」と公言するコメをつくって出荷する福島の農家が存在する。
食べれば内部被爆で、数年後には白血病とガンを発症するリスクが高い。
なぜなら放射能の内部被爆リスクの「しきい値」は無いとするのが、国際的な放射線研究機関の統一見解なのだ。「しきい値」とは、これ以上なら危険とか、これ以下なら安全とかの境界値です。
特に、細胞分裂の激しい幼児、子供、若者にとって内部被爆は危険です。
このコメは安く買い叩かれ、ファミレス、コンビニ弁当や(おにぎり)へ流れていくのか。
(ムラマサ、鋭く斬る)