昭和30年代、40年代、地方の小都市にも、邦画、洋画の映画館が1館や2館、必ず有ったものだ。テレビで映画を観られる時代ではなく、ビデオも無し、映画は 映画館に足を運んで観るものだった。薄給だった若い頃、おいそれと映画館通いすることは無理だったが、後年「不朽の名作」と評されているような映画は、結構観ていたように思う。
映画が斜陽産業の代名詞にもなり、映画館が身近な街からどんどん姿を消してしまった頃から、映画館に足を運ぶことも ほとんど無くなっているが、最近は テレビで放送される映画番組等で 時々ではあるが、懐かしい名作映画を楽しんでいる類である。これまで、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き留めてきた曲の中で、特に懐かしく思うような映画と映画音楽を、ピック・アップ、コピペ、リメイク、改めて、書き留め置くことにした。
懐かしい映画と映画音楽・その31
映画「避暑地の出来事」・主題曲「夏の日の恋」(再)
毎年、夏になると、なんとなく思い浮かんでくる曲が何曲か有るが、その内の1曲に、「夏の日の恋」が有る。
「夏の日の恋」は、1959年(昭和44年)に、デルマー・デイヴィス 監督、サンドラ・デイー、リチャード・イーガン、ドロシー・マクガイア、トロイ・ドナヒュー、アーサー・ケディ等出演で製作、公開されたアメリカ恋愛映画「避暑地の出来事(A Summer Place)」の主題曲で、マックス・スタイナーが作曲した楽曲だが、パーシー・フェイス楽団等、数多にカヴァーされ、当時、世界的に大ヒット、イージーリスニング、ムード音楽の代表格 映画音楽史上に残る名曲の一つではないかと思っている。正しくは、「避暑地の出来事の主題曲(Theme from A Summer Place)」のところ、「夏の日の恋」という邦題が付けられたことで、一層、印象強く脳裏に焼き付いたような気もする。
(ネットから拝借画像)
映画「避暑地の出来事」・主題曲「夏の日の恋」 (YouTubeから共有)
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