古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

クスリ通     唐沢俊一

2020-09-16 02:02:37 | 本の紹介

幻冬舎文庫     2002年

 

クスリに関するトリビアを豊富に扱っている。

 

実家が薬屋らしく、子供のころからクスリに触れてきた

 

らしい。

 

批判精神にあふれ、あまりよろしくない健康法などを糾弾

 

しているのがなんとも心強い。正しいことは正しく存在する

 

んである、ということが、普遍性をもって描かれている。

 

マア、ただ単純に読んで楽しいということは、美しいことであ

 

る。

 

カエルを舐めて、クスリの効果で幻覚をみようとするのは、中島

 

らも氏も書いていたし、麻枝光一氏も書いていたように思う。

 

ボクの中ではけっこう有名な話しである。

 

ボクは主治医にあなたはクスリ人間ですね、といわれたほどであ

 

るが、クスリに抗える人間はいないと信じるオレっちだった……

 

合掌。

コメント
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