古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

90くん     大槻ケンヂ

2016-04-30 12:23:44 | 大槻ケンヂ
オーケンが九十年代について、放言し尽す。


AV出演したり等々バンドネタには強いので


池田貴族さんについて書かれたり。クククク


ッと笑ってしまうこと必定の本です。サブカ



ルネタを主に扱っているので、そっちの方面に



興味のある方には打ってつけでしょう。九十年


代UFO&超常現象本ベスト10やスリープムー


ビーベスト7など。ちなみにベスト1はオート


バイ少女あがた森魚監督ですが、僕は見たこと



はありませんでした。
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友達・棒になった男     安倍公房

2016-04-29 12:11:34 | 安部公房
舞台用の台本。




安倍公房と舞台と言うと、そこのプレゼン方法




は一致をみるところがあるのだろう。きっと、



思考の方法論が同じことなのだろう。台本は



表層を見せる作業というような感じがする。



文學は身まで見せる。しかし、身も皮も同



じ成分で出来ていると考えるのだろう。しか


し、やはり読者としては身を食べるのとは、



また違った感覚である。台本は舞台で演じ



てこそ身が生ずるのであろうが。



そのイメージの発芽する瞬間にこそ、安倍文


學の良いところがあるように思う。
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プリンス師匠逝く!

2016-04-22 23:20:54 | 日記
プリンス師匠が21日亡くなった。その訃報を知ったのは




姉のメールでだった。




思えば、詩を書き始めたのも、プリンス師匠のサイン”☮”




ザ・タイムスを聴いた衝撃でだったし、自由に何でもや



ってごらんよ、と師匠に言われた気がして、小説やなんかも書



き始めたんだったな、と。




天才で偉大なるクリエイターにして、僕の詩の師匠のプリンスの死を




悼む。馬場社長が死んだときも、三沢光晴さんが死んだときも泣く



のを我慢したけど、こんなに悲しいことはない。



プリンス師匠の音楽は僕の世界を広げてくれた!
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連笑       色川武大

2016-04-21 21:44:26 | 色川武大
作家になるわけでもなく、家にいるわけで



もなく、ぶらぶらしている。弟と子供の頃





無頼に生きるキッカケとなった浅草での遊



蕩。子供にして、もうできあがっていた。



色川さんの三十代頃の話しだと思うが、暗鬱



でいて、それでいて、完全にそれに染まるこ



となく、なんかカラッとしたところを感じさ


せる。乾いた感覚というか。日本人特有のド



ロッとしたところを残しつつである。そうい



うバランスが色川文学を特徴づけ、魅力なん



だな、と思った。
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虫の春秋    奥本大三郎

2016-04-19 12:09:36 | 小説の紹介
虫についての本である。虫と言えば、僕はクワガタ



が好きであるし、手学生の時は採集もして、飼って



いたが、虫家というのがいるとは知らなかった。そ



れにも細かく分れていて飼育専門、日本国内産専門、



外国のアゲハチョウ、いろいろあるらしい。奥本



先生はチョウ屋で飼育もされているようである。ホン



トに虫が好きなんだな、と納得してしまった。虫好き



虫嫌いの人も、おもしろく読めるだろう良書である。



集英社。
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夏の花    原民喜

2016-04-10 09:50:43 | 小説の紹介
昭和22年六月号「三田文学」



体験されているだけにその文字の迫力が





ぜんぜん違う……放射能で原氏はやられ




たのかもしれないけれど、気の弱い人だ




ったらいってしまうだろう。よくても、




病んでしまってもおかしくはない。ものす




ごい傷と言うチープになってしまった言葉




では言い表せないものを負ってしまったの




だ。そして、妻の死と相成り、原民喜氏は




不幸な死を選ばざるを得なかったのだろう。





今は、円光寺の墓地の隅っこで、静かに眠




っている。



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フジロッ久(仮)ライブ!

2016-04-07 19:20:40 | 音楽
明日、8日(金)op:18:30 st:19:00



広島の薬研堀にあるカフェ&ライブ borderでフジロ




ッ久(仮)がライブします。



正式メンバーではないようですが、ボクの甥っ子(康太




郎)もドラムを叩きますので、ライブ会場に集結!ってこ



とでよろしくお願いします。
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楽文(がくもん)カフェのお知らせ!

2016-04-02 15:43:36 | ギャラリー
明日、3日(日)は楽文カフェの日です。




ヲシテに関して、自由に学ぶ場としても、




その他、雑学を語る場でもあります。




いろんな方との交流もあります。




どなたでも参加できますので、ふるって




ご参加ください。




参加費用  コーヒー付 1000円



お問合せ  



古民家ギャラリーうした   082・221・5401まで
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旅へ  新・放浪記1      野田知佑

2016-04-02 14:18:46 | 小説の紹介
自由に生きたいと望み、それを与えられたり、掴め




たりする人は僅かだ。大抵の人は望みながら、つい



ぞ掴めず、常識的見識を持って、オメーは何で定職




に就かねえんだ、と言うような大人になって死んで



いく。青年は求道者だ、と言う言葉。そうだ青年の時



はいつだって道を究めようとしてたはずだが、つまら



ぬ人間になってしまう。今の世の中は、余計、窮屈に



なって来ているのかもしれない。ヨーロッパへの旅行




(放浪)日本での放浪のことなども記されている。
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