書評の前に、ご挨拶を。一年、ありがとうございました。
古民家ギャラリーうしたに来れたひとも、来れなかった
ひとも、来年は、どうぞ遊びに来てくださいね。
いいこともあったし、悪いこともあったけど、総じて、
おみくじで引いた通り吉な一年だったと思う。
心を平安にして、過ごせれば、いいかな。そうできない
部分もあるけど、努力はするべきだろうね。心地よく暮らせる
努力は心掛けるべき、懸案事項。来年の抱負。
それでは、書評。
集英社 1999年
さくら氏が死にはって二年になる。健康ヲタクだったのに、
53歳で死ぬというずっこけぶりを演じた、最後までまる
ちゃんだ。
この軽~い本を読んだとおじさんが書評めいた感想を書く
のもどうかと思うが、例の三部作ベストセラーよりは、お
もしろさは若干緩和されているようだが、ササ―ッと読める。
ヒロシの存在がなんともいいのだな、ヒロシ、そこにいるだ
けで笑ってしまうような人らしいのだが。
これこそ決定版と銘打っているが、離婚後の生活を赤裸々にお
もしろおかしく語っておられる。
字が大きいのが、この本のいいところである。と、中身じゃな
いところを褒めるのが、さくら氏ッぽいでしょ?……合掌。