講談社文庫 2012年
「道子」という女流作家の目を通して、一族の葬儀を三回に
わたって佐渡で行う様を描いた作品。
妙なおかしみ、というものが長嶋作品にはただよっていて、
いつものゆるーい感じと相まって、いい感じに仕上がって
いる。まあ、一度読むのをやめようかな、と思ったけど、最終
的には最後まで読めてしまった。
長嶋有さんと言えば、猛スピードで母は、という伝説的におも
しろい作品があって、是非色んなひとに読んでいただきたいで
すね。まあ、ボク、関係者じゃないんで、あれなんですけど…………
……合掌。
(鶴岡卓哉)
「道子」という女流作家の目を通して、一族の葬儀を三回に
わたって佐渡で行う様を描いた作品。
妙なおかしみ、というものが長嶋作品にはただよっていて、
いつものゆるーい感じと相まって、いい感じに仕上がって
いる。まあ、一度読むのをやめようかな、と思ったけど、最終
的には最後まで読めてしまった。
長嶋有さんと言えば、猛スピードで母は、という伝説的におも
しろい作品があって、是非色んなひとに読んでいただきたいで
すね。まあ、ボク、関係者じゃないんで、あれなんですけど…………
……合掌。
(鶴岡卓哉)