ポプラ文庫 2010年
島田氏のお作品を読んだのは、初めてだが、
文章は頭の上に蓋をされたような圧迫感の
ある文章だが、読んでいるうちに気にならなく
なった。
初級編、中級編、上級編、応用編で構成され
ていて、結婚当初は奥さんが料理をされてい
たが、遅いうえ、まずかったので、自分でつくり
はじめたらしい。牡蠣をギョーザの皮で包んで
揚げて食す、というのは、やってみたいな、と
思った。
あまり粋じゃないな、と思ったのは、お店に
長居したがる、長っ尻を好むところだ。
江戸っ子たる者、さっと食べて、さっと去る、
っていうのが、いかすのに、って、おれ、江戸っ子
じゃなかったわ、チーン。
(読了日 2024 4・24(木)21:30)