庭を見渡すと紹介した木の他にもう一つ、綺麗に紅葉している木があった。この位置は何の木があったかなと花の頃まで記憶を辿る。そうだ、4枚の花弁が波打ったように見えるヤマボウシだ▼写真1、2は秋になり伸びた枝を切り揃えたヤマボウシ(山法師)の木である。一応に深い赤色に変わり綺麗である。また、来年もヒラヒラと飛ぶ蝶のような花を咲かし、甘い実を実らせてほしいものである▼写真2の右下に紫色の花が見える。写真3、4がその花で蝶が好きな花と言われるブットレアである。蝶が来る季節は過ぎたが花はまだ咲いている。寒くなったこの時期においては貴重な花である▼紅葉狩りと言えば、やはり京都が思い浮かぶ。山沿いの紅葉もそれはそれで美しいが寺院を彩り、引き立てる紅葉はまた趣きが違う。今年は京都までは行けそうもない。近くの横蔵寺には何とか行きたいと思っている▼先週の22日(金)は二四節気の1つ小雪(しょうせつ)だった。”雪が舞い始める頃”を表すようだ。一昨日の25日は三島由紀夫が割腹自殺した日である。岐阜に来たのはこの年の11月23日でまだ部屋にテレビもなく、明くる日のニュースでこれを知った。更に更に今日27日には雪が20cmぐらい積もった。”小雪”ではない。大阪に帰りたくなったあの日から43年になる。
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