夏の終わりの花と初秋から本格的な秋の花が混じるこの季節、賑やかに花々が揺れている。秋の7草の1種萩もその一つ、花茎をどんどん伸ばし今もキレイに咲いている。が、伸びる方向が前の道、ひもで束ねる位置も上に上にと変わっている。
秋の代表花の一つ、コスモスだ。車を停める場所へせり出すように咲いている。コスモスも夏に茎を伸ばすため1mは優に超える高さになっている。難点は風に弱く倒れることだ。そのため、杭を打ち紐で留めている。
夏の名残とも言える花アサガオもまだ終わる感じではなく蔓を伸ばし、絶えることなく花を咲かし続けている。
今年は気温が高い日が続いたためか、このユウガオには異変が。例年なら夕方に咲き始め朝には閉じる花。が、今年は夕方どころか夜9時を過ぎても咲かず、朝開いた形跡を残す日が続いた。最高気温が30度前後に落ち着き、やっと夕方に開花するようになった。
木槿の1種宗旦木槿(ソウタンムクゲ)が咲いた。花名は千利休の孫千宗旦が愛したことにちなむようだ。
毎年のことだが自然界では大量発生する虫・蛾と言うものがあるように思う。ここ数年はカメムシに悩まされた我が里、今年はこの蛾に悩まされた。アオバハゴロモと言う美しい名がある。白く見えるのが幼虫で成長すると水色の羽を持つ蛾になる。
我が家の庭・畑は肥料としての化学肥料そして害虫駆除の殺虫剤は出来るだけやらないで来た。が、ここ2,3年はあまりにひどくやられるので殺虫剤散布をしている。先ず、2年前にシークワーサー・八朔など柑橘類にカイガラムシとコナジラミが湧いた。実りに大きな影響はなかったが葉そして実に黒い液が付くすす病に悩まされ、昨年は春先から農薬散布を2~3回行い、除去した。今年はこのアオバハゴロモに苦慮した。最も多くついたのは1本のイチジク。この幼虫が付くと実の養分を吸い取り、実が熟さない。”マラソン”と言う農薬と通路横だったの見つけるたびに退治した。今年は静岡県では三ケ日みかん・新潟県では稲にカメムシが湧き、収穫量が激減しているニュースが流れていた。我が家はたかがイチジクだが気が付くのが遅く、この木のイチジクは殆ど口に入らなかった。対策は来年!これが辛い所だが、春先からしっかり見回りたい。
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