花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

5月16日(旧4月16日)立夏末候 竹笋生(たけのこしょうず)夏ロウバイ イブキジャコウソウ バイカウツギ 鳴子百合

2022年05月15日 | 景色

 ここ数日、日中はほどほどの暑さなのだが朝晩が寒い。年齢とともに寒暖の差が身体に堪えるようになった。立夏も過ぎた、朝晩もそれなりの気温になって欲しいものだ。初夏の花が咲き始めた、夏ロウバイだ。丸い蕾も可愛らしく良いものだ。

  

 木々・草花を見ていると花は勿論のこと、蕾も種子も楽しいものが多い。蕾は朴ノ木だ。木で一番大きい花と言われる朴ノ木、蕾も大きい。そして実は花梨だ。成長して長細い実となるものは実が小さい時はこのような形のものが多い。カリンの実は垂れ下がるでなく枝に立つように実が生る。

  

 近くの伊吹山は薬草の宝庫と言われている。麓では薬草風呂のある町も2,3ある。その薬草の一つ、イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)だ。背丈が10cm程度の草花だ。発汗・強壮作用があり民間での風邪薬などに使用されるようだ。名が示す通り芳賀が強く、入浴剤にも使用される。

  

 バイカウツギ(梅花空木)も咲き始めた。梅の花に似ていると言われるが花弁が梅に比べて大きい。純白の花だ。

  

 ホウチャクソウ・アマドコロに遅れることほぼ2週間、鳴子百合が花を付けた。ホウチャクソウ・アマドコロに比べて葉が細く、一見ササの葉のようにも見える。実も細く小さい。

  

 柑橘類の一つ、レモンの花だ。多くの柑橘類は白い花弁が多い。それに比してレモンは薄いピンク色と言いたいがピンク色は花弁の外側で開花した花は白い。 

  

 明日5月16日は七十二候 立夏末候 竹笋生(たけのこしょうず)だ。遅くない?と感じないでもない。が、今の時代に我々が食べることが多いのは孟宗竹の筍だが真竹は今頃からが旬である。河川敷ではこの竹が多いように思う。真竹の筍は根ではなく30cmから1mぐらいの時に切り取り、土中の部分は食べない、結構美味い。我が家の果物の木は断トツで柑橘類が多い。柑橘類が好物の一つであること・水はけのよい土手が敷地内にあることが理由と言いたいが、もう一つ大きな理由がある。柑橘類は5月頃に花が咲いて実が生り始め、晩秋までかけて大きく成長して、その後だんだん色づいてくる。収穫は12月から2月初めと言うところだろうか。即ち、一つの木で長く楽しめる。殆ど、何もしなくても9ヶ月から10ヶ月、成長を楽しめる。裏を返せば無精者には向いていると言うところか。無精者?勿論、私のことです。

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