花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

実りの秋 山茱萸(サンシュユ) 秋茱萸(アキグミ) ハヤトウリの花と実 ミセバヤ 菊 ラッキョウの花

2021年11月08日 | 果実・花

 今年の秋はホントに暖かい日々が続く。が、今夜半からの雨でグッと冷え込む予報だ。果物は表年・裏年と言うのがあり1年おきによく生る年が繰り返されるようだ。思い返してみると去年は裏年を通り越した凶作の年だった。やっぱり実りの秋は良いものだ。春先に花を咲かせる山茱萸(サンシュユ)の実も色づいてきた。

  

 こちらは秋茱萸(アキグミ)だ。夏茱萸と比べると実が小さい。その分、実はぎっしりと生る。

  

 あまり店先とかでは見かけない瓜、ハヤトウリ(隼人瓜)の花と実だ。熱帯アメリカ原産のようで大正初めに鹿児島県に入ってきたことから隼人の瓜でハヤトウリの名になったようだ。炒め物・煮物でも食べられるようだが我が家では専ら漬物、特に浅漬けが美味い。

  

 花に注目したいが先ず、葉に眼が行ってしまう花ミセバヤだ。”見せばや”の字が当てられるが”見せたい”の古語が変形したものらしい(ウィキペディアから)。

  

 我が家、菊の花は少ないのだがこんな花が咲いていた。名は不明だ。

  

 畑のあちこちでこんな花が咲いている。木の股に寄りかかるように咲いているのもあった。ラッキョウの花だ。ラッキョウは日本原産かと思いきや中国ヒマラヤ地方原産のようだ。

  

 先に紹介したアキグミ、近くのJAのお店で売れ残っていたものを100円で買って来て植えた記憶がある。もう7,8年も前の話だ。どんどん大きくなるため毎年、刈り込んでいる。以前にも記したことがあつように思うが、この秋茱萸を見ると故郷のある光景を思い出す。徳島県に住んでいたころ、近くの吉野川の中州にこの秋茱萸が群生しているところがあった。秋になるとこれを取りに行くのだが酸っぱい実が生る木が多く、甘い実のなる木は少なかった。茱萸のジャングル(?)を歩き甘い実を探す。”あった”、”あっ、これも甘い”と根元に石を置き、印として帰る。後日、勇んで行き目印を探す。が、同じようなことを考える奴がいたか目印が分からない、ガッカリ。その頃アキグミとは呼ばず、”しゃしゃぶ”と呼んでいた。茱萸以上に酸っぱいしゃしゃぶ物語のお粗末な一節です。

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