ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

里芋取れた40キロ!

2022-10-14 18:25:59 | 畑仕事
二日かかりだな。昨日、掘って、キャリーに乗せて家まで運んだ。
背丈近くまで繁った茎と葉を切る。
この太さ!とても茎葉付きじゃ収穫できない。
まず、30本近くある株の地上部すべて切る。
スコップを四方から入れて、ぐいっと持ち上げぶっとい根っこを断ち切る。がっしり土を掴んでいるので、まぁ、5キロくらいはあるだろうな。キャリーに積んだら満杯になった。
このまま芋を掻き取る作業に入ってもいいんだが、これが意外と大仕事なんだぜ。土をほぐし、親芋にぴったりしがみ付いてる芋を引きはがす。少し土が乾燥して緩んできてからにするか。
って、ことで、今日は芋を株から外し、根っこを切る作業だ。

凄い根だろ。太い根がにょきにょき、逞しいよなぁ、いかにも南方の作物だって納得が行く。ここらでもこれだけおがるようになったってことは、温暖化が進んでるって証しだぜ。
水に漬けて土を落としてから外すか?とも思ったが、泥水の中に手を突っ込んでの作業、うーん、できれば勘弁!だな。力はいるが、そのまま株を割って行くことにした。
おお、いい芋じゃないか!いかにも里芋で~すって姿形だ。こんなのばかりだと幸せなんだが、そうは行かない。小さい孫芋もあれば、周囲から押しつぶされて扁平になったもの、新芽が出てしまってるもの、など、外した後の処理が大変なのよ。
午前中で終わるか?なんて、甘い、甘い!午後からは神さんも加わって、黙々と芋外し、根っこ切り。
やれやれ終わった。コンテナ大盛の2杯。うぅっ、重いぜ。
土付きのまんまだと病気が出たり、カビが生えたりしやすいので、水洗い。フネに水を張って、芋たち一気に水浴だ。
コンテナ1杯30キロ近くあって、とてもじゃないが、持ち上げられない。さらにコンテナ2個を動員して、10キロ超ずつ詰めて小屋に戻った。
さてさて、どんだけとれたかな?
1コンテナ、12~14キロ!おおぅぅぅ。目標達成だぜ。東京の知人に頼まれた30キロを見事クリア!これなら、我が家で食べる分も十分あるぜ。去年、一昨年は、収量少なくって、自分たちは親芋食ってたからね。あの、堅くてエグイ奴。
軽トラの荷台にシートを敷いてその上に広げて風乾する。これなら、風ある時に車ごと外に出し、日が陰ったり雨が降ってきたら、すぐに戻せる。移動乾燥台だ。うん、いいアイディア!
お一人様1キロ限定の行列のできる種イモ、さすが力見せたな。8月末に沢山出ていた子芋、孫イモの芽を切ったのも良かったようだ。
良い種、肥えた土、たっぷりの堆肥、何度も土寄せ、そして、最後の芽切り。技術のない俺としちゃ上々の出来ってもんだぜ。
コメント
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