ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

驚きの展開!薪材運搬!!その➀

2020-08-31 19:42:54 | 暮らし

 待ってたぜぇ、河川支障木お好きにどうぞ解禁。2週間前から始まった薪材の無料配布、昨日で一段落、残ったものは、勝手に持ってけぇ。そうかそうか、貰うとも。体力続く限り何台分でも運んでやる。でも、残っているんかねぇ?去年は前年の配布残しがあって、その在庫一掃、たんまりと積み上げてあったんだが。大放出終わっ今年は、どうかねぇ?

 ああ、やっぱり少ねえや。ぶっと過ぎて運びようのないものとか、細くて燃やし甲斐のないものなんかが大半だ。群がる薪ハンターも4,5人程度。まっ、こんなもんだろう。なぁに、よくよく見れば、掘り出し物はけっこうある。運びやすく、節もなく、適度な太さ、なぁんて、贅沢は言わない!どんなもんだって頂きますよ、貴重な薪なんだから。

 今日の目標は、4往復、できれば5往復すること。質より量って割り切ってじゃんじゃか積み込んで1回目搬出。順調だぜ、片道20分、積み込みに20分、積み下ろしに15分、1回1時間半弱で済んだ。これなら、昼飯抜きで午前中に3往復、午後3往復!ふふふっ、こりゃたまらんぞ。薪に囲まれたぬっくぬくの冬眠暮らしができるぜ。

 2回目、さらに欲を出して、太いもの、重いものを中心に荷台ぎっちり積み上げて、帰路。おお、確かに重い、トラックが振られる。でも、大丈夫1週間前に車検から戻ってきたばかりだ。これ以上の整備点検はない。でも、明らかな過積載!?気を付けよう、ハンドル取られて横転!なんて危険もあるぞ。と、言い聞かせたものの、気持ちは逸り、いつの間にかスピードアップ。あらら、風強いのか?横揺れ酷いぞ!あっ、これもしかしてぇぇぇ?急停止してタイヤを見れば、お見事パンクでペッチャンコ!あぢゃぢゃ、やっちまったぜぇ!さっき、道路のくぼみで弾んだが、あれか?!

 どうするよ?修理屋呼ぶか?でも、スペアタイヤ積んでないし、レッカーなんてとんでもない。家まであと4キロしかないんだぜ。そうか、冬タイヤを持ってきて自分で交換すりゃいいんだ。さっそく神さんに電話。スペアのタイヤとジャッキその他を持って来てくれるように頼もうと思ったが、日ごろ車は運転以外一切かかわらぬ神さんには、それら必要品を間違いなく見つけるのは至難の業。面倒じゃあるが、まず、俺を家まで運んでもらおうか。

 タイヤ交換の必要物品をそろえつつ考えた。あの材木山積みのトラックにジャッキが耐えられるか?不安だなぁ。ジャッキつぶさないためには、荷物を減らしてパンクの後輪に荷重がかかり過ぎぬようしなけりゃならん。まず、薪材の半分は下ろしてからタイヤを換え、再度積み直して帰宅する。だったら、薪材がかなり積めるプリウスで行けばいいんじゃないか。そうか、その手だな。

 なんてこったい!雨だ。それも土砂降りになったぜ。参ったなぁ、参った!軽トラとプリウス、尻を向かい合わせて縦列駐車させ、ハザードランプを点滅。しばし、雨の弱まるのを待ったが、ええい、これ以上待っちゃいられねえ、合羽着て作業開始だ。

 まず、軽トラの荷台からプリウスに薪材を移し替える。プリウスってリアシートを倒すとかなりの荷物が積めるんだ。が、さすがに薪材はねぇ。10本積むのがようやくだ。仕方ない残りは路肩に下ろして、ジャッキ上げ開始。よしよし、楽々上がったぜ。これでもうこっちのもんだ。パンクしたタイヤを外し、冬タイヤに付け替えりゃいいだけだもの。

 が、なんと!なんと!!タイヤを固定しているボルトが回らない。レンチを差し込み、その先端に足を掛け、全体重を乗せるんだが、すぐにレンチが外れて力が伝わらない。何十回と無駄に試した後、そうか、これは耕運機の刃の交換と同じ要領だぜ。潤滑油を噴霧してレンチの端をハンマーで気長に叩く。これで錆び付いたボルトもギブアップするはずだ。うーん、面倒!なんて言っちゃおれない。プリウスを動かして家に戻る。

 薪材を下ろしたら、潤滑油とハンマーを携えて現場に再再度急行。

 潤滑スプレーの蓋を外したら、あっ、いかん!先端ノブすっ飛ばしちまった!もう、どうしてこうも踏んだり蹴ったりなのよぉ!トラックの下を探し回るも見つからず、と、なったら、指先で加減してぇぇぇ、おう、出る出る。これでボルトのサビは融けたはずだ。ハンマーもあることだし、今度こそ、回るぞ。

 が、期待に反して、ピクリともしない。なんだよ、ここまで努力したんだぜ、何度も往復して。いつものタイヤ交換の要領通りだろうが!これまた、数十回試みるも効果なし。ええい、頑固者めぇぇぇ!レンチもダメになってるのかもしれん。が、そんなこと言ったって、今さら、どうできるって言うの?!

 もう、完全にお手上げじゃぁぁぁぁ!

つづく

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この酷暑の中走るには、

2020-08-30 09:58:07 | ランニング

 まだまだジムに行く気にはならない。お熱測られて、マスク着けてランニングなんて!絶対、お断りだぜ。

 なんも建物の中、マシーンに煽られて走るより、外走りゃいいんじゃないか。マスクなんて不要だし、周囲に気兼ねなんて必要ない。ここら、すれ違う人いない田舎だからな。

 が、問題は、この暑さだ。農作業なら、なんとか我慢もしきれるけど、走るとなると、うーん、これは極めて無謀!途中棄権、どころか、途中危険!を考えないわけにいかない。なんせ、日差しの強さは、夏真っ盛りの海水浴場、バーベキューのカンカン熾った炭火並みだからな。この火炎放射の熱光線の中に飛び出せるもんかい。かと言って、走らないわけにもいかない。

 朝の涼しいうちに走る、その選択肢は、家族の朝食担当の俺にはない。と、なれば、夕方、なんだが、なんのなんの、5時過ぎたって、西日は執拗に熱波攻撃を仕掛けてくる。この直射さえ防げれば。

 そうだっ!山道走りゃいいんだよ。夕刻の傾いた日差しなら、木々に遮られて届かない。樹林は自然のクーラーだ。よしっ、ブドウ松茸ラインのつづら折りを走るぞ。

 家を出て500メートル、すぐに登り坂に入る。車道は完備されているのだが、取り立てて超える用途のない半端な峠道だ。車の通行は1時間に数台程度。今年は熊の出没情報まだ出ていないが、ここらは間違いなく彼らのテリトリーだ。おっかないから、掛け声上げながら登る。息を吐くとき、ハッとかヤッとかソレっとか声帯を振るわせるのだ。頂上まで3.7キロ、高低差200メートル強のきつい登りだ。まっ、この暑さの中だ、途中で引き返して5キロも走りゃいいさ。

 日差しを避けるって目的は、目論見通り。だが、風の方は、木々に遮られてさっぱり渡って来ない。これは誤算。でもまあ、あの強烈熱波の中を走ることに比べれば、極楽坂の段違いだぜ。熊が怖いから、道路の真ん中を走る。樹林から突如出現してもちょっと距離あるように、って、まっ、気休めだけど。

 おおっ、上から疾走音、バイクだ。慌てて道端にコースを取って除ける。うひょー、すげぇスピードだぜ。車体を思いっきり斜めにしてカーブを曲がって行く。レーシングコースじゃねえぞ。そう、この道、日常の役には立たないが、ライダーたちにゃ恰好のレーシング場になってんだ。うへっ、あの速度でスリップとかされたら、こっとも巻き添えだ。こりゃ道端ぎりぎりを警戒しつつ走るしかない。

 バイク以外にも、チャリダーたちにもこの道は人気なんだ。そう、坂バカのメッカってやつだ。土日にゃかなりの数の登攀者がいる。が、今日はオートバイだけ。ほらほら、今度は下から来た。と思ったら、なんとさっき走り下って行ったバイクだった。そうか、この道を上り下りしてサーキットレース楽しんでるんだ。そんなレーサーが数台、危ねぇしうるせえなぁ、とは思うが、彼らの爆音、熊除けにはもってこいだ。まっ、せいぜい気を付けてもらいながら楽しんでくれ。

 ゆっくりゆっくり一歩一歩足を運んで2.5キロ地点、引返すか?っと思ったのは一瞬。あと1キロ登れば峠の頂上だ、行っちまえ。上り切ってしまえば帰りは下るばっかり、一気に走り戻れる。曲がりくねった道を、あとカーブ一つ、も一つ、と言い聞かせながら登り切った。

 さっ、下りは一気じゃい。って、言っても以前ほどスピードは上がらなくなった。せいぜいが5分30秒/キロでいっぱいいっぱいだ。が、登りの8分台に比べりゃ、駆け下るって感じだ。このスピード感、悪くない。一気に駆け下りて、最後の500メートルは平地、これが辛いが、我慢、我慢でゴールした。

 2日後、またもやこの山道コース、今度は2.5キロ折り返しで十分!って走り始めたが、やっぱり上まで行ってしまった。この暑さ、一段落するまでは、この繰り返しになるんだぜ、きっと。

 

 

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安倍ちゃん辞めるってよ!

2020-08-29 11:28:04 | 世の中へ

 辞めちゃったねぇ。いやぁ、長かった「悪夢そのものの安倍政権」!

どうする?どうすんの?安倍ちゃんいなくなって。

芝居台本さぁ!

って、そっちかよ?!

そりゃあそうだろ、いろいろあるよ、思いはな。

やっとこさ、地獄に通じる暗黒トンネルから抜け出すきっかけつかめたか!って安堵しきりだからな。でも、そこらについちゃあ、アベガー(SNSで安倍ちゃん責める人たちを蔑むネトウヨ語)の本流の人たちにお任せしておくとして。

こっちは、舞台監督からの質問だぜぇ。

 菜の花座新作『ディスタンス』、一人芝居14本の連なりでできる斬新なお芝居なんだ。コロナを軸にあちらこちら転がって行く驚きの構造さ。当然ながら、失敗続きの安倍ちゃんコロナ対策、揶揄したショートショートもいくつかある。

 そのものずばりは、「アベノマスク応援隊」。とことん不評のあの布マスクを配り歩いてるおばさんの街頭活動の一コマを書いてみた。道行く人に無理強いする押しつけがましさが、アベノマスクそのもので、いかにも安倍ちゃんの独りよがりを巧みに描けているって思っているし、安倍ちゃま命!って熱烈応援団は根強くはびこり続けるだろうから。

 も一つは、このほどめでたくイタリア大使館付きから通産省にご栄転になった谷査恵子さんの独り言だ。

 そうなぁ、安倍ちゃん辞めてくれて、谷さんは大いに安堵してるはずだから、ここは、ちょい書き足さないといかんかねぇ。いや、赤木さんの訴訟しだいじゃ、出番も回ってきそうだが、その晴れ舞台、いや茨の道か?はも少し先だろう。

 と、いうことで、ちょい書き足し程度で、大筋変更不要、台本はそのまんま稽古を続けることにしよう。

 それにしても、安倍ちゃんの辞任は残念だぜ。あれほどツッコミどころ満載の人は、現政権にゃいないからなぁ。

    アンタッチャブル麻生?まっ、ネタにゃなるが、愛嬌がなくて書くのも演じるのも嫌悪感で一杯になるものな。できれば、芝居でだってお付き合いしたくない部類の人間だ。

 そこ行くと、安倍ちゃんは凄いよ。

 漢字読めなかったり、あっ、これ麻生も同じか、しれぇとブロンプ読んで会見済ませたり、のほほんと税金使って有権者接待したり、息吸うようにウソつくし、ばれかかると青筋立てて切れたり、調子に乗ってヤジったり、それも、日教組!とか、共産党!とかって、まるっきり時代錯誤のヤジだったり、そのくせ、やってる感演じるのは大根役者の上を行くし、演出は電通丸抱えだし、自身信じてない危機煽ったり、世間とのずれずれにへっちゃらだっり、友達優遇なんて当たり前だし、忖度した者には露骨にご褒美だし、歴史なんてお好みで変えるし、都合の悪い記録は廃棄かなかったことにするし、下っ端官吏なんて死んでも痛くも痒くもないし、兵器と金持ち大好きだけど社会保障と庶民は嫌いだし、母ちゃん御せないのに威張った家父長理想だって言うし・・・・

 いやぁ、よくぞ、ここまでやりたい放題!勝手御免!。政治の、あるいは人間としての常識、良識を壊し尽くして来たお人だったからなぁ、ツッコミ甲斐があったわけさ。安倍ちゃんのお陰で、爆笑コント、何本かものにさせてもらったし。感謝だぜぇ。

 体調不良を深追いする気はないが、数々の汚点についちゃ、忘れるもんかい。あんたの好きな歴史にしっかり書き留めておくよ。負のレガシーとしてね。

 『アベノマスク応援隊』、ちょうどいい、贈る言葉になるぜぇぇぇ!

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カボチャ収穫、この暑いのに?!

2020-08-28 11:07:41 | 畑仕事

 今年、カボチャの実り、早えなぁ。早生ものなんかは、もう2週間近く前に取っちまったし、いつも秋口に収穫してた伯爵なんかの晩生ももう取り頃だぜ。いや、まだ株の先端の方は元気いっぱいで、膨らみ始めた実もあちこち着いちゃいるんだが、完熟ものでもう十分!

 こんなもんだろ、って持ち込んだコンテナ6個にゃ溢れる70個以上の収穫だぜ。早生の13個と合わせりゃ、今年の予定量にはさっさと達してる。この際、未熟の実はすっぱり諦め、一切合切刈り払っちまおう。そんな勿体ない!なんて言っちゃおれん事情があんのさ。

 カボチャが若々しく広がった先にゃ里芋の列があんのさ。たっぷり間合いを取って畝立てたつもりだったが、カボチャの勢い想定外!すでに何度も里芋の株間に闖入、邪魔だてする始末。そのたんび、蔓の先を引っ剥がして、里芋を救い出してきたんだが、今度はその場で繁茂して里芋の横に防壁を築くようになっちまった。

 発芽の失敗から生育が遅れてた里芋、ここに来てようやく追いつき始めたって言うのに、カボチャにブロックされたんじゃたまらんぜ。カボチャより里芋!脅かしていたカボチャ蔓をすべて取っ払って、里芋に思う存分お日様当たらさせてやろう。

 ようやく子芋の芽が出始めたんだ、ここで最良の生育環境与えてやれば、残り1カ月半の生育期間で少ないなりになんとか収穫できるだろ。カボチャだけじゃなく雑草もむしり取り、追肥をして、土寄せも終えられた。ほぉら、気持ちよさげな里芋たちじゃねえか。

 お前たちに畑譲ってくれたカボチャのためにも、しっかり光合成して芋を太らせんだぞ。いいな、わかったな!

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水やりの威力!

2020-08-27 13:10:43 | 畑仕事

 すげぇぇぇぞぉぉぉ!この暑さ!!この日差し!!ここら、連日35℃超だから。

 イネは足水に浸かってるからいいだろうけど、畑の作物はもはやリンチだぜぇ。熱湯浴びせるとか、灼けた焼き鏝当てられるとか、壮絶なしごき状態にあるなぁ。裸足で立ってられない土の中で、ひたすら耐えて、とことん我慢!なんて我慢強いんだ野菜たちは。

 ナスと、ピーマン、トマト、ネギ、ニンジンなんかは、この熱暑、けっこうお好みなんだよな、信じられなぁぁぁぁい!でも、キャベツやブロッコリーとなると、ご勘弁を!お許しを!と頭を垂れて息絶え絶え、よっぽどこたえてんだろうな。と、水やりして応援したくなるんだが、そこはぐっと我慢だ。やつらけっこうしたたかで、夜気降りるころともなれば、何んにもなかったかのごとく立ち直ってくる。大したもんだぜ。野菜たちの生き抜く力ってもんだな。

 でも、それはある程度成長して対応力を身に着けたからなんで、さすがに、移植直後とか、種まきの後となると、自己責任で耐え抜けとは言えない。人間とも同じだな。5日前に植え替えた白菜、その翌日に播いた大根、カブ、小松菜なんかは、こまめな水やりで支援してやらにゃ危ない。苗は枯れる、種は干からびる。

 朝と夕、丁寧に水やりを続けてきた。こんな酷暑の中に放り出して悪いなぁ。水撒くくらいしかできないが、ここは頑張れ。この先まだ数日はこんなカンカン照りが続くんだ。生き延びたかったら、この少量の水を頼りに耐えるしかないぜ。

 応援の水と掛声は、作物にもちゃぁんと届くんだなぁ。日々を過ごすだけで精一杯かと思っていたら、なんのなんの!しっかりと根を張り、双葉を突き出しててきたじゃないか!大したもんだぜ、白菜!立派なもんだぜ、大根、カブ!

 あと少し!あと数日!乗り切れば、もう自力で過ごしていける。これもまた、凄いことだよなぁ。わずか1週間足らずの手伝い、それも朝と夕の水やり、たったそれだけ。その生命力があるから、栄養豊かな野菜に育って、人間を養ってくれるわけなんだなぁ。ありがとう、そして、頑張れ!白菜、大根、カブ、小松菜。

 いや、大丈夫!発芽に時間がかかるホウレンソウと春菊、見捨てたりしないからな。

 

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