ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

いよいよだぁ、山芋掘りだぁぁぁ!

2024-12-06 09:22:34 | 畑仕事
ぎりぎり待ったキャベツと白菜の収穫、雪の便りも聞こえて来たし、もう我慢できんぞ。

ほらなぁ、キャベツでかっ!だろ。



こういう品種だったのかなぁ?別に真新しい種播いたわけじゃないのに。この暖かさと虫よけネットの効果で、すくすく育ったってことだろうな。

一方、白菜はぁ?惨めぇぇ!の出来。



白菜なんてネット張らなくたって害虫つかないもんなのに、なによ、今年の虫食いのひどさ。キャベツと違って、暖かい秋はまったく苦手な白菜、いつまでたっても締まりなしのぶかぶか、味もいいわけないよな。茎の部分もやたら筋っぽいしさ。

それでも、悲観的予測に反して、まぁまぁ、冬越せる程度の収穫にはなった。じっと我慢の甲斐あったってことだぜ。あっ、都会の皆さん、野菜高いんだって?悪いねぇどっさりとれたぜ。



さて、さて、さてぇぇぇ、野菜が終わり、雪囲いも済んだら、山芋掘りだぁぁぁ!

今年はネズミにもやられず、茎葉ももっこりと怪獣のようにそそり立ったから、期待できるぞぉ、じっくり腰落ちつけて掘らなくっちゃ。

まずは、クレバーパイプ利用の長芋、まっ、これはダメだろうな、もっと経験積んで試行錯誤続けなくっちゃな。多分、肥料が不足なんだと思う。来年の課題ってことで。

直に種芋植えた、とっくりとか手のひら形のやつ、こっちが今年の期待の星、いや、芋だ。
いかん、どこから芽が出ていたか、印をつけておくの忘れたぞ、うーん、となると、可能性のある畑部分、端から掘って行くしかないぞ。こりゃかなり難儀しそうだぜ。

まず、三角ホーでそろりそろりと表面を削って行く。ない、ない、と思うぞ、切っちゃいないはず。ここらに潜んでいるはずなんだが。這いずるように数十センチ前進。

あったっ!この先っぽの細い茎、下が膨らんで芋になってるはずだ。



よし、今度は、発掘作業!ホーと小型のショベルを使って、芽の周囲の土を削っては掬い取って行く。
ほらほら、芋の肩が出て来たぞ、ほぅ、この調子だとかなり大きいに違いないぞ。さらに周囲を注意深く削り掘って行く。
そう、まるで遺跡の発掘作業だぜ。生もので、すぐに傷が付いたり割れたりする点じゃ、こっちの方が、難易度は高いぜ。

こういう細かい緊張する作業、って苦手なのよ。
ほら、折れた!あぁ。もう、スコップがばっと差し込んでぐいっと一気に掘り上げたい!って、ダメダメ、それやったらかけらだらけになっちまうし、深く埋まった本体を見失っちまうぞ。

耐えろ、我慢だ、根気よくだ!
かれこれ10数分、たった一つの芋に挑戦している。まだでかいのか?!

地中から現れた部分をそっと左右、前後に揺さぶってみる、動かない、焦るんじゃないよ、俺は大物だぜ、って芋が主張してる。

さらに遺跡発掘調査を続けて、離れた部分にスコップ突き刺し、じわじわと土を動かす、土を掻き出し、さらに遺跡発掘続行。

よしっ、動いた!そっと、そっとだぞ、周囲の土を手で取り除きつつ、芋の全体像に迫る。

掘り出せたぜぇぇぇぇ!
大物だぁ。トロロ芋3度は食えるぞ、よし、よし、よしっ!

さらに2か所、芋を発掘し終えて、



ふぇぇ、もうダメ、飽きた!また明日だ。明日、明後日まで冬型天気にゃならないって言うし、残る仕事はボカシ肥え積みで、これは小屋の中なので、雪が降ってもできる。

って、言い訳考えんの上手いんだから、まっ、いいのいいの、
適度が一番、ジジイの野良仕事!

回文

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さっ、冬支度開始だぁ!

2024-11-28 09:00:57 | 畑仕事
公演終わったしね、ずーっと気になってた冬支度、一気に片付けちまうぜ。
まずは、ネギ、大根。ニンジンの収穫から。

いやぁ、ずいぶん太く育ったよなぁ、秋口にゃ、こんなんで越冬ネギにできんぞ、って心配してたんだが、この寒さのせいで、ぐいぐいと逞しく背丈も大きくなった。

こんな育つんななら、もう一度、土寄せしときゃよかった。新たに伸びた部分、土から出ていたんで、青いのさ、ってことは固いってこと。ネギは土に埋まって光を遮った部分が白く柔らかくなる。残念!って言っても、その暇はなかったんだけど。

米袋にぎっちり入れて8袋、いつもより多いなぁ、ここまでけっこう間引きしながら食べて来たのに。これなら、躊躇うことなくどんどん使えるな。



次は大根、ほほう、いいぞ、太さもそこそこ、未熟ものはまるでなし。畝の2/3しか種播かなかったので、こちらは自家用専用だ、お裾分けするのは勘弁ね。



ニンジンはぁ・・やっぱり遅かった。端の一本なんて、なにとち狂ってんだか董立ちしかかってる。おいおい、季節を考えろって。まっ、これも暖冬の影響だな。あらら、割れも多い、そうだろなぁ来年は種まき時期を遅らせた方がいいのかもな。



大根とニンジンは、引っこ抜いた後が大変、洗って土を落とし、葉っぱを切り去る。こうしておかないとこ、どんどんしぼんで来るのさ。
ざんざか水を流しながらの作業、井戸水なので冷たくはないが、終始中腰てのが辛い。何だかんだ1時間もかかっちまった。

山形青菜と赤カブも収穫してしまいたかったが、時間切れ、ジジイに残業なし!明日、明日。
どっちも漬け込みの作業が待ってるからね。

残る野菜は白菜とキャベツ。こいつら、この寒さ待ってました!ってじわじわと大きく結球もぎゅっと締まってきてるから、あと一週間待つことにしよう。

野菜取り込んだら、いよいよ山芋掘りだ、が、これは覚悟が必要、半日かかりの土方仕事、まずは気合いを充実させ、天気を見計らってだな。

明日も天気は持ちそうだ、遅れていた作業、追い込むぜ!


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畑終いが始まった!

2024-11-17 09:42:52 | 畑仕事
11月も半ば、えっ、もう?
暖かくって冬到来直前って気がしないけど、
田畑の方は、終い方始めなくっちゃ。

脱穀済んだ田んぼ、ひこ生えの生育旺盛で一面緑、青々。なんか田植え直後みたいだぞ。花まで着くなんて、これまでなかったなぁ、ずばり温暖化!

このまんま雪に包んでもいいんだけど、勢いあり過ぎで雪の下でもすくすく育ちそう、な、わけないか、来春以降、土壌中での分解を促進するためにも、後うない、をしておこう。



ゆっくりトラクターで回りながら、土をほっくり返し、生命力溢れる稲株を埋め込んで行く。代掻き前の耕耘と違って、未耕作の部分があっても問題ないってのが気楽だね。とは思っても、そこはやっぱり、丁寧に回った。

仕事終わったトラクターはそのまんま倉庫前に雨ざらしで放置。
倉庫のトラクター置きスペースは、大豆の乾燥場所になるからね。せっかく乾いてる大豆、小屋内の特設はさに立てかけて、雨を避ける算段だ。

翌日はいよいよ、その大豆、小豆の収穫だ。

徒長して実入りの少ない小豆は神さんが一つ一つ莢を摘んで収穫、大豆の方は俺の担当で、根っこがらみ引っこ抜いて、小屋に運ぶ、って業務分担。

なぁにちをょろいちょろい、って始めた作業、
進まねぇ!終わらねぇ!



午前中2時間半、必死で働いてようやく黒大豆2列、青大豆4列、茶豆6列の12列やっとこだぜ。

簡単にすすいっと抜けると思ったのが大間違い、根っこしっかり張っていて、うーん、抜けなぁぁぁい!
なんとか抜けても、根にまとわりついて来た土を払い落とすのも一苦労。抜いてはトラックに積みやすいように何か所かに山に積み、次に進む、その繰り返し。
午前中はここまで、小屋に運んで特設はさに掛けて終了。

残りは黄色大豆10列、うーん、抜き終えるか?
中腰姿勢保ったままの作業、うーん、腰に来てるぞ。飽きも来てるぞ。
半分まで到達したところで、ギプアップ!4時近くなってるし、ジジイに無理は禁物、明日だ、明日、残りは明日。

さっさと終わらせて、柿の残り物を取るか、なんて、とんでもない。こっちも明日だ、明日だ!


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頑張れ!白菜

2024-11-14 10:01:42 | 畑仕事
はっきりしてるよなぁ温暖化。

これまでなら、とっくに収穫して冬季保存の体制に入ってるんだ、越冬野菜。キャベツ、



ブロッコリー、



カリフラワー、



大根、ネギ、



それに白菜も。

どれもこれも、すくすく生育途上だぜ。
キャベツなんてどんどん大きくなって、デカ生りの北海道キャベツ?って品種名じゃなかったかな?並に育ってるし、ネギも大根も葉っぱ生き生きまだまだ元気なんだ。

さすがに夜は気温が急降下するようになってきたが、昼ともなれば、陽射しぎらつき、直射が痛いって、もう冬なんだぜ。

いいのかなぁ、このまんま育つに任せて、ある日突然、寒波襲来、一気に真冬!なんて緊急事態に襲われるんじゃないか。
雪の中からキャベツ掘り出す、なんて嫌だぜ。

でも、董立ちもせず大きくなるキャベツ、そりゃ大きいにこしたことたぁない。葉っぱだって柔らかいし味わいも濃いし、まぁ、しばらくは育つに任せよう。

そうそう、白菜の方は、しばらくこの暖かな陽射を期待するしかない。秋から初冬、寒さがやって来て結球も絞まってくるのに、この暖かさでガバガバのゆるゆる、これじゃ、取り込んで保存したって日持ちはしないよな。

もうしばらく、寒さが畑を支配するまで待った方がいい。

これまでなかったことだが、キャベツも大根もネギもうろ抜きしながら利用している。決して間引き、なんて半端品じゃない。見事な完成品だ。

それを食事の用途に応じて、抜いては使い、切り取っては利用する。そりゃ、その都度掘りかけ、取り立てを味わえるんだから、悪くない。

慌てるこたぁないさ。温暖化は着実に進む。れいわ新選組候補者の環境問題活動家辻村ちひろさんが言ってた、適地が北に移っていくなら、それに合わせた作物、品種を作ればいいってことさ。

そう言やぁ、コシヒカリもこの夏の暑さに悲鳴を上げてた。変わる品種を準備していく時が来てるんだろうな。
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タマネギ植えた

2024-10-27 10:44:35 | 畑仕事
まだか?
まだなのか?

なかなか大きくならないタマネギ苗、もう園芸店じゃとっくに苗の販売してたぜ。いつもだと10月20日前後が移植適期、大丈夫かよ、遅れると収穫するタマネギ小さいものになっちまうんだ、かと言って、早けりゃ董立ちして品質がた落ちになるし。

苗の育ち具合も同様、太けりゃ董立ち、細けりゃ雪の下で消える。難しいのよ、タマネギって。

そんなに微妙なら、市販苗にすりゃいいじゃないか?って、いやいや、やっぱり自苗にゃ敵わんのさ。なんたって、掘り上げてすぐに植えられるだろ、活着が早い。元気そうに見えても、店頭に並んでた1日てのは鮮度に響くのさ。

選挙街宣の合い間を盗んで、よしっ、今日なら移植できる!もう一息太さもたりないが、いいだろう。

サツマイモを掘り出したあとの畑、堆肥、ぼかし肥料、もみ殻堆肥撒いて耕しておいた。一畝3列、で2畝と半分、これくらいは苗もあるだろ、種は赤タマネギも含めて4品種5袋も播いたからね。

畝を立てたら、苗を掘り出す。合格もの、もう一息、落第品と分けつつ丁寧に掘り取る。
膝まづいて1本1本植えて行くんだが、遠い3列目は身体も腕も目一杯伸ばさないと届かない、これが辛い。



数本植えては苗の束を先に送り、また植える、この繰り返し。根気のいる仕事だ。ふぇー飽きるぜ。ユーチューブで雨宮処凛の対談なんか聞きながら、ひたすらコツコツ。気を紛らせられる方法を手に入れて、ほんと良かった。

植え込み作業開始から1時間半、なんとか、2畝、植え終えて、昼食。残りは赤タマネギ、日陰に苗を避難させて、午後からだ。

昼食後1時間弱でようやく飽き飽き作業も終了した。



あとは、水を撒いておかなくちゃな、明日明後日降る予報はないらな。

やっと、終わって、ジジイの農業にゃ勤務時間終了だけど、ついでだ、茎立ちも種まきしておこう。前回は早く播き過ぎて、もう一丁前以上に生ってしまった、これじゃ来春の董立ちの収穫は期待できない。かと言って、今から播いても遅すぎなんだが、まっ、播くだけ播いておこう。

すべて終了、大幅な超過勤務で腰がパンパン!曲がったまんまそろそろ歩きで家に戻った。この腰痛、直すためには、そうさ、ジムでトレーニング、それが俺流の回復術。ちょっと荒療治だが、それが効くってのがまだ見捨てたもんじゃないって証拠、一つ、一つ、終い仕事を片付けて冬に向かおう、って、稲の脱穀までやってないじゃないかぁぁぁ!
コメント (2)
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