タイトルは、「祝!完走!!初マラソン(ただしハーフ)」ってなるはずだった。
そう、3ヶ月間準備してさぁ、いよいよって意気込んだら、雨だよ。こんなはずじゃなかった。だいたい僕が気合い入れて、なんかやる時は必ず晴れなのに、どうして?
まさかの予報急変に、雨の準備なんてしてないよ、って言うより、雨の時ってどんな格好して走るんだ?合羽とか着るのか?寒さ対策は?帽子は?汗拭きタオルは?なーんもわからん。準備もない。
さらにさらに、一週間前のトレーニングで左太もも肉離れ(軽いけど)。三日間の休養。明けてそろっと走ってみたら、今度は左ふくらはぎが肉離れ(軽いけど)。太もも庇ってへんな走りになったんだな。で、再度、休養。ってことで、一週間まったく走っていないで本番!それが雨、ってもう走んの止めろってランニングの神様のお告げなのか?
でもなぁ、初エントリーで棄権ってかっこ悪いし、払った参加料4000円もったいないし、これが今年最期の機会だと思うし、まず、なんとか持ち物等は間に合わせて行けるところまでやってみよう。まず、太ももにはウールのサポーター、ふくらはぎは恥ずかしさ堪えて温シップ、Tシャツ一枚で走るのはさすがに無謀と思えたので、冬の下着引っかき回して黒の長袖サーモシャツを下に着ることにする。よく見ればただの肌着ってわかるけど、一寸見、ランニングのアンダウェア風、どうせ誰もおじんのことなんて気にしやしないからこれでよし。帽子はどうする?髪がずぶ濡れ、顔にだらだらってのは走る意欲を極端に削ぎそうだ。でも、帽子なんてぼろぼろの農作業用しかない。まさかねぇ、これじゃあねぇ。おっと、そうだ!ちんどん屋やった時のハンチィングがあった。これで行っちゃえ、行け行けどんどん!恥知らず、ってね。
さて、雨中のレースだ。目標は、2時間を切る、だったけど、こうも悪条件が重なったら、ともかく完走!これしかない。折り返し地点は1時間半で撤収だって言うし、制限時間は2時間半、これに間に合うように走れるかどうか、かなり不安だ。なんたって、初マラソンだから。なんたって、15㎞以上走るの初めてだから。そう、大会参加を決めたのが8月、それから週一のペースで15㎞を5回走っただけなんだ。後は週3~4日ジムで5~6㎞マシンで走るだけ。最期は気持ちだぁぁぁって思っていても不安はよぎる。
案の定、左足は絶不調!ちょっと変な力が加わると太ももには痛みが走る。ふくらはぎも張ったような状態で心配この上ない。そろっとそろっと、㎞6分のペースを守ることにする。これで走り切れれば、6×21で126分、2時間6分でゴールって計算だ。左足を庇いに庇って右足に加重して走る。9㎞過ぎで太もも異常!慌てて右足加重!折り返し点遠い!事前にチェックしたコース高低図からすると行きはひたすら登り、最期の急坂を過ぎればすぐに折り返しって頭に描いていたが、なかなか近付いてこない。ようやくの折り返し、後ろから来るハーフのランナー少ししかいないよぉ。まっ、初マラソン、初マラソン。
ともかく坂を登り切れば後はゴールまで下るばっか、楽勝だね、と、自分をだましだましひたすら登る。ここでちょっと色気出して、数人抜いたりしちゃって。これが失敗の原因その2だった。楽ちんとおもっただらだら下りとその後の平坦コースで完全に足に来てしまった。15㎞過ぎて、ぱったりと足が出なくなってしまった。痛い!そこら中痛い!腕は振れるし、呼吸も苦しくない、けど、足は出ない。やっぱり未知の世界だったなぁ、21㎞は!ラストの3㎞、爺ちゃんに抜かれ、婆ちゃんに抜かれ、あぁぁぁ!ついて行く?無理!無理!!無理!!!時計を見ながら、あと15分!あと12分!と気持ちを奮い立たせつつ走った?歩いた?いや、歩いてない、歩いてない!ともかく㎞表示が5㎞単位でしかないから、残りどれだけなのかさっぱりわからない、これは辛い!本当に辛い!
田んぼの向こうにゴールの九野本生涯学習プラザの建物が見えて、やっと、あそこだ!あそこまでたどり着ければ、もう、タイムなんてどうでもよいぞ。そして苦痛を顔からひた隠しにしつつ最期のカープを曲がって、あと300m!不思議だぁぁぁ、きちっと走れるじゃないかぁ?しゃきっとしてくるじゃないか?なんなんだ、この現金さは?!人間の身体って実に実に身勝手にできてるなぁ!ひとり悠々と、と当人は思っているが、ゴール地点の計時をみたら、なんと2時間3分44秒!なんだ、もう一がんばりすれば、2時間切れたんじゃないかぁ!それわかってたら、走りようだってあったのに!途中の距離表示の不親切さがくやしい!誰もがGPS時計持ってるわけじゃないんだから。
と、目標の2時間切りは叶わなかったものの、初マラソンハーフ完走。まずはお祝いだよね。でも、足はぎこぎこ。とりわけ酷使した右膝は痛みで固まったままだ。15㎞走ではそんなことは無かったのに、レース後半日経っても、階段を上下するのもままならない状態だ。未知の6㎞、侮るべからず。もっとも、レース後、プラザに回って、二期生の装置作りを5時間やったってのも、足の痛みの原因ではあるけどね。
さて、初体験、雨中マラソン。間に合わせの装備はほぼ満足行くものだった。ハンチィングは雨水顔ダラを防いでくれたし、サーモ肌着も体温が奪われるのを防いでくれた。ただ一つの失敗は、着替えのパンツ忘れたこと!あり得ねぇぇぇぇ!全部着替えて、パンツはぐっちょり!で、作業だもの。やっぱなぁ、初マラソン、初マラソン。
そう、3ヶ月間準備してさぁ、いよいよって意気込んだら、雨だよ。こんなはずじゃなかった。だいたい僕が気合い入れて、なんかやる時は必ず晴れなのに、どうして?
まさかの予報急変に、雨の準備なんてしてないよ、って言うより、雨の時ってどんな格好して走るんだ?合羽とか着るのか?寒さ対策は?帽子は?汗拭きタオルは?なーんもわからん。準備もない。
さらにさらに、一週間前のトレーニングで左太もも肉離れ(軽いけど)。三日間の休養。明けてそろっと走ってみたら、今度は左ふくらはぎが肉離れ(軽いけど)。太もも庇ってへんな走りになったんだな。で、再度、休養。ってことで、一週間まったく走っていないで本番!それが雨、ってもう走んの止めろってランニングの神様のお告げなのか?
でもなぁ、初エントリーで棄権ってかっこ悪いし、払った参加料4000円もったいないし、これが今年最期の機会だと思うし、まず、なんとか持ち物等は間に合わせて行けるところまでやってみよう。まず、太ももにはウールのサポーター、ふくらはぎは恥ずかしさ堪えて温シップ、Tシャツ一枚で走るのはさすがに無謀と思えたので、冬の下着引っかき回して黒の長袖サーモシャツを下に着ることにする。よく見ればただの肌着ってわかるけど、一寸見、ランニングのアンダウェア風、どうせ誰もおじんのことなんて気にしやしないからこれでよし。帽子はどうする?髪がずぶ濡れ、顔にだらだらってのは走る意欲を極端に削ぎそうだ。でも、帽子なんてぼろぼろの農作業用しかない。まさかねぇ、これじゃあねぇ。おっと、そうだ!ちんどん屋やった時のハンチィングがあった。これで行っちゃえ、行け行けどんどん!恥知らず、ってね。
さて、雨中のレースだ。目標は、2時間を切る、だったけど、こうも悪条件が重なったら、ともかく完走!これしかない。折り返し地点は1時間半で撤収だって言うし、制限時間は2時間半、これに間に合うように走れるかどうか、かなり不安だ。なんたって、初マラソンだから。なんたって、15㎞以上走るの初めてだから。そう、大会参加を決めたのが8月、それから週一のペースで15㎞を5回走っただけなんだ。後は週3~4日ジムで5~6㎞マシンで走るだけ。最期は気持ちだぁぁぁって思っていても不安はよぎる。
案の定、左足は絶不調!ちょっと変な力が加わると太ももには痛みが走る。ふくらはぎも張ったような状態で心配この上ない。そろっとそろっと、㎞6分のペースを守ることにする。これで走り切れれば、6×21で126分、2時間6分でゴールって計算だ。左足を庇いに庇って右足に加重して走る。9㎞過ぎで太もも異常!慌てて右足加重!折り返し点遠い!事前にチェックしたコース高低図からすると行きはひたすら登り、最期の急坂を過ぎればすぐに折り返しって頭に描いていたが、なかなか近付いてこない。ようやくの折り返し、後ろから来るハーフのランナー少ししかいないよぉ。まっ、初マラソン、初マラソン。
ともかく坂を登り切れば後はゴールまで下るばっか、楽勝だね、と、自分をだましだましひたすら登る。ここでちょっと色気出して、数人抜いたりしちゃって。これが失敗の原因その2だった。楽ちんとおもっただらだら下りとその後の平坦コースで完全に足に来てしまった。15㎞過ぎて、ぱったりと足が出なくなってしまった。痛い!そこら中痛い!腕は振れるし、呼吸も苦しくない、けど、足は出ない。やっぱり未知の世界だったなぁ、21㎞は!ラストの3㎞、爺ちゃんに抜かれ、婆ちゃんに抜かれ、あぁぁぁ!ついて行く?無理!無理!!無理!!!時計を見ながら、あと15分!あと12分!と気持ちを奮い立たせつつ走った?歩いた?いや、歩いてない、歩いてない!ともかく㎞表示が5㎞単位でしかないから、残りどれだけなのかさっぱりわからない、これは辛い!本当に辛い!
田んぼの向こうにゴールの九野本生涯学習プラザの建物が見えて、やっと、あそこだ!あそこまでたどり着ければ、もう、タイムなんてどうでもよいぞ。そして苦痛を顔からひた隠しにしつつ最期のカープを曲がって、あと300m!不思議だぁぁぁ、きちっと走れるじゃないかぁ?しゃきっとしてくるじゃないか?なんなんだ、この現金さは?!人間の身体って実に実に身勝手にできてるなぁ!ひとり悠々と、と当人は思っているが、ゴール地点の計時をみたら、なんと2時間3分44秒!なんだ、もう一がんばりすれば、2時間切れたんじゃないかぁ!それわかってたら、走りようだってあったのに!途中の距離表示の不親切さがくやしい!誰もがGPS時計持ってるわけじゃないんだから。
と、目標の2時間切りは叶わなかったものの、初マラソンハーフ完走。まずはお祝いだよね。でも、足はぎこぎこ。とりわけ酷使した右膝は痛みで固まったままだ。15㎞走ではそんなことは無かったのに、レース後半日経っても、階段を上下するのもままならない状態だ。未知の6㎞、侮るべからず。もっとも、レース後、プラザに回って、二期生の装置作りを5時間やったってのも、足の痛みの原因ではあるけどね。
さて、初体験、雨中マラソン。間に合わせの装備はほぼ満足行くものだった。ハンチィングは雨水顔ダラを防いでくれたし、サーモ肌着も体温が奪われるのを防いでくれた。ただ一つの失敗は、着替えのパンツ忘れたこと!あり得ねぇぇぇぇ!全部着替えて、パンツはぐっちょり!で、作業だもの。やっぱなぁ、初マラソン、初マラソン。