あらら、霜降ったら、一晩で葉が萎れた。やっぱり南の作物だなぁ、落花生は!
なのに、掘ってみたら、えっ、えっ!こんなに実が付いてるじゃないか!

たったの二株だぜ。土寄せもなんも、まったく手を掛けなかったっていうのに、この盛大な実り、凄い!
今年はものの見事に発芽に失敗。オオマサリと千葉半立ちの2品種、それぞれ8株目指して種まきしたんだ。まさかねぇ、発芽したの、それぞれ1株だけ!なんだ、なんだ?鳥に食われたか?鳥、好きそうだよなぁ。
あ~ぁ、今年は諦めだな、種が取れるだけでもいいか。
せっかく準備した畝はあらかた不要、なにか他のもの播こう、って行きたいところだが、なんとも小癪な発芽位置なんだ。うんもう、邪魔だよ!結局畑の一隅を占拠するに任せた。
どうせ大して取れないんだ、勝手に育て!放ったらかしの放任栽培。それがかえって良かったのか?それとも区画を独占できて伸び伸びできたからなのか?思いもかけない収穫だった。
こりゃ来年の種はもちろん、少しばっかり楽しめるじゃないか。カビ生えさせたりしないように、天日に当てて乾燥させようか。

オオマサリの方は、茹で落花生。すぐに種を外す。ほら、こんなにあるよ、たった一株で。

ざっと洗ったらさっそく茹でる。

うーっ、加減がわからんぞ。まっ、いいか、生でだって食べられるくらい柔らかいらな。
どれどれお味の方はいかがかな?
悪くないなぁ、ピーナッツのコクはないが、甘みといい、香りといい、これはこれ、さっぱりとおやつやおつまみに最適だ。
が、問題は、茹でてしまうと、殻付きのままでも、すぐに腐り始めるってことなんだ。冷蔵庫に保存しても、よくて3日、あるいは4日。去年もこの段階で大量にダメにしたんだ。どうしよう?
やっぱり加工しかないよな。まずは、殻から出して、

で、何にする?
乾燥ピーナッツとは違って、水分多いからなぁ。砂糖でくるむとか、無理だよなぁ、溶けるさ、砂糖。この余分な水分が腐敗を呼ぶわけだから、微生物をシャットアウトするような食品で漬けるしかない。
ええーっ!?酢漬け。焼酎漬け?塩漬け?そんなん、美味いわけないだろ。
そうかピーナッツ味噌!味噌と砂糖たっぷり入れて。周囲を微生物生育環境から離す。中の水分出て来るとヤバイので、混ぜる前に油でよく炒めてからね。防腐効果を高めるために、焼酎や味醂も入れる。味わい多様に、白ゴマも入れよう。よくよく練って、出来上がり!

なんか、麻婆豆腐風の仕上がりだな。でも、味は金山寺味噌のトロトロバージョンってところだ。ピーナッツの色がも一つ食欲をそそらないが、味は極上。毎朝のおにぎり朝食には欠かせない副食になりそうだぜ。
ただし、これも足は速そう?冷蔵庫保存で早めに消費だな。なんとか、取れたものは食べ尽くす方途が見つかって良かった。
おっと、ご心配なく、来年用に種は大振りの殻付きを10粒取り置きしてあるからね。