遊びだよ、遊び。これからの世の中、どう遊ぶか?で暮らしの豊かさが決まってくるんじゃないの。意義がどうの、とか、将来性は?なんて肩肘張らずにさぁ、楽しく過ごす工夫するのが一番だと思うぜ。菜の花座の本拠地、川西町だけ見たって、駅前広場でプロレス大会やってみたり、特産の豆と戯れたり、図書館でお泊り会やったり、うーん、なかなかのもんじゃないか。
田舎はねぇ、待ってたってダメなんだよ。自分で作ったり、飛び込んだりしなけりゃ、お楽しみはやって来ない。なんせ、遊びが商売にゃならんところだからね、都会と違って。面白そうなこと探して、これだと思ったら手を上げ声上げ始めちまう。回りだって、退屈してっからね、掲げた指に止まってくるのさ。そんな時代に成りつつあるんだ。
そのお楽しみの一つに、コントなんてのも入れてけろや、ってのが菜の花座長らくの念願なんだよ。コント大会は、えーっと、5回目?6回目?ま、まぁけっこう続けてるし、御贔屓さんも付いて来た。ここらで一つ、見て笑う立場から、演じて笑わせる立場にシフトしてみちゃいかがかな?コント大会の付帯事業、ぎゃはっ!難しい言葉。要するに関連イベントね、今年のワークショップは、「爆笑コメディアンズと遊ぼう!」だ。
ほら、知ってるね、ぴよ玉ワイドのレポーターやってる二人組。漫才コンビって見られてるけど、本当はコントで勝負!って思ってるらしい。間違ってたら、ごめん。彼らのネタ作り、その裏側に迫る!ってのが第1部。二人の手厚いアドバイス受けながら、コントを作っちまおうてのがメインレッスンだ。
仲間との会話でも、笑い取りたいなぁとか、ユーモアのある話術身に着けたい、なんて願ってる人、ずいぶんいるんじゃないの。お芝居となると、装置とか衣装とかハードルも高いけど、コントならごくごく身近な世界を手玉に取れる。いや、登場して、私、宇宙人って言えば、未知との遭遇になるし、私、パワハラ受けました、って宣言すりゃ女子体操界問題になる。これがコントの融通無碍、おっとまたまたお堅い言葉、なとこさ。要するに、お手軽に笑いのシーンを築けるっとことなんだよ。ちょっとのコツ、ちょっとの決断、ちょっとのきっかけさえあれば、この笑いの王国?があんたのもんになる。
ようやく高校生にもその楽しさが伝わって来たみたいで、今年は地区内高校演劇部のすべてが、たって3校だけだが、参加してくれそうだ。高校生や菜の花座メンバーと一緒につるんでコント仕上げてみないかい。参加費無料のうえ、昼食まで出るってんだこりゃめっけもんだぜ。
9月16日(日)10時から。プラザの舞台や楽屋を目いっぱい使ってやる。今からでも遅くない。さっ、申し込み、申し込み!