ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

おい、朝日新聞、世相誘導は止めろって!

2024-09-04 09:46:37 | テレビ
驚いたぜ、この記事。



U18アジア野球選手権、
「日本二次リーグへ」スリランカに大勝って、
えっ、なんかこれだけの紙面使う快挙なの?
だって、相手スリランカって、野球の普及度どんだけよ?
多分、超マイナー、競技人口も極少なんじゃないかねぇ。
言ってみりゃスポ少か中学生と戦って滅多打ちにした、ってことと同じじゃないの?

同じ日、サッカー女子U20ワールドカップ予選リーグ日本は7-0でニュージーランド破ったんだけど、



どこにも記事がない。
えっ、どうして?あっ、もしかして女子だから?女のスポーツなんて!って、バカにしてるのかなぁぁぁ?

サッカーと野球、世界レベルで見りゃ、競技人口の多さ広がりは圧倒的にサッカーだよな。ボール1個でできるから、あまねく普及してる。難民キャンプでだって蹴り合ってるほどだもの。そんな世界中に広がり愛されてるサッカー、そのワールドカップだよ。厳しい予選勝ち上がって来た各国の代表だよ。

なっ、朝日、いい加減にしろよ!世相を故意に作り上げるのは。野球はワールドスポーツなんて日本だけの常識、いや、朝日の常識、まるっきり世界的には見当違い、的外れだからね。甲子園の主催といい、朝日、野球、特に高校野球に入れ込み過ぎだって。そんなに野球を育てたいのかよ。
もう少し、時代を見つめろよ!
野球だけが国民スポーツ、なんて時代は終わったんだ。

熱烈野球おじさんの勘違いだけなら、まっ、ある意味可愛らしいとも言えるが、最近の朝日の政治、社会面での偏り方は、日本の針路を過たせかねないしろものなんじゃねえか。

もはや、批判精神なんてほったらかして、政府の広報誌に近づいてるよ。今時夢中の自民党総裁選加熱報道みりゃ一目瞭然、能登の被災者に対しても関心薄いし、ガザについてもおざなりだ。

もう、どんどん片側に流れ寄ってる感じじゃないか。

サッカーの世界規模なんて無視して、野球に入れ込む姿勢と同根だって思うぜ。俺っち見てるのが世界だぜぇ、って独りよがり。

頼むぜ、もっと常識を取り戻してくれよ。自分の立ち位置を見つめ直してくれよ。以前の批判精神を発揮してくれよ。特に権力に対してはさ。

朝日信者のジイサン、オジサン、少なくないんだからさ。
勝手に世相をこねくり回して、自分好みに仕上げちゃだめだろ。

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リモコンOUT!代替品もOUT!

2023-02-03 11:41:30 | テレビ
ありゃ、録画機起動しない!うっむ?リモコンの電池切れか。
新しい電池を入れてみてぇ、もだめ。接続が悪いのか?コンセント関係すべてチェック、やっぱり動かない。
あぁ、とうとう寿命だな。まっ、リモコンで良かった。ネットで買えばいいんだし。
なっ、アマゾンで探したら、あるわ、あるわ!同じような録画機用リモコンがずらっと並んでる。上位に出て来るのは純正品だな、うーん、かなり高い!
下にスクロールして行くと、ほれぇ、安い代替品が並んでるじゃないか。でも、見かけは同じようでも、我が家のパナソニックに合ったものじゃないと使えない。製品番号どこ見りゃいいんだい?
取説とかも引っ張り出してみたが、記載なし。どこだ、どこだ?あっ、この辛うじてうっすら見えるこの記号と数字がこのリモコンの型式か?何年も使い続けて来てすり減ってて読めないぜ。明りの下に持ち出して、上から下から、右左、矯めつ眇めつして、N2QAYB000188 やっと読み取れた。
これに適合する代替リモコンは・・・あった、あった、なんと安いじゃないか1206円、純正品の1/3だぜ。この価格なら、ダメもとだな。楽天にも同じ製品出ていたけど、400円も高いし、アマゾンはすぐに届くてのが魅力だな。録画したい番組は毎日あるしなぁ。よしっ、ポチッ!
よしよし、2日で届いた、さすがアマゾンだな。

で、電池を入れて、スイッチON!
えっ、どうしたの?全然反応なしだけど。
電源入らなきゃ、他の機能が働くかどうかなんて問題にならんじゃん。電池の入れ方、間違いないよなぁ。何度も何度も試して、ダメだ、こりゃ。がせ、掴まされたぜ。簡単な説明書見ても、適合機種を確認ください、って、もう何度もチェックしてお前を買ったんだってえの。
どうする?返品して再度別の製品注文し直すか?またまた不良品だとうんざりだし、今度は高くても純正品か?
だいたい、なんだよ。もう、くたびれた、って。

お前が力尽きたりしたからこんな無駄骨折らされるんたぞ。なんとか言え、役たたず!ってやたらボタン押してたら、あれっ、録画機電源入った。えっ、じゃあ、動くってこと?
録画も再生もまったく問題なし!なんの加減だ?一時のふて寝だったのか?手荒い使用に対する無言の抵抗だったのか?だったらそう言えよ、最初から。って、無理だよな。
頼むぜ、これからもヘソ曲げたりせずに、大切に扱うからさ。
購入の代替品は無駄になったが、長のお付き合いのリモコン様が復活してくれたから、怒りもうんざり、がっくりも消え去った。1206円の無駄な出費も勘弁してやろう。
まっ、まぁ、良かった、機嫌直してくれて、よしっ、さっそく録画だ「町田智浩のアメリカの今を知るテレビ」。

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NHK見直した!ってNHK+で『いちげき』見たんだが・・・

2023-01-10 11:36:20 | テレビ
正月3日に放送された時代劇『いちげき』、

見逃したんでNHK+で見た。
いゃぁぁ、いいねぇ、NHK!見逃しても後追い可能!ご立派、って書きたかったからって気持ちもあったんだ。もっとも今じゃTverもあるからNHKに限らんけどね。
年末、でもないか、でも12月中、に放送された『忠臣蔵狂詩曲NO5 中村仲蔵出世階段(しっゅせのきざはし)』

これ録画してあったの見て、わっわっ、すげえぞこいつ!っていたく感動したから、『いちげき』の方もさぞや楽しませてくれるに違いない!って確信しつつNHK+漁ったんだ。宮藤官九郎の脚本だってことだし、ネット記事で「衝撃的な作品!」とかって大絶賛してたこともあってさ。
尊敬する宮藤官九郎の台本だけあって、突如飛び出す今風言葉やあっと驚く勝海舟や相楽総三のカリカチュアなんかに、うん、さすが官九郎だって感じ入りつつ見ていたんだ。が、どうも、違和感のしこりがじわじわと大きくなっていって、わっ、痛快!とか、さすがの展開、とか、非正規侍を取り出す時代感覚の鋭さお見事!と感じ入る一方で、なんか違うんじゃねえの?見終わった時には、礼賛のほとぼりも冷めてしまった。
うーん、この後味の悪さはなんだ?
まず思いついたのが、非正規暗殺集団に仕立て上げられる百姓たちの描き方だ。無知で臆病でドジでへいこらしてて、って如何にも紋切型でカッコ悪いってことだぜ。幕末のこの時代、百姓ってこんなんもんじゃないだろ。新選組の近藤、土方、はじめ、長州の奇兵隊も百姓多数だし、10年後に戦われた西南戦争じゃ、平民上がりの軍隊が薩摩の武士団圧倒したしな。なんて、史実を持ち出す野暮はしない。
この無知、どじ、臆病連中が侍憎しの一念で薩摩浪人と対等に渡り合えるようになっていく、ってこの作り方だよな、なんかありきたりでしらけるのは。
武士階級と虐げられる百姓って階級対立の構図が、いつの間にか、妹を虐待された怒りと、弟分あるいは男色相手?を殺された薩摩の強面との復讐戦にすり替わってしまってるのも、それって、見る側を駆り立てるのに楽なんだよなって見切れてしまった。だめだよ、安易だぜ。
最後の総攻撃仕掛けて、この暗殺集団「一撃隊」は全滅だ、どう贔屓目に見ても生き残れるのは主人公一人がいいとこだろ、って思ってたら、なんとほぼ全員生き延びてた!えっ、それってお正月番組ならではのご祝儀ってこと?
さらに、隊を指導した新選組上がりの武士は、ひょうひょうと去る。それはいい、きっと彰義隊に加わるか函館五稜郭の闘いにはせ参じるのだろう、と、見送つていたら、なんと、その後を隊中紅一点のキクが道行さながら追うんだぜ。
さらにさらに、大量に薩摩浪士を殺した主人公は村への帰り道、道を尋ねた村人に差していた刀をやって、「要らなくなったものは捨てりゃいいんだ」って晴れやかに言い放つんだ!
うぉーっ!そりゃたしかに、武士の世が終わり、維新の新しい時代が待ち受けちゃいるんだが、このあっけらかんとした明るさは何よ。
正月番組はおめでたくお開きしなくっちゃ、なんて考えてるとしたら、そりゃあまりにも頭の方がおめでたいっていうもんだぜ。
『仲蔵・・・』についちゃ、いつか書きたいが、今、ホームページ見てみたら、文化庁芸術祭テレビドラマ部門大賞受賞だってよ。
たろう、だろうの納得だぜ。

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来たぞ!100分de名著「フェミニズム」

2023-01-04 12:33:50 | テレビ
来た、来た、来たぁぁぁ!
100分de名著、正月初っ端から「フェミニズム」だぜ。

やるよなぁ、この番組。時代の課題を鋭く突く特集を組み続けてる。100分で何が判る?なんて上から目線で批判するなよ。決して速読、飛ばし読み時代に迎合する番組なんかじゃないからな。しっかりした構成、的確な解説者、気の利いた司会者、それと何より今こそ求められる名著の選択、スタッフたちの問題意識の明確さ、確かさが現代の名番組を支えている。
年頭を飾る今回は、4週分を一気に凝縮、文字通り100分でフェミニズムを語り尽くした。いや、尽くしちゃいないだろうが、軽く総ざらいした。案内役は4名、女性について研究、著作、翻訳、活動を続けて来た人たちだ。進行役もいつもの安部アナウンサーと伊集院光に代ってバービー、あっ、バービーは勉強不足かつ問題意識の軽さで足引っ張ってたけど、すべて女性だ。
番組のホームページにこの企画の意図と実現の裏話が載っている。
<「RBG 最強の85歳」という映画・・・性差別と戦い続けた米最高裁判事ルース・ベーダー・ギンズバーグを追ったドキュメンタリー映画です。2人の監督、7人のプロデューサー、撮影監督、作曲家はじめ、制作のリーダーを全て女性が務めたことで話題を呼びました。・・・全体として、女性たちが舵をとったからこそ、今までにない、視点の深さと面白さがにじみ出ているのではないか・・・>。なるほど、女性がすべてを仕切るって狙い、まさに来る時代をいち早く呼び込むものだな。
 <誰もみたことのないことを見せるのがテレビの面白さの一つだ、もっと言えば、テレビの重い使命の一つだ>。そうそう、その心意気だぜ、今のテレビに欠けているのは。でも、これを企画したのも女性?っと思ったら男だった。ちょっとがっくり。きっと裏を囲む制作スタッフも男中心なんだろな。この辺が、現実の未熟さを示しているが、まっ、いいだろう、とにかく必要な内容なんだ。
4人の助言者の最初は、法律学者加藤陽子。菅から学術会議会員への任命を不当に拒否された人ね。彼女が紹介した名著は『伊藤野枝集』森まゆみ著。家事、妊娠、出産、子育てと女性に過剰に押し付けられる性的分業にあえぎつつも必死で自己実現を追い求めた野枝の生きざまを見つめながら考えた。
翻訳家の鴻巣友季子はアトウッドのディストピア小説『侍女の物語』を紹介しつつ、産む役割と男を楽しませる役割に局限された未来社会が実は今の時代にも生き続けていることを指摘していた。
上間陽子は『心的外傷と回復』ハーマン著を取り上げつつ、性的虐待の横行とその被害にあった女性たちの心の癒しについて語った。特に、沖縄、常に暴力的存在としての米軍と兵士に囲まれた沖縄での少女たちの厳しい現実の描写と実践活動の報告は心打つものがあった。SNSでも同じ感想が見られたな。
最後は上野千鶴子。そうだよなぁ、フェミニズム語るなら、この人がおおとりだよ。セジウィックの『男同士の絆』、イギリスブルジョア社会の家父長制が男と男の強い友情によって固められていて、そこから、ホモセクシュアルへの激しいバッシングが生まれ、さらにはミソジニー・女性蔑視へと繋がって行くという男社会の解釈理論を紹介してくれた。ついでに、その内容をもっとかみ砕いて書いた自著『女きらい・ニッポンのミソジニー』をちゃっかり売り込んでいたりして。
男にとって大切なのは男の承認であって、女性はその媒介でしかないって指摘は、日本全国津々浦々自民党おやじ政治に平定されている日本の実態を解きあがす鍵になるなぁ。少しでも頭をもたげ、声を上げる女性を異様かつ執拗に叩いて鬱憤を晴らしているヘル日本男たちはまさにこの家父長制の男風呂のいい湯だなと、どっぷり浸かっているんだろう。
で、どうしたらそんな絶望の男社会日本を変えて行けるのか?
上野姐御のズバリ一言!
「そりゃ波風立てることしかないでしょ」
ここ数年、多くの女性たちが八方乱打されながら、湖面に石を投げ続けている。性被害の認定を求めて裁判を戦い続けている伊藤詩織さん、自衛隊のセクハラを告発続ける五ノ井里奈さん、少し前だが#kutookの問題を投げかけた石川優実さん、そして、今現在、ミソジニストとネトウヨと性的マンガオタクたちにめちゃめちゃ叩かれ続けているColaboの仁藤夢乃さん・・・
彼女たちが必至に立てた波風を、男の俺として、どう煽り続けていけるのか、改めて突きつけられた100分de名著だったぜ。
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NHKはぶっ壊したくない!

2022-11-28 16:31:09 | テレビ
月曜日夜、10時25分から「100分で名著」の時間だぜ。あっ、NHKの地デジEテレな。ほら、「グレーテルのかまど」の後すぐだから、続いて視聴、って言ってもいつも録画して後から見るんだけど。
今回はルボンの「群衆心理」。

うーん、再放送だけど、今の時代、痛切に響く内容だなぁ。なんとフランス革命時の本だってよ。時に社会の改革の道を開くこともあれば、激しい抑圧や非道な虐殺さえ先導してしまう群衆。その集としての性向や操る術など、ヒトラーなど例に上げながら探っている。
今や、世界は独裁国家だらけじゃないか。民主制だからって安心しちゃいられないぜ。陰謀論やフェイクニュース、大盛況だろ。大元のアメリカ、選挙も不利な結果なら、インチキだ!って知らばっくれる国民が半数近く!群衆心理を巧みに煽るトランプみたいな人間次々に出て来る予感!怖いなぁ。
世界は群衆化、デマや大声、ワンフレーズにどんどん引きずられて行ってるぜ。
だからさぁ、この名著「群衆心理」を今再放送するって、担当者の良識の発露だよ。世界が見えてるんだよ、この本だけのことじゃないけど。名著の選択や解説者の人選、切り込み方、時代の様々な課題を見事に抉っていると思うな。
100分de名著だけじゃない。各種のドキュメント番組も、ほんと、見応えあるものが多いんだよ。「世界のドキュメント」とか「ねほりんぱほりん」とか「ヒューマニエンス」とか、知性あり、ユーモアあり、問題意識あり、なんか、テレビ画面を通して作り手の知的で真摯な姿が浮かび上がって来る気がして、おぉ、おぬし、やるな!って膝ぱっちんしてしまう。
そのNHK、あちこちから攻められ突っ込まれ罵倒され、いやはや大変だよな。N党なんかしつこく下品に絡んで来てるし、反対側からは政権への忖度多過ぎ!って政治部の姿勢がやり玉に上がってる。たしかになぁ、ニュース報道や政治番組は政権・自民党の意見垂れ流しの部分多くてひどいもんだけどな。
でも、裏?じゃいい番組送り出してるんだよ。それだけ優れたスタッフを抱えてるってことさ。才能も批判的精神も良識もきっちり持って地道に仕事してる。
だからさぁ、NHKはぶっ壊れて欲しくない、これ、痛切な実感!
ただし、条件が付く。権力や財界からの口出しに振り回されず番組作るってこと。
今、ネットじゃ、以前の文科事務次官前川喜平さんをNHKの会長に推薦する署名が広く賛同を集めている。もちろん、俺も署名したさ。これまでの会長は経済人の天下り、「政権が黒と言うなら、白とは言えない」なんて平気で口に出すおもねり野郎たちだったからねぇ、ここらで文化にも素養があり、毅然と自立する胆力を持った人にNHKの舵取りをしてもらいたいじゃないか。
で、その前川さんの講演会が、南陽市宮内の藏楽である。12月3日(土)14時からだ。入場料500円。安倍政権が、引き回した忖度政治、記録文書廃棄、抹消の暗黒政治の手の内をはっきり示してくれるんだしゃないかな。NHK会長に推薦、はともかく、高級官僚の中にあっても自分を偽らずに仕事し続けた人の話は、聞いてみる価値大だと思うぜ。
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