ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

サッカーって日本人向き?

2024-08-23 09:03:10 | スポーツ
すげえなぁ、海外のチームで活躍する日本人選手、50名超えたってよ。
しかも、イギリスとかスペインとかドイツとかって、先端的リーグの活躍も少なくないって。
試合のあった日の翌日にゃ、必ず日本人選手のゴールが報じられる。まっ、そんな個々人伝えてるってことは、まだ珍しいからなんだろうけど。

日本人選手がサッカーで競技に上手くフィットしつつあるのは間違いないんだろう。



野球とかラグビーと違って、サッカーは全世界的な人気のスポーツだからね、ここで評価を得られるってのは、ちょっと鼻高々になったりして、って、おめえの手柄かよ。

にしても、どうしてサッカーなのか?まっ、野球もそれなりに頑張ってるけど、ラグビーとかだとまるで歯が立たない。
理由は簡単、体の違いだ。
体ぶつけて真っ向勝負ってのは、いくら日本人の体位が向上したとは言っても、遺伝的に無理があるよなぁ。

サッカーだってぶつかり合うぞ、って言っても、正面切ってってわけじゃないし、巧みな選手は接触を上手に避けたり、圧力を外したりできるから、逞しい体てのは必須条件にゃならないんだよな。

それよか、敏捷性の方が役に立つわけだ、ドリブルとかパス回しとかじゃ。この機敏な動きてのは、日本人の体形にぴったりなんだと思うわけさ。重すぎず軽すぎず、太すぎず細すぎず、ちょうどいいんだよな、間違いなく。

以前は身長の不足が、欠点として挙げられて、特にディフェンスの勝負じゃ見劣りしたが、最近は180cm超の選手も増えて来て、そこも見劣りしなくなって勝負になるようになって来た。
と、同時に170cmそこそこって選手も活躍できている。向いてるよなぁ、日本人に。

も一つ、サッカーで大切なのは、全体を見渡す視野の広さと散らばった味方選手を巧みに利用する瞬間的な判断力で、これはチームプレイの重視ってことでもある。

これは個人の能力同様チームの協力を大切にするアンダー世代からの育成方針が効いている以上に根っからあるFor The Teamの意識が大きいんだと思う。まっ、日本的感性で、諸手を上げて賛成しにくい面もあるんだけど。

で、それは個の能力を発揮しにくい風土にもつながっていて、そこがこの先の課題になって行くんじゃないかな。
もっとも、世界のトップリーグで活躍する三苫とか久保とか南野なんか、どんどん自分を主張するプレイスタイルで成功しているので、あまり心配する必要はないだろうね。要は兼ね合い、バランスってことだ。

世界の主力チームと互角で渡り合うまでにはもうひと頑張りが必要だろうけど、そんなに先の話しじゃないと思うぜ。

も一つ不足していた、海外でのプレー経験てのが、急速に付きつつあるからね。自身の可能性に掛けて、どんどん飛び出して行く若者たちの存在は頼もしいねぇ、それだけでも、楽しみを与えてくれる。

ジジイにできるのはそんな選手たちの動向をチェックしながら声援を送り続けることだけだけどな。
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スポーツの感動って?

2024-07-29 17:03:28 | スポーツ
阿部詩ちゃん2回戦敗退で号泣?おいおい。
兄ちゃんの一二三が、妹の分まで頑張るって?やれやれ。
白血病克服の池江璃花子、高校生の自分に勝てず準決勝敗退!?

好きだねぇ、メディア、スポーツ感動物語が。

高校野球とかも、もろこれだぜ。勝負周辺の感動ストーリー。
いい加減にしてくれんかなぁ、勝負は勝負、スポーツはスポーツだぜ。

スポーツは何でも好きな俺だけど、オリンピックはねぇ、なんか国威発揚、メダル獲得競争をあおって熱中てのがどうにも性に合わない。あんまり国なんて背負わないでいいんじゃないの?肉体の限界、気力の究極を競い合ってくれれば、それで見てる側としちゃ満足するんだよ、まっ、俺の場合ってことかね。

だから、兄妹揃って金メダル、お兄ちゃんと一緒、とか、病苦を乗り越えての挑戦とか、こういうわかりやすい感動物語って、選手や競技の真の素晴らしさやそこに至る努力を覆い隠してる気がするのよ。

メディアが押し付けるちゃちな物語なんて、ネットフリックスでやってくれ!おっと、そんなありきたりのストーリーなんてネトフリじゃ通用しないけど。スポーツの感動は、競技の場でこそ、圧倒的に迫って来るもんだと思うんだ。

なんて、憎まれ口を叩くのは、昨日?まさにその感動のシーンを体験させてもらったからなのさ。

この試合負けたらグループリーグ突破は極めて難しくなるって厳しい状況で戦われたサッカー女子のブラジル戦。日本時間深夜12時?あっ、こりゃ録画して翌日早々に、ってパターンだな、年寄りに夜更かし禁物だし。

でも待てよ、なんか負けそうだし、せめてジジイも一緒に、ライブで応援してやらなきゃ見捨てるようで心苦しい、よしっ、試合終了は2時を回りそうだが、モニターに首ったけで声援、おっと、夜中なので声出しは厳禁、するぞ。

って、あぁ、やっぱりなんか上手くいかんなぁ、田中美南が絶不調!実力は上回ってる気がするんだが、空回り、こりゃ典型的な自滅パターンだ。
いかんいかん、評論家は不要、応援あるのみ。だが、
1点リードされて試合後半ロスタイムを残すだけ、ブラジルは絶対エース・マルタをベンチに下げて、勝利確信の体勢、悔しいけどそうだろな、次はスペインとの決戦だし。

ところがだ!なんとここからドラマが、本物の劇的展開が待っていた!

途中交代で入った谷川萌々子がドリブルで一気にペナルティエリア侵入、あぁ、ボール奪われた、残念、一人気合い入れてもダメなのか?
おっ、審判が試合を止めた。

VAR介入、で、ペナルティキック!同点のチャンス!!

キッカーは誰だ?前半失敗してる田中はないだろ、っと思ったら、キャプテン熊谷、これ以上ない悲壮な表情でボールをセット!
すべての責任を主将自ら負うことを覚悟したんだな、そう、ここにこそ物語がある。
ここまで当たりに当たってスーパーセーブしまくりのキーパーの逆を突き、見事ゴール!同点だ。
良かった、これで、次の試合に予選通過を預けることができる、これで十分だ残り時間は数分、耐えろ、守りを固めろ!なんてのは、ジジイの消極姿勢、チームは攻める、攻める!

そして、ついに、感動の瞬間がやって来た。
谷川が、読みあり、技あり、勇気ありのワンタッチループシュート!?
ボールは飛び出していたキーパーの頭上を越えてゴールネット内で跳ねた。



19歳だぜ、オリンピック初出場だぜ、ラストぎりぎりでの交代出場だぜ!

うんもう、飛び上がって歓喜の雄たけび、は、夜中なんでできないんで、椅子の上でゆさゆさ揺れて拳を突き出し続けた。

どうだい、これがスポーツの感動ってもんだろ。身の上話とか、家族の苦労話とか、年少時の天才ぶりとか、そんな逸話はまったく不要だ。
このロスタイム数分に込められた選手たちの必死の躍動、そして、若き谷川の神がかり的プレー、これぞ、感動でなくてなんなんだ!!!!!

残り時間をしっかり締めて試合終了の逆転勝ち。

ほんと良かった!何がって、こんな素晴らしい歴史的瞬間を選手たちと共有できたことだぜ。しかも、ライブで!

顔を覆うマルタの様子にもドラマがあった。彼女は38歳、この試合がAマッチ200試合目だった。

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サッカーは別腹?!

2024-04-30 10:16:44 | スポーツ
U-23アジア選手権準決勝、夜中の2時半キックオフだってぇ。
さすがにリアルタイムで付き合うのはムリ、日々休日の年金ジジイにゃ夜更かしは寿命を縮める。録画して朝になったら見るってことに。

これ、いろいろハードルが高いのよ。

俺専用のハードディスクに保存するんだが、そのためには、居間のメイン電源をオンにしておくことが必要なのさ。夜、寝る前に神さんに切られちまう危険をどう回避するか?夜更かし比べに勝たなくっちゃ。

寝起きも危険だ。寝ぼけ頭でスマホチェック、これがいつもの朝習慣、ついうっかり結果を知ってしまう恐れ大!怖いぃぃぃぃ!
対策は?寝ぼけない!目覚めるとともに、試合のことを思い浮かべる。

幾つかの難問をクリアし、おっ、なんと5時半に目覚めだぜ!
さっそく録画視聴を開始!

おぉ、カタール戦で目覚めた細谷真央、技ありゴール!エースが決めれば、この試合は大丈夫、



って、ほら、荒木も続いたろ、勝負ありだぜ。



パリ五輪出場を決めた!選手たち、おめでとう、そして、さらに楽しみを与えてくれてありがとう!

やたらデカい顔してる野球以外は何でも好きな俺だが、サッカーは格別だな。夜中だって見ちゃうし、録画も欠かさない。別腹って言っていいかな。理由は、

世界中に広くひろがってるってことだな。先進国も貧乏国もない。世界の若者たちがスタジアムでの活躍を夢見てボールを蹴っている。芝のグランドで、ビルの合い間で、がれきに囲まれて。
しかも、用具はボール1個!って、公平だしな。まっ、スパイクはあった方がいいが。

誰でも、努力と才能しだいで、世界のトップリーグに移籍が可能だし、有名選手になって稼ぐなんて夢を叶えることができる。開かれてるのさ、誰にでも。

各国のプロリーグでは、国籍も人種も宗教も、基本、問われることがない。外国籍の選手、肌の色、髪の色、髯の濃さ?による相違など問題にならない。
嫌韓ヘイトがおさまらない日本であっても、韓国の選手は大勢活躍しているし、日本育ち北朝鮮代表、その後日本で解説者、鄭大世 なんかも居る。
東南アジアの選手も増えてきているし、そのうち中近東やアラブ圏の選手もJリーグに登場するようになるだろう。低迷中の中国の選手もいつかね。

FIFA国際サッカー連盟も差別やヘイトに対してきつーく対応している。差別言動のあった選手の衆生停止はもちろん、ファンについても永久追放!なんて厳しい裁断が出されたりするしな。まっ、時に熱狂的なファンが大きく踏み外したりもするんだが。

今勝利の余韻浸ってる日本代表、これはナショナルチームなので国籍は問われるが、両親に日本以外のルーツを持つ選手が少なくないんだ。ゴールキーパーは3人のうち2人、小久保玲央ブライアン野澤大志ブランドンはダブルルーツだし、 主将の藤田譲瑠チマ も、左サイドの佐藤恵允 もそうだ。

これらダブルルーツの若者たちが、当たり前にチームの一員としてる。その活躍の様子がサッカーファンを通し、さらに多くの人々の意識に定着して行く。まさに多様性が力を発揮しているってことだ。

人種なんて関係ない。一人一人の人間が大切だ。多様性こそ力だ、これからの社会の在り方だ!そんな意識を広めるためにも、サッカーの果たしている役割は大きいんだよ。

さっ、次のウズベキスタン戦も勝って、気持ちよくパリに行ってくれ、若者たちよ。



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やっぱり今日は、W杯スペイン戦でしょ!!

2022-12-02 13:30:14 | スポーツ
隠れサッカーファンだからね、今までサッカーのことなんて書いたことなかった。見るのは代表戦くらいだし、経験と言ったら小学校の1、2年くらいしかないから、技術についてもフォーメーションについてもまるでわかっちゃいない。
おこがましいってもんだよ、サッカーでブログ書くなんて。

しかし、さすがに今日は・・・・書くだろ、スペイン戦!
夜中の4時キックオフ!どうしよう、寝ないで見るか?一旦寝て早起きして見るか?
おいおい、翌日用事もないリタイアジジイなんだろ、頑張ってリアル応援しろよ!って、心の声も粘着力あって迷った。
うーん、でもなぁ、生活のリズム崩すと辛いんだよ、年寄りは。無茶するとその分寿命が縮む、いや、これほんとだから!
無理せず、録画しておいて朝一で応援しながら見る、これで行こうぜ、勘弁してくれ選手たち。その代わり、どんな悲惨な試合経過になっても、見捨てず最後まで応援するから。正直、0-2、よくて0-1、幸運?なら1-2、絶対負けるって思ってたからね。コスタリカの例あるだろ、3点以上の袋叩き!?だってあり得るさ。でも必ず最後まで付き合うから。
録画で見るってのも、実は様々な障害があるんだよ。一番大切なことは事前に結果を知らないこと!勝とうが負けようが、先行き知ってて見るんじゃ応援にならない。たとえリアルタイムからは4時間遅れでも、ハラハラドキドキ、一喜一憂は選手やスタンドのファンと共有したい。試合とともに心を動かしたい。だから、結果は絶対にシャッタアウト!真っ新な気持ちで応援しなくっちゃならない。
が、これ、なかなか難しいんだぜ。朝起きてから録画のモニターに向かうまで、一切の情報を遮断しなくっちゃならんからな。
まず、スマホ。今朝は神さんが小学生に本読みする日、朝食の支度も早くしなけりゃならんって、、スマホのアラームをセットしてた。も、もしかして、アラーム鳴った時、試合結果の速報とか出るんじゃないか?もし、余計なお節介通知入ったら、その時は、その部分を咄嗟に手で覆って、アラームを切る。アラーム解除したら画面は即座に裏返してそれ以上見れないようにしよう。夢うつつで必死に動き方を頭に叩き込む。鳴った。即も止めた。よしっ。
次はテレビだ。神さんがニュースなどつけないように、コンセントを抜いておこう。気づかれたら?しらばっくれる。なんか、サッカーのために右往左往してる恰好見せたくないものな。
新聞は、明け方の試合だもの結果なんて出ているわけないが、念のため、郵便受けに入れたままにする。
と、万全の体制を整えて、まっさらな状態でモニターに向かった。コーヒーも持ち込もうかと思ったが、そんな、余裕の観戦じゃ申し訳ない。姿勢を正し、画面と面と向かう。ただ、やたら試合前のCM多過ぎるぜ。2時間近くも流してやがる。早送りですっ飛ばすが、それでも30分以上、ええい、勿体ない!読書だぜ。
いよいよ始まった。うわぁぁぁ、全然、個々のレベル違うぜ。上手いぜ、スペイン。サイドやられっぱなしだし。ど真ん中ノーマークでヘディング、早々1点取られたっ!この調子じゃ最悪の予想が現実味を帯びて来た。
落ち込み暗い気持ちでひやひやしながらなんとか前半終了。1点ビハインドで乗り切れたけど、ボールの支配は圧倒されてる。もう、これ以上、見ちゃおれん、って寝た人多かったんじゃないかな。ドイツ戦と同じで。録画組のこっちも一瞬、もう見るの止めるか、って思ったさ。このまんま滅多打ちされるの見てたら、こっちも精神的にダメージ受ける。ほらこの間のコスタリカ戦みたいに、まるまる1日、どん底気分だったもの。
いやいや、いかん!夜中お付き合いしなかった分、せめて最後まで見届けなくっちゃ。それが仁義?ってもんだぜ。切り札の堂安、三苫、浅野いるしなぁ。そうだ、信じるんだっ!
って、気合いを入れ直して後半戦に入った。
なんてことだ!またまた堂安だぜ!!!
立て続けに三苫の折り返しに田中碧だぜぇぇぇぇ!
逆転した後のスペインの猛攻、40分、もう心臓バクバクで祈ってた。こんなぎりぎりのプレッシャーを耐えきれる選手たちって、どんだけ凄いメンタルしてるんだ!
ついに、耐えきって、勝利!

日本サッカーの歴史的な1戦、リアルタイムじゃなかったが、この途方もない試合に同行できた。こんな宝石のような時間をともにできて、感動に涙した。
次回はクロアチア戦、夜中でも0時キックオフ。今度は寝ないで応援しなくっちゃな。



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