降ったぜぇ、第一級の寒波襲来!って、本当にやってきやがった。一昨日までそちこちに地肌見せてた畑も一面雪に覆われて、今朝は朝から雪掃きだ。やれやれ、これから3か月、雪国暮らしが始まるってわけだぜ。まっ、ここまで1か月、冬らしい冬もなく楽させてもらったから、ここは素直に真将軍到来に、ははぁぁぁぁ!と、ひれ伏すしかないな。
この年末は舞台プランの引き受け仕事でぎりぎりまで頭を悩ませていたり、我が家のお歳暮、餅つきとシュトーレン作りに追われたり、どうにかすべて済ませたのが30日。慌てて年賀状書き終えて、今朝は起き抜けから、郵便局までウォーキング。例年のことだ。ジムは年末年始休業、外はつるっつるで走れない。と、なりゃ、機会見つけて歩け、歩け、ってことだ。
明け方前から除雪車頑張ってくれたから、幹線道路はきれいに掃き清められている。歩きやすい、なんて思ったら大間違い。うっすらと覆った新雪の下はつるっつるの鏡氷!一歩、足の踏み方を間違えれば、ものの見事に驚天動地、あっという間に道路に叩きつけられた。いかん、いかん。凍結した雪道の歩き方をすっかり忘れていた。
雪道の歩き方①、歩幅は小さく!そう、ちょこちょこ歩きね。その②、重心は常に足の真上に!偉そうにそっくり返って歩けば即っくり転倒。その③、足裏全体で着地。ウオーキングの原則、かかと着地はこの際忘れよう。その④、着いた送り足を蹴っちゃならない。足は上に持ち上げて前に出す。その⑤、歩く部分は見た目に騙されない。きれいに払われ新雪で薄化粧した肌こそ鬼門、人間の女と同じ?そ、そんな失礼な除雪道路に例えるなんて。除雪の境界ぎりぎり雪が残っているぼはぼはの部分か、除雪車のタイヤのわだちを選んで歩く。除雪車はチェーンを巻いているで、雪面の氷がギザギザに彫られているので滑りにくい。
なぁんて、一つ一つ思い出しながら歩みを進めるも、危うく転倒しそうになること、なんと10回!うち1回は見事すっころんだから、転倒率1割まぁまぁかって、右肩しこたま打ったから、こりゃきっと後に尾を引くぞ。やれやれ雪国くらしはなぁ。
なんてため息つくばかりじゃない。ちょっと横道に入り込んでみれば、この美しさ。雪と風がコラボした見事な造形美だ!
昨夜、強い吹き降りだったからなぁ。寒い日の雪は屋根からなかなか落ちない。だから、
民話昔話か童話のような光景があちこちに散らばる。こんな美しい景色を見せられると、雪、いいんじゃない!って、ついついうそぶいてしまう。
1時間ぴったりかけて、年賀状出しウオーキングは終了。4.4キロのトレーニング。ちょっと足りんが、まぁ、大晦日だし、いいか。と玄関前にたどり着き、うわっ!雪がぁぁぁぁぁ!、屋根の雪が落ちてるぅぅぅぅ!除雪だよ、雪掃きだ。やれやれ、やっぱ、雪国だ。