田んぼ除草、お終い!お終い、お終い、お終い!
あんだけ頑張ったのに、コナギのでかい顔!刈りに刈ったっていうのに、畝間にゃホタルイつんつん!
入ろうか?もう一度。いや、ダメだ。切りがない。穂だって出始めたし、ここでずぶずぶ歩き回ったら根っこぶち切れ、受粉のお邪魔だ。ここは一つ、潔く諦める。本年田んぼ除草作業、めでたく?終了。よく頑張った!褒めてやるよ、自分。
ようやく田んぼ除草から解き放たれて、まず、さんなね(しなけりゃならん)仕事は畦畔の草刈りだ。丈高く生い茂ってイネの姿さえ見えない。このところの乾燥で、刈り難いとは思ったが、そんなこたぁ構っちゃいられない。すべての田の畦草を刈って回った。ここまで済ませて、本当に田んぼ作業とはしばしのお別れだ。あとは、水の管理だけ。
畑の方は、ジャガイモ掘りやラッキョウの収穫、秋野菜の畑作りなどなど、こっちが先だぜと迫ってくるが、しばし、しばし農作業から離れたい。
で、やることって言ったら、そりゃ薪作りだろ。去年、秋まで先延ばししちまったせいで、積み上げた薪材、秋の長雨にたっぷり浸かってしまった。湿り気の抜けない薪、お陰で一冬、煤と煙で難儀した。その轍は踏まんぜ、今年は。春、農作業が本格化する前、かなり頑張って薪切り、薪割りに精を出した。
町内深沼の果樹農家からリンゴとラフランスの木をもらったこともあって、気合い十分、ぶっとい幹には薪割り用くさびまで購入、すでに一冬分の薪を準備できた。残るは、南陽市の薪屋さんから買った1.9メートルの薪材3立米だ。こやつらもここで一気に刻んじまって、いつでもやって来い!冬将軍め、と行こう。
5月初め以来、ほぼ3か月ぶりのチェーンソー、切れ味の方はどうかな?混合油を満たし、オイルを補給して、いざ、エンジン始動!おおぅ!一発始動、気持ち乗って来るねえ。購入の薪材はどれもみなぶっとい。下に別の材木をあてがって、刃を当てる。おおーっ!切れる!抜群の切れ味じゃないか。力で押し付ける必要なし、回転するチェーン刃が勝手に木に食い込んで行く。直径30センチものが10秒前後で切り終えた。あっ、写真の方はかなり細め。
そうか、刃を新しいものに交換したばかりだったんだ。忘れてた。さすが、新品!いいねぇ、この切れ味。1本切るのに要する時間が短いから、1度のタンク満たんで、キャリーに満載、かなりの量を切り刻めた。1回分の獲物を雨の当たらない軒下に下ろし、さらにもう1タンク、約1時間。今日はここまで。早くも刃がなまってきて、刃先を研がなきゃならない。季節に追われているわけじゃないので、ゆとりの作業だ。明日は、今回玉切りした35センチ程度の木を斧で割る作業だ。切っては割り、割っては積み上げる。そんな作業が、あと5回ほど必要だ。このまま飽きずに続けられれば、盆前にはすべて薪準備完了となるだろう。
これまでこんなに段取りよく薪作りが進んだことはない。やっぱり果樹薪を大量にもらったことが大きい。人間、新しい経験にゃ燃えるもんなんだぜ。くさび使った薪割りとかな。