あと2週間!迫ってきたぞ、菜の花座公演:イーハトーボの劇列車。ようやく演出プランも固まり、装置もあらかた出来て(O君ありがとう!主役の賢治やって装置一人で作って、これはもう君の芝居だ)、残るは列車乗客だけ。これがねえ、出演辞退続出で大ピンチ!もうこなったら奥の手、演劇部員を動員することにした。
この芝居なかなか作りが難しくて、列車内のシーンが繰り返し出てくるんだけど、その乗客てのが結構大切な役割果たすんだ。詳しくはここで話す訳にはいかないけど、ともかく大切な役なんだ。本当は手慣れた大人、それも年齢もばらばら、個性もそれぞれって大人が欲しいんだけど、そんな人いるわけないでしょ。で、仕方ない!困った時には演劇部!ってことで、3年生と1年生男子に頼み込んで出演してもらうことにした。
昭和初期に高校生が夜汽車に乗ってるなんてあり得ないから、当然、衣装やメイクでそれらしく作ってあげなくちゃならない。それも容易でないけど、もっと大変なのが、この乗客たちが、重要な役割を果たさなくちゃならないってことなんだ。うーん、ズバリ書けないってもどかしい!それが集団演技?なんだなぁ、これが。とすると、確実に一緒に集まれる高校生てのはうってつけてことなんだ。いざとなったら、学校の練習時間に稽古できるし。なぜ、二年生がいないか、残念ながら彼らは修学旅行中。2年男子の方が大人ぽくて良かったんだけど、仕方ない。
と、まあ、奥の手まで出してようやく出発準備完了ってところかな。明後日からはいよいよ休み無しの連続稽古が始まる。これまでなんやかんやと忙しさにかまけてさぼって来た分を必死で取り戻さなくちゃならない。そうそう、照明も演劇部員だから、こっちのプランも僕が作らなくちゃなんない。ご招待の発送もまだだし、やることいっぱい、手一杯!
ってことで、これから最後のシーンのプランを考えます、っておいおい、まだなのかよ!!