いろんな流行あるよな、最近なら「蓮舫流行ってる」なんてのトレンドに上がっていたし、今日見ると落選運動なんてのも関心集めてるみたいだ。
世の中、多くの人の気持ちにマッチした言葉や行動が、一気に人気博して、トレンドひた走る、あっという間にトップ集団に躍り出たと思えば、数日で消えてる、って栄枯盛衰ままならぬ流行ものの常だよな。
アンテナ張って時代の空気を少しでも読み取ろうとしてる身としちゃ、ここ数日、一人街宣、ボッチスタンディングてのが目についたなぁ。
これ別に新しいトレンドじゃない、俺だって以前からやってるし、れいわ支持者で一人こつこつ続けてる人は少なくない。
が、ここ数日、ちょっと別次元にレベルアップした感ありなんだなぁ。
著名人って言うか、何も街頭に一人立たなくたって意見表明できる場はいくらだってあるだろ、って人たちが、なぜかボッチスタンディングを始めてんのさ。
きっかけは、杉並区長の岸本聡子さんじゃないかって思うだが、いや、社民党の大椿裕子さんも早いぞ。でも、インパクトの強烈さから言って、岸本。
区長だったら、記者会見するとか、講演会開くとか、いくらだって手段はあるはずなのに、彼女、街頭に立つんだよな。それもお仲間や手下?など一切引き連れることなく、一人立ち、ひたすら通行人に語り掛けてるんだ。
これ、新しい光景だと思わないか?
そら、地方議員ならわかるさ、何としても顔と名を知ってもらいたいし、日ごろの顔見せが次の選挙に効いて来る、これって常識。
でも、区長とか国会議員とかが、駅立ちとかするか?それも選挙なんて間近に迫ってるわけでもないのに。
このやり方に感じるところあったんだろうな、福島みづほも始めた。法政大学前総長の田中優子さんも立った。
うーん、このブーム、どんな感染力なんだろ?
直に人々面と向かう、政治家の原点に立ち戻ろうって意識、マイクさえ通すことなく直接語り合う、それこそ、大衆政治家のあるべき姿、って意識あるだろうな。
それと、組織とか、支持者とかに守られることなく、一人生身を晒すことに自身の決意と勇気を表現できるとも感じてもいるだろう。
で、何より、地位とか身分とかすべて差っ引いて、一人の人間として主張する、この潔さ、そこに原点を確認することができるんだろうな。
この一人決然と立つ、政治活動の在り方、着実に広がっていて、この動きこれからますます広がって行きそうだよな。上の写真は東京女子医会の会長さんだって。
プラカード掲げてるだけで、どんだけ影響力あるんた?ってケチ付ける人は、人の心が掴めてないんだと思うぜ。
足早に横を通り過ぎて行く人たちにも、確実に言葉以上の何かが届いているんだよ、きっと。