ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

沈む日本、壊れる暮らし!

2025-01-31 11:09:10 | 世の中へ
うわっ、道路陥没!
トラック落下!
深さ10メートル、運転手救出できず!ええっ?



な、なんてこっちゃ、首都圏で、老朽下水管が破断して、下水が地中に溜まったからだってよ。

お、おい、そこら中、危険地帯なんじゃねえか?
流れ込む下水を他の配管に導くことも出来ず、近くの川に流すって、上水に使ってるんだろ、川の水!?
下水どんどん流れ込んで、復旧はしばらく無理!
で、地域の人たちは銭湯行ってくれ、って、いつの時代の話しだよ。

しかも、運転手は74歳!

そう言えば、こんなのもあった。
鉄道跨ぐ高架橋から鉄骨が落下!

うへっ、怖っ!ありゃ足立区って近くじゃないか。

橋げたが抉られて危険!なんて報道もあったぞ。

日本全国、どこもかしこも危険がいっぱい!トンネル崩壊、橋落下、道路陥没、高速道路も老朽化、なのに、点検も修理も手が回らぬ。金ない、人ない、やる気ない?

どうもなぁ、日本中あちこちでガタが来てるってことだぜ。

能登の被災地も1年以上経った今も、放ったらかしてるだろ、もはや見捨てる政府意図ははっきりだ。もちろん、避難所の体育館雑魚寝についても、見直しのつもりさらさらなし。

能登への対応で、過疎地の先行きはもう見えたな、自然災害だろうと人口減少だろうと自分で何とかしろ、自助だ、共助だ、自己責任だって、つまり、棄民、棄村もこれが基準。

以前だったら、台湾や中国の災害復旧見たら、先新日本だ負けてられるか!って勢って対策こうじたはずなのに、もはや、そんな気概も失せてしまった。
元気なのは、ヘイト全開の嫌中、嫌韓の愛国者だけ。中国人の短期ビザに怒り心頭、っなことより愛する美しい国日本の衰退に目を向けろって。


所得は下がる物価は上がる。高負担、低リターン。生産も暮らしも壊されて、もう我慢ならんとトラクターデモ!3月30日は東京にも集結する。


なのに、軍備増強40兆円!ミサイルずらっと並べて、国守るって、ギャグにもならんぞ。美しい山河も見捨て、竈に煙上がらぬ民びとの疲弊も知らんぷりでスルー。こんなくたびれ果てた国、だれも攻撃しやしないぜ。

で、「楽しい国」が目標なんだってさ、総理は。

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知ってましたぁ?国民民主の狙い

2024-11-29 10:45:27 | 世の中へ
103万の壁、30年ぶりに突破!ってえらいきってたけど、
政権側と合意できたら、中身は詰めるひとなくさっさと次なる目標に。

そうか、やっぱり、国民民主、狙いの本命は、

原発の新増設!

いっくら支持母体が連合・電力総連だからって、大急ぎで提案って、あからさまだろ。



要するに、”103万の壁”とか、”手取りを増やす”なんてのは票集めのお題目で、ほんとにやりたかったのは、こっちだったってことだ。

国民を支持した皆さん、わかってましたぁ?
あんたらの票、体よく利用されただけだってこと。

えっ、いいんじゃね?”もっと原発を”で、って思った人は、ぜひ、れいわ新選組長谷川ういこが、国民民主の原発新増設をぐうの音も出ないくらいとっちめたテレビ討論見てくれよ。


字幕付き画像はトラジロウさんからいただきました。

「トヨタのおひざ元に作ったらいいんじゃないですか?」
って、鋭いねぇ、ういこさん。どこも原発立地なんて嫌なんだよ。放射性廃棄物の永久処分場どころか、中間貯蔵施設だって、押っ付け合って現実なんだから。

さらにもう一つ、これもれいわ新選組だけど、伊勢崎賢治。


字幕付き画像はつまりはなにかchさんからいただきしました。
https://x.com/tumariwananika/status/1861757552402567375
原発は自分の喉元に擬した核弾頭だって話し。これ以上、原発=核弾頭を 国中に並べて、どうすんのよ、安心できるの?国の防衛なんてちゃんちゃらおかしいよな。

なっ、目先の小さな、敢えて言うけど103万の壁の押上げで得られる利益って基本、自分が余分に稼いだ分にかかる税金だけの話しだからね、手取りだけに目を奪われてるととんでもないことになるんだぜ。

で、ついでに云っておくと、玉木の愛する愛人、おっと違った、憲法改悪、緊急事態条項てのが次なる狙いだってことも、知ってたぁぁぁ?

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それで満足できるのかい?103万の壁合意

2024-11-27 09:57:28 | 世の中へ
なんかなぁ、103万の壁問題一色、いいのかいそれで。
政治的課題は他にどっさりこあると思うんだけど。



裏金議員の政倫審出頭とか、企業・団体の政党献金とか、パレスチナの虐殺とか、バイデンが対人地雷をウクライナに供与したこととか、日米地位協定の改正とか、訪問介護システムの崩壊とか、もちろん、少子化、地方の疲弊とか、・・・

そんな迂遠?なことより暮らしの困窮が第一だろ、って言うんだろうな、103万円の壁に固執する人たちは。

まっ、壁はもっと引き上げた方がいいにゃ違いないさ。

でもなぁ、学生が壁を気にせずアルバイトに精を出せるとか、非正規共働きの妻がもちっと働ける、とかって、
なんか安い給料でもっと働かせられるってことじゃねえかなぁ。

アルバイトしなきゃ大学通えねぇ、とか、数百万円の奨学金の返済がぁなんて現実そのものが大間違いなんじゃねえの。もっと働け税金掛からないようにすっから、じゃないと思うのよ。

主婦の共働きも、非正規使い放題じゃなくて、安定した正規雇用を求めていくって方が真っ当な方向だと思うんだぜ。

そんなの無理、って頭っから決めてかかるなっての。

それって、自公政権とそれ後押しする経営者側の刷り込みだと思うぜ。大筋での変革求めず、小手先でチマチマ、売れ残り食品の値引き幅をあと5%上げろってって店員に難癖付けてるレベルだよ。

だいたい、財源がぁ~とか、地方自治体の収入が減るぅ~とか、いかにも大変なことのように騒いでたけど、結局、合意だろ。最初からストーリーできてたのさ、国民民主党を政権側に取り込む手段としてね。
ちっぽけな譲歩をいかにも大きなものに見せつけて、政権側は身を切った、国民民主の方は、30年の壁を打ち破った一大成果って騒ぐ、下手芝居よね。別にそれほどの問題じゃないから30年放っておかれただけじゃねえの。

まっ、今や世の中、三文芝居が大流行、斎藤元彦のお涙ちょうだい物語がバカ受けする時代だから、ちょろいもんさ。これで自公政権はお仲間獲得、国民民主はさらに支持率アップ、あぁ、なんてベタにストーリー演じてるのさ。

原発、じゃんじゃか作ろぜ、って政府けしかけてる国民民主の正体知ってて応援してんの?憲法変えるのも大賛成、軍備拡張も絶賛応援って国民民主の主張も103万の壁で見ないことにしちゃうの?

もっと、目を肥やそうぜ、もっと、本質をずばり射貫く鑑賞眼を磨こうぜ、政治にこそ。

世の中、小手先でなんとかなるって地点はとっくに通り過ぎてんだからさ。
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菜の花座公演『蒼き森の館』が描く性暴力の現実

2024-11-06 09:31:56 | 世の中へ
「海上自衛隊第5航空群司令部(那覇市)は30日、昨年6~7月、18歳未満の少女にみだらな行為をし、わいせつな動画を作成したとして、第5整備補給隊の海士長(22)を停職4カ月の懲戒処分にしたと発表した。」沖縄タイムス/www.okinawatimes.co.jp/articles/gallery/1462653

今度は自衛隊員だ。戦争という暴力は、性暴力と隣り合わせだってことがまた示されてしまった。


今月24日上演予定の菜の花座『蒼き森の館』はかつての戦争にまつわる暗くやり切れない出来事を取り上げた。
勝者による集団暴行、従軍慰安婦などは、過去の忌まわしい暗部と見做されて来たが、ウクライナで、パレスチナで、壮絶な破壊とともに、性暴力は今に生きる問題であることが突きつけられた。

他の国の話しばかりではないという現実を突きつけられたのが、沖縄における米軍兵士による性暴力事件だった。
そして、さらに、国民を守るべき自衛隊員による暴行とその後の卑劣な行いが明らかになった。

菜の花座の拙い実力で取り組むには大きすぎる課題であることは十分承知している。それでもなお、何度でも自分たちの、観客の脳裏に残し続けることが必要なんだとの思いからこの辛い舞台に挑戦することにした。

ここに当日配布するパンフレットの挨拶文を載せてみた。

本来なら、プログラムの挨拶文など、公演当日、観客の皆様に読んでいただくものだが、出来うれば、この文に触れたことにより、一人でも二人でも舞台を見て下さる人がいれば、考えるきっかけともなればとの思いから、事前に掲載することにした。



『蒼き森の奥から現れるのは』
作・演出 河原俊雄

まず、言うまでもなく、この舞台はフィクションだ。
厳密に過去を探れば、見当たらぬ出来事だ。
でも、間違いなくあった話し、今もある話し、この先もきっとあるだろう話しなのだ。
沖縄を見れば頷かれること。

戦争がもたらす数多くの残酷、その一つ、それが性にまつわる暴虐。
平和な世にあっても女たちへの狂暴な制圧はとめどない。まして、戦時ともなれば一切の歯止めは外れ、男たちは凶悪な野獣へと変身し、ぎらつく目で獲物を探し求める。

勝利者の一方的な要求の前に、敗残の男たちは頭を垂れ、膝を屈して、卑屈な笑みをたたえつつ生贄を貢ぐ。
村は自らを守るために、手を結び、弱き者を探し出し、村を守ることに没頭する。
犠牲になるのは、力弱気者たち、はみ出した者たち、差別される者たち。
そんな理不尽が深く蒼い森の奥で繰り返されてきたのだ、幾度となく、人の歴史ある限り。

憂鬱でやり切れない物語をどうしたらエンターテインメントに仕上げられるか、今日の舞台はそんな無謀な試みの一つに過ぎない。

劇団菜の花座第55回公演『蒼き森の館』
11月24日13時30分開演
川西町フレンドリープラザ


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食べ物と水とエネルギーが確保できれば、

2024-09-21 09:28:36 | 世の中へ
れいわ新選組の全国勉強会、凄いねぇ、真面目だねぇ、各分野の専門家の講演をZoomで支持者、オーナー&フレンズ対象に流すって、どんだけ勉強家そろいなんだよ。



自党の議員とかじゃなく、外部からゲストを呼んで話を聞くって姿勢も、とても謙虚で真摯、なんとかこの世界を理解しようって気概が溢れてる。まさに、真新しい政党のあるべき姿そのものだ。

太郎の言葉「しっかり賢くなって、やつら(政治家)を見返してやりましょうや」これだな、みんなで知識を詰め込んで反撃しなくっちゃ。

選ばれる講師陣がまたれいわ新選組らしい。学者とかもいるが、中心はそれぞれの分野で地道に活動しているひとたち、言わば現場を持つ人たちだってこと。

これまで実施の会では、貧困問題の雨宮処凛さんだろ、東アジアの軍事情勢については布施祐仁さん、平和の構築については伊勢崎賢治さん、農業食糧問題の鈴木宣弘さん・・・

この先も、中島岳志さんに
「ボランティアが支える政党とラディカル・デモクラシー」というテーマで、れいわ新選組の新しさについて見つめて行こうとしているし、その次には、
今野晴貴さんが若者の労働・貧困問題につい講義してくれることになっている。

いやぁ、いろんなことが学べるなぁ、なんて書きながら、これまでほとんど聞いたことがないって、なんちゅう失礼で不勉強な奴だ!

が、先日(9/14)の分は興味津々聞かせてもらった。
森永卓郎さんだからな。ご自身、死のカウントダウンに入っている中での渾身の1時間だもの、そりゃしっかり目と頭に焼き付けておかなくっちゃ。



内容は、財務省が牛耳る日本の経済政策の誤りについての徹底的な追及、れいわ新選組の政策に直結する問題だった。
もう一つ、これを言わねば死んでも死にきれないって思いが溢れてた日航機123便墜落の疑惑問題だった。これは初めて聞く内容で、一見陰謀論的だが、森永さんがこれほどまでに調査し尽くした主張ということではあれば、詳しく関連本を当たってみるか、って気持ちが起きた。

どれも、心に引っかかる提言が盛りだくさんの1時間だったが、中で、この先生き抜く方法についての話しは、地域の自立、地方の活性化という課題の解決策として、真剣に取り組む必要がある内容だった。

森永さん自身の実践から突き当たった真実、
「食べ物とエネルギーと水があれば、人間は暮らしていける!」

そう、そうなんだ、まったく同じことが、稲刈りの際の茶飲み話として話題に上がっていたんだ。

小作人の一人Iさんは、米も野菜も自給し、鶏も飼って卵も自賄い。空いた農地には太陽光パネル、水は、地下水を生み出された電力でくみ上げて利用する、まさに、森永さんが理想に上げた暮らしぶりじゃないか。

さらに、仙台から通って米作りを続けているNさんの専門は小規模地熱発電の開発提供。日本は地熱活用の適地がかなりあって、小規模太陽光を併用すれば、化石エネルギーにももちろん、原発なんか頼らず、十分に需要を賄えるということなんだ。

農業生産地として日本の土地と気候は適地そのものだし、国土の6割強を占める森林と多雨気候のお陰で、水も有り余るほどだ。小規模水力だって自然を壊さず活用が可能だろうし、なんと、可能性の固まりじゃないか。

これまでの暮らしを大きく問い直しさえすれば、この先、間違いなくやって来る危機の時代を生き延びられるってことだ。

農業以外の工業生産も日本の立地条件に合わせた生産様式を採用できるようになれば、まったく新しい地域社会、人々の暮らし方も見いだせる。

森永さんはすでに都市近郊の田舎に引っ越して、この暮らしを実践しているそうだ。ただ、高台を選びすぎて水には苦労してるってことだったが。

さて、我が家だが、エネルギー以外の二つの要件はすでにクリアしている。あとは太陽光なのだが、この先10年生きているかどうかも知れぬ身としては、率先取り組むのはかえって、資源の無駄使いかも、なんて気もして、まっ、理想形への過渡段階で我慢しようかと諦めている。

まだ先々時間のある若い人たち、ぜひぜひ、日本の資源に気付いてくれ。そして、それを十分に生かし切って、つい目の前に迫った危機を乗り越える方法を見つけ出してくれ。

キーワードは、分散、小規模、多様性、そして、それを支える自然!だぜ。




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