ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

月間100キロ達成!御礼文殊様ラン

2020-10-31 16:29:27 | ランニング

 やっとこさ、月間目標が達成できた。距離で100キロ。なぁんだ、たったの!って、馬鹿にすんじゃないぜ。農繁期と天候不順の合間を縫っての記録だからな。もう、これだけ走るのだって、頑張って鞭入れてニンジンぶら下げての到達だから。                                                                

 先一昨日も17.17キロと長いとこ走ってたので、残り1キロ。これなら朝飯前だろうと、昼寝後だろうと、ちょちょいだよな。と、高く食ってたら、10月も残り2日になっちまった。いかん、今日はどうしたって走らにゃならん。99キロで目標届かず!なんてもったいなさ過ぎる。5キロだっていいんだからさ。

 走り出してみると、やっぱ10キロくらいは走らないとね。それじゃコースは亀岡十字路折り返しか。10キロちょい欠けだけどいいべ。亀岡の切り通しに差し掛かって、おおそうだ、文殊様にランニング参りってしてないよな。日本3大文殊の一つ。もう、何十回と近くを走っているのに、参道に踏み込んだことは一度もない。うーん、なんか、罰当たり!とまでは言わんけど、他の参拝者の気を削ぐような、神域の空気を乱すような気がしてね。ランニングごときで立ち入るな!って自己規制働いて、ずっと素通りしてたんだ。

 でも、今回は、月間目標達成したわけでもあるし、これからも無病息災楽々ラン祈って、って、まぁ、ほとんどごじつけだが、参拝客って言っても、ここは受験の神様、現世ご利益専門寺社なんだから、固いこと言わずにランニング途中で立ち寄ったって、不信心者とお叱り受けることもないだろぜ。

 山門をくぐって緩やかな坂に等しい階段を上がって、なぁんだ、大したことねえじゃねえか。一気に駆け上がれるぜ、と勢いこんで駆け上がったら、あらら、左に曲がっていよいよこっちが本物の参道階段だった。きっっいなぁ。傾斜急だし。それでも、100メートル足らず。こんなところで歩いてたんじゃ、参詣客や観光客に笑われる。ここは何としても走らねば!って、威張れるほど颯爽とはいかなかったが、まず、なんとか歩かず登り切って、本殿前にたどり着いた。

 手を合わせて、お賽銭の一つも、とも思ったが、こんなランついでの祈願なんて、さすがに図々しい。真面目に手を合わせてる人たちにも申し訳ない。来ましたよ、って報告だけ済ませて、杉木立の参道を駆け下った。

 いつもの県道に戻って、ここからは帰路。だらだらの上りが5キロ強、わずかとは言え、階段走のせいで、ペースはがたっと落ちた。ダメだなぁ、全然ご利益ないじゃねえか!おっと、すぐにこれだ。お願いしたのは元気で楽しく走れますように!ってそれだけだぜ。図に乗るんじゃねえよ。お賽銭だってケチったくせに。

 走り出す前、NHKBSランスマ倶楽部見て、ヒントもらった右足の腰骨回転不足を気に掛けつつ、フォームを正すことを目標に走り切った。変な癖が着いちまってるもんで、正しい走り方ってのは、けっこう辛いもんだ。でも、そこはやっぱり、直して行かないとな。

 御礼の参拝も済ませたことだし、11月の目標はどの程度におくかな?150キロか?いやいや、今度は寒さと西風と雪、って邪魔者が立ちふさがる季節だからなぁ・・・

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面白くなってきてるぞ!菜の花座『ディスタンス』

2020-10-30 09:17:30 | 菜の花座

 菜の花座11月公演『ディスタンス』、2度目の通し稽古だ。いいペースだぜ、1カ月前の通し2回目。

 一人芝居ばっかり15本、稽古がしやすいってことは多分にある。一人の演出がいちいち手を入れてれば、一時に進める稽古は限られる。チームごと相互に演出するって仕組みにしたから、同時進行で最大4人が稽古できる。これが効いてるね。

 1カ月前の通しに比べ、どの芝居も格段に良くなってる。ぐっと心に迫る演技見せた役者も何人かいた。やっぱりやればやっただけ役が自分のものになって行くってことだろうな。装置や道具の移動も本番通りやっていて、ちょっと早いんじゃないか?とは思ったが、今から段取り決めておけば、この先の応用、変化にも対応可能になるし、これもいいか。

 最小限に絞ってるとは言っても、結構道具や装置を準備する演出になったので、場転のスムーズさはこれからの課題になる。ほら、15本分の芝居一気に上演するんだ、大変なんだぜ。台本書いた身としちゃ、装置や道具は極力抽象化して、一人芝居が切れ目なく続いていくイメージだったんだが、しっかりモノを揃えるってやり方も、観客には分かりやすいかもしれない。

 舞台上に4っつの演技ブースを作ってそれを次々に使いながら演じて行く。利用終えたブースは、その都度殺菌を行って行くのだが、防護服に身を包んだ消毒員が毎回同じ格好、同じ仕草なのがうっとおしかった。この役目は、実際に殺菌の意味もないことはないが、わざと物々しいいでたちにして、お客さんの笑いを取るって意図もあったんだが、そのためにはワンパターンの消毒・殺菌作業ではなく、いろんな仕掛けがあった方がいい。噴霧器を変えるとか、担当者の衣装も思い切って変化つけるとか、例えば歌舞伎の黒子衣装とか、掃除のおばさん風とか、コンビニ店員とか、ぴったり全身タイツ姿とか、噴霧しながら踊るとか、戦闘シーンとか、もっと気ままに自由に、遊んでもらった方が楽しいよ。殺菌の実効性は、殺菌液の噴霧で済むわけなので。余計な仕事増やすな!って怒られそうだけどな。

 ダンスの振りがほぼ出来上てて、いやぁ、良かった!

 何度も踊ってもらってダメ出しを繰り返したんだが、その成果が出た。ただ踊ってみた、から、芝居の流れをつなぐダンスになっていた。どこが?って突っ込まれても、これは演技以上に感性の問題、信じてもらうしかないな。

 衣装がまだ決まっていないとか、セリフが入ってないとか、これから早急に片付けなきゃならんとこもあるが、さらに1カ月、思った以上にいいものに仕上がっていきそうだ。なんたって、一人芝居15連荘ってアイディアが驚きだものな。

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ニンジン豊作!さて、どうしよう?

2020-10-29 09:01:41 | 畑仕事

 越冬野菜、収穫の目途は11月初め。近づいてきたなぁ。今年は、ともかく暖かいので、中旬、あるいは末にまでずれ込みそうだ。寒さに出会って、待ってたぜおいらの季節って元気になる山形青菜とか雪中キャベツとかはまだまだ先になりそうだぜ。一方、ブロッコリーとかカブなんかは、寒かろうが暖ったかだろうが関係ねぇ、俺は俺の道を行くぜ、ってどんどん育っちまう野菜たちもいる。

 ニンジンもその仲間だ。ここに来て葉っぱはますます元気、大きく伸びあがり、次の世代作りの準備に入りそうな勢いだ。このまま放っておけば、董立ちして花が咲く、春でもないのに。そりゃ困る。子孫繁栄モードに入れば、みずみずしさは失われ、筋っぽくなって割れたりする。ここは思い切って収穫だな。

 1畝に2列、あるもんだなぁ!葉茎がしっかりしてる分、引っこ抜くのは楽だ。すっぽすっぽ抜ける。一輪車も1台じゃ間に合わない。2台目も満杯になってようやく取り終えた。

 うーん、やっぱりちょいと遅かったか。割れてるものが少なくない。一方で、ずんぐりむっくり万年筆みたいな出来損ないも多い。これ、間引きの不足だな。ついついもったいない!って残すから、結局こんな未熟果が出来ちまう。野菜や果物に関しては、非情な選別が不可欠だ。

 茎と葉を切り落とし、食用になる根っこだけにする。生長点もえぐるように切り分ける必要がある。残せばそこからすぐに新芽が伸びあがってくるから。逞しいんだぜ、ニンジンって。

 終われば、水場に移動、大きな舟に水を張って1本1本洗う。これは暖かくって助かる。いくら地下水って言っても、気温が下がれば辛いからね、水仕事は。コンテナ3っつ用意して、洗うそばから選別も終わらせる。ちっこいもの、ひび割れや変形果、それと、まずまずまともなニンジン。こうして分けておけば、使う際に、無駄なく使える。

 ってことじゃあるんだが、こんなにたくさんのニンジンどうするよ?シチューとかカレーとか一生懸命食べなくっちゃ。それでもまだまだ。じゃあ、これからはケーキはニンジンケーキ、クッキーも摺りおろしニンジンたっぷり入れて作るとするか。あとは、なんだ?キュウリが終わってぬか床空いてるから、漬物もいいかもしれんな。

 どっさり豊作の野菜たち、ありがたくはあるんだが、無駄にせぬよう使い切るとなるとぉぉぉ、これがなかなかの難問なんだぜ。

 

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K-POP,J-POP二つの国の若者たち

2020-10-28 08:49:41 | 音楽

 これ、まったくの独断だから。論理もなけりゃ確証もゼロ、ただ、二つのPOPS聞いてみて突然閃いたってだけのこと、しかも、どっちの音楽もみっちり聴きこんでるか、って言ったら、さらっと上辺だけ、そんなんで論じるな!って突っ込まれたら、はい、ごめんなさい、ってすぐ謝っちまうよ。

 たまたまなのさ、この間、雨で外走れないから、部屋で音楽聞きながら筋トレとかしてたんだ。なんか体動かすのに調子いいのないかってアマゾンミュージック、適当にクリックしてたら、おおぅ、これいいじゃねえか!流れてきたのがK-POP。これまでも、BTSとかBlackPinkなんか聞いたことあったけど、まぁ、耳に入って来た、程度の話し、そんじゃ、この際、K-POP Nowなんてかけ流してみるか。いいねぇ、いつも走りながら聞いてるEDM(エレクトリックダンスミュージック)に通じるものがほとんどだ。アップテンポでループとか多用して、ラップも入って。なるほどこれなら、世界のヒットチャートの上位進出も合点だな。ネットで当たってみると、メンバーも多国籍のグループが多いみたいだぜ。目指すはグローバル!って気合いがどの音楽からもしっかり感じられる。中で、一番気に入ったのは(G)I-DLE。韓国、中国、タイ、台湾出身の6人グループ。

 へぇ、なるほどねぇ。そんじゃ我がJ-POPの方はどんな具合だい?わっ!なんじゃこれは。スローバラード多いし、伴奏も生楽器中心。これ、昔流行ったフォークと同じテーストじゃんかなんてのもある。当然、歌詞も、身近な世界をちまちま歌ってる。ざっと20曲ほど聞いてみたが、うーん、どれもこれも、昔なら4畳半、今だとワンルーム、閉ざされてるよなぁ。こりゃ踊れんわ!美しいし、心を打つけど。

 二つの国のPOPS聞いて、頭に浮かんできたのが、前の日読んだ、日本の若者の保守気質についての文章、「なぜ若者は、安倍晋三に続いて「菅義偉も」支持するのか」

https://news.yahoo.co.jp/articles/2cf493f2a574ac9204f8a70631a21a317b157150?page=1 

 大きな不満や正義を振りかずさず、自己責任で身近な共同体を大切にする気質が消極的な現政権支持につながってるって、指摘だ。J-POP立て続けに聞きながら、すごーくわかる!田舎の若いやつらの暮らしぶり浮かんできたな。家族、友達、職場、ふるさと、青臭さなんて無縁のまったりした生活者だものな。彼らなら、こういう落ち着いた内省的な音楽聞くよな。世の中にも自分にも腹立ち満杯のジジイとは大いに違うぜ。

 で、この内向き指向、今の日本全体を覆ってる気がするんだよな。いろんな指標、GDP、平均賃金、最低賃金、男女平等、メディア自由度、・・・どんどん下がってる。先進国レベルなんてとっくに突き抜けて、世界の最下位目指して墜落途上!当然だぜ、身の回りにしか興味ないんだものな。世界の流れからどんどん取り残されてる。これ、無理やりつなげ過ぎか?そうだよな、まだまだ違った音楽流行ってるみたいだしな。ラップもあるし、でも、そのラッパーも、自己充足歌ったり、同性愛ヘイト撒き散らしてたたりして。

 おっと、ほんと聞きかじりの思い付きだぜ、年寄りのたわごとと、大目に見て許してくれ。

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秋の収穫第3弾!落花生

2020-10-27 14:55:48 | 畑仕事

 サツマイモ、里芋と、ぱっとしないなぁ秋の収穫。お次は落花生だけど、どうだろう?おいおいいつ出るんだ?って心配した発芽だったが、あれ、いつの間にか畝を幅広く覆って、デカい顔してるぜ。でも、こういう葉っぱや茎が伸び広がってる時って、蔓ぼけっていうか、実の方はお粗末!ってこと多いんだよな。落花生ったら、暖かい地方のものだろうしな。花は着けども実にならず、なんて、がっかりさせるなよな。

 サツマイモと同じ、株の近くにスコップ入れると、実をズバッと切っちまう恐れありだよな。畝幅よりさらに20センチほど遠くにザクッリ最初の一刺し。梃子の要領でグイと持ち上げるも、さすがに遠すぎて上がらない。反対側にも一刺し。さらに横からも。これなら株ごと堀上げられるだろう。エイッヤッと引っ張り出す。

 おっ、おおっ、着いてるじゃないか、落花生!ざざっと上がって来たぜ。この大きさなら、殻だけってことはない。実もしっかり入ってるはずだ。煎り豆用の千葉半立ちって品種、実はとっても心配だったんだ。わざわざ千葉の落花生問屋から取り寄せた種なんだが、ホームページにゃ、作りにくい、収量少なく中級者向き、なんて脅しの文句たらたら。まっ、ダメで元々だよ。ここらの種屋さんで売ってる茹で豆用じゃ物足りないものな。

 次々に掘り上げられる株、どれもぞろぞろっと殻が着いている。いやぁ、こんなに豊作とは思わなんだぜ。花が咲くのも遅く、夏頃から土に潜り始めて、こりゃとても育ちゃしないな、って諦めてたんだ。そうかぁ、今年は暖かいからなぁ。いつまでも夏が続いて、その後の秋も寒さ知らず、未だに霜も降らない暖秋?一部黝ずんじゃ来たが、あらかたの葉は、緑生き生きだ。これだな、上手く出来た理由は。

 煎り豆用の品種は、掘り上げたらしばらく畑に置いて乾燥させるんだそうだ。種を表側にして畝に並べてみたが、ここらの天候じゃ乾燥しないかもしれん。取り込んで軒下、薪を積んた棚の上にずらーっと並べることにした。

 次は、茹で豆用のオオマサリ。こっちは去年も上手く行ったから、不安は少ない。強いて心配を上げるなら、自家採取の種を播いたってことだが、そんなのまったくの取り越し苦労、これまた素晴らしい実りだ。殻も大きく、腐りもほとんどない。よしよし。土を払って、殻を外す。その日のうちに、よく洗って熱湯で5分ほど茹でる。

 殻から取り出し、今年最初の試食。おお、粒も大きいし、あっさりしていて美味い。歯ごたえのシャキシャキ感もいい。食べ出せば切りがない。あっ、こりゃ明日は下痢ピー間違いなしだぜ。

 問題は、茹でちまってるので、日持ちがしないってことだ。殻ごと冷凍するか、取り出した実を加工するか、どっちにしても、これだという利用法が見当たらぬ。まっ、それも一つの特徴だ。自家種でいいってわかったから、種用も別に取り分けた。これはこれ、また来年、楽しませてもらおうか。

 去年初めて作ったソラマメも上手に出来たし、煎り豆用の千葉半立ちも出来る目途がたった。畑にゃ、まだまだ、無限の可能性が広がってるってことだぜ! 

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