ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

嘘つく人々!

2018-05-31 08:34:27 | 世の中へ

 嘘ついちゃいけないよ!嘘は泥棒の始まり!ってよく教わったっけなぁ、子どもの頃。なのに、平気で嘘をつく人間のまま、ほぼ一生を過ごしちまった。まったく、清廉、潔白って言葉くらい縁遠いものはない。高校時代は遅刻しまくりありとあらゆる理由をでっちあげてたし、未だに原稿締め切り遅れりゃ言わずもがなの言い訳を口にしてしまう。嘘で糊塗したからって、元の失敗は取り返しはつかぬのに、どうしても取り繕ってしまう。

 思うに、人間として弱いんだろうな。落ち度が原因で、相手との関係に入りそうな小さなひび、それが恐い。どうしても修復してしまいたくなるってことなんだ。なんとか誤魔化したい対面を保ちたいって卑しい心根だ。

 と、反省しつつも、嘘も方便って言葉もあるじゃないか!って言い訳がましく呟いたりする。何がなんでも正直が良いってもんでもないのは確かだ。ほら、「どうせ、私を騙すなら、騙し続けて欲しかった」って歌にだってあるだろ、嘘が人間関係の潤滑油であることもたしかなんだぜ。

 だがなぁ、そりゃどうってことないちっぽけな人間のたわいない嘘の話しだぜ。国会なんて場で付き通して許されるもんじゃない。佐川元局長、不起訴だってよ。

 あり得ねぇ!この人の嘘、50を超えるって、話しだぜ。去年の国会答弁以降、のべつ幕なしに嘘つきの証拠が上がってのに、罪にゃ問いません、って、いいのかいそんなんで?国会舞台で嘘つきショーを華々しく演じ切って、お陰で自殺者まで出しといて、あんた無罪!ってそりゃないぜ。

 嘘にはついていい嘘と悪い嘘があるってことだ。いや、立場も大きな意味を持つ。世の中の上に立つ人、責任の大きい人は嘘ついちゃなんねえのよ。なんとか親分庇いたくってもさ。

 おっと、一番の大元はその親分だった。いい加減、知ら切り通すの止めてくんねえかな。親分の一言で次から次とつじつま合わせの嘘のオンパレードだ。挙句は、アメフトの監督、コーチまでその手法まねる始末。どこまで害悪流し続けるんだよ。そう、都合が悪けりゃ嘘で言い逃れろ!って全国民に向けて発信し続けてるわけだものな。

 政治の場での嘘、これ見過ごしたから、あの満州事変が起こり、日中戦争に繋がり、世界相手の無謀な大戦にまで突き進んじまったんだぜ。過去の嘘ドミノが引き起こした悲惨、思い出してくれよ、ったって、あの御仁にゃ通じんだろう。だったら、せめて、ちっぼな庶民の我々が歴史の悲劇思い起こして、嘘つくんじゃねぇ!政治家は、って叫ぶしかねえんだぜ。嘘つきの尻拭いは、必ずちっぽけなおいらたちなんだからさ。

 

 

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草に埋もれた中継ぎ菜っ葉!

2018-05-30 08:28:02 | 農業

 雪解けあとの茎たちから、6月の野菜ラッシュまで、菜っ葉ものでどうつなぐか?春先の健康維持には避けて通れぬ難問だ。ここらじゃ畑に種を播けるのは4月も末、どうにか食卓に上がるのは6月ってことだから。この野菜空白時期をどうしのぐかってことだよ。

 ここらの人はあまりやらないことだが、我が家では、雪解け早々にビニールトンネルに菜っ葉類の種を播く。ビニール覆いの威力ってかなりのもので、数日お日様が出てくれさえすれば、発芽するし、その後の生育もゆっくりながらも着実に進む。間引き菜も含めれば、4月中旬から5月いっぱい、このトンネル育ちの小松菜や小蕪で過ごすことができる。

 今年は、春先の思いがけない強い日差しに一部焼いてしまってからは、ビニールをはぐって大気に直に晒して育ってもらった。何度か草取りや間引きをして、一丁前に伸びるようになったらあとは、放ったらかし。今じゃ畑とはとても思えない雑草の縦横跋扈だ。 

 ここまで圧倒されれば、か弱い菜っ葉類なんか、ひとたまりもない、迫害されてひょろひょろになってることだろう。って、思っていたんだが。これが思いの外の逞しさ!草をかき分けると、小振りながらも蕪は健在!

小松菜など、深い緑でしっかり自己主張している。

 雑草と競い合っているので、葉や茎は固い。さっと湯がいてお浸氏に、ってわけにゃいかん。じっくり煮込んでようやく食用になるって頑健さだ。それでも、蕪などまったく虫食いもないし、小松菜も元気はつらつこの上ない。

 夕方、農作業の終わりには、この雑草畑に寄る。夕食の材料と翌朝の味噌汁実に数株ずついただいてくる。昨夜の主菜は、小松菜と鶏唐揚げのケチャップ炒めだった。もちろん、朝は小蕪の味噌汁。

 まだしばらくはこいつら張り切り菜っ葉にお世話になれそうだが、4月末播きの小松菜もほれ、この通り。

こっちは大切に育てられて柔らかそうじゃないか。隣にはパクチョイやホウレン草、春菊もグイグイ大きくなってきている。

 春先を支えてくれた雑草畑の菜っ葉たち、君らのお陰で、緑乏しき春を乗り切ることができた。感謝だぜ!

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薪に埋もれるぅぅぅ!

2018-05-29 08:41:00 | 暮らし

 この冬は、ついに薪飢饉、お隣さんから分けてもらってどうにかしのいだ。が、今年は絶対大丈夫!注文の薪材も例年より多く5立米持って来てもらったし、河川敷支障木もリダイヤル作戦諦めずに貫徹して、軽トラ1台分ゲット!これだけありゃね、と一安心していたら、薪材はいらんかねぇ、のお声がかかった。

 高畠町内屋代地区、リンゴとラフランスを切り倒して、45センチ程度に裁断してあるという。おうおう、それはいただきますとも!話しを仲介してくれた田んぼ仲間のTさんと、軽トラ2台連ねて出かけた。

 これはなんと!旧家だぜ。総2階建ての母屋なんてここらじゃ珍しい。蔵も立派、そちこちの植木たちも見事な枝ぶりだ。聞けば11代目だって。そうだろう、この豪壮さだ。でも、どこか投げやりな様子も見て取れる。手が回らなくなって、いつの間にか何もかも放ったらかしになってしまった、って徒労感がじわっと漂っている。ご主人は78歳、今年で果樹はすべて止めた、と言う。跡取りは、同じ敷地内に別に新宅を建てて別居。夫婦2人じゃ屋敷も農地も手余して、邪魔なばかりだって。そうだろうな、部屋の掃除だって丸一日かかるだろう。こんな見事な庭、雪囲いだけだって、頼めば50万円かかるもの、とTさん。人生の晩年に思い通りに歳月を重ねられない悔いと諦めが、丸めた背中からにじみ出ている。

 先に声を掛けた米沢の人は、ちよっとしか持ってかねかった、ぜーんぶ、持ってってくれるとありがたい、と案内してくれた園地は、屋敷内。1反部ほどか。そちこちに切った幹や枝がまとめてある。こりゃ、かなりあるは!軽トラだと何往復すりゃいいんだ?そのままストーブに放り込めそうな大きさのものが多いが、中には一抱え直径4,50センチもある巨塊もある。田植え前日ってこともあったので、その日は軽トラ2台に満載して、持ち帰り、終了。残りはまた、田植えが終わってからってことで。

 たった2台分運んだところでまだまだある。往復1時間弱の移動を考えると、2,3日かけて気長に運搬するか。田植えが終わり、後始末も一段落したところで、2回目の搬出作業。今度もTさんが手伝ってくれる。悪いなぁ、農作業でもなく、たかだか我が家の暖房のためなのに、まったくのボランティア奉仕。きつい仕事だぜ。俺なら絶対手伝ったりしねえもの。設定した時間がまずく、2回目の往復が終わったのは2時前。昼飯抜きで頑張らせちまった。すまん。あんまり申し訳なかったので、Tさんにはここまでにしてもらい、昼食後、最後の1台は自分だけで出かけた。

 運び込んだ薪材は、取りあえず薪置き場の軒下に放り込む。片付けは後だ、後。チェーンソーで切らなきゃならないものは手前、なんて区別もいつの間にか面倒になって、がむしゃらに積み上げた。

 見事じゃないか!豊かだせぇ!これだけありゃ一冬しのげる?とんでもない、せいぜい2か月分だね。だが、幸せだ。少なくとも薪を使い果たして物乞いする必要はなくなった。ただし、薪割大変だけどなぁ。

 

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今度の舞台装置はどう見たって変!

2018-05-28 08:59:02 | 菜の花座

 菜の花座次回公演『予兆 女たちの昭和序奏』、まずは順調に進んでる。取材が何社か入ったりして、足踏みの日も何日かあったが、ここからが勝負、一気に動きを付けてしつこく立ち稽古を重ねよう。

 動くとなると舞台の構造が分かってなくちゃならない。今回も装置さん、分かりやすい模型を作ってくれた。

 6個置いてある立方体の木は事務机、中央には応接セットだ。出入り口は中央奥、下手には電話室と給湯室への入り口がある。これが、雑誌社の編集室?どう見たっておかしいだろ。普通、来客用の空間は部屋の端にあって、記者の机が固まってて当たり前だ。応接空間を囲むように記者たちが仕事してるってなんだよ?!しかも、事務机部分は2段高くなっていて、まるで古代ローマのコロシアム!みたいじゃないか。

 芝居の大部分は記者たちのやり取りなので、事務室を主体に仕上げればいいんだが、どうしてもセンターで見せたい演技がある。一つは、ダンスと日本舞踊。も一つは、おっと、それは見てのお楽しみだ。応接セットを移動してそこで演じてもらう。

 そんなの舞台転換すりゃいいじゃないか、なんて言うのはアマチュアの実力を知らん人の戯言だ。短時間で舞台を作り変えるってどんだけ大変なことか!人手もいれば、装置も移動可能なものにしなくっちゃならん。そんなの、菜の花座にゃ、無理、無理、無理!不自然な空間なのは百も承知、この変てこな構造をせいぜい楽しんでもらえるような演出を考ええる、そこが腕だぜ。

 いや、婦人誌編集室でダンスや踊りって、それ自体おかしいだろ?そう、いらないって言うやぁ、いらない。見る人によっちゃ、何だって余計な色物組み入れるんだ?って眉をしかめる向きもあるだろ。でも、やりたいんだよ、そういう息抜きを。最初から最後までお楽しみなし、お堅い会話劇って詰まらないじゃないか。

 せっかく踊れる役者がいるんだし、着物で艶やかに舞える美少女いるんだし、ギター伴奏できる者のいるんだから、そんな特技や持ち味を見せたいじゃないか。芝居の内容はいたって真面目なものだ。戦争の是非をめぐって真剣に意見を戦わせる。だからこそ、ガチガチの氷の刃じゃ冷え切っちまうじゃないか。時には水鉄砲とか、ライトセーバーなんか出てきた方が親しみ湧くってもんだぜ。

 そんな、場違いなシーンを無理やり差し込む、そんな芝居つくりを菜の花座の得意技にしてみたいって野心もあるんだよ。エンターテインメントな社会劇?とかね。

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あちゃ!まさかのダブルブッキング!!

2018-05-27 08:03:31 | ランニング

 マラソン大会春シーズンも残るは1週間後の東根サクランボマラソンのみ。そろそろ、秋・冬レースのエントリーしなくっちゃ。昨年同様、フルは2回走りたい。最初は10月の長井に2度目の挑戦!今度は足攣らないように準備万全な、って、どうせできっこないぜ、米の脱穀時だもの。

 残り1大会は、関東近県だな、いつものように。11月、12月で走ってないレースってことだと、11月末のつくばと12月初めのさいたま国際か。制限時間7時間って緩いし、参加料も安いから、つくばにしたいと思ったが、どうも大激戦らしい。なんせ、エントリーのクリック合戦必勝法のサイトまで立ち上がってるくらいだもの。ここに絞って、外れたら、後はない。そいつぁ勘弁だ。

 と、なりゃ、まだ楽々申し込めるさいたま国際か?参加料15000円は高過ぎ!だが、まっ、年に2回の遠征旅行だ、ちょっとばかりの贅沢と、許そう。

 なんかやたら上から目線なんだが?6時間以内で走れる人が条件なんてくどくど書いてあるし、ベストタイムまで記載させる。しかも、記録出した大会と年月さえって、敷居勝手に上げてんなよ。なんか、いやぁな感じして、一旦はエントリーページから離れてみたが、まっ、年の終わりはフルで締めなくっちゃよ、と思い直して申し込み完了。

 それじゃ忘れないようにグーグルカレンダーに書き込んどくか。えー12月9日(日)と。な、な、な、なんだとう!!!予定入ってんじゃん!しかも菜の花座の冬公演本番!がぁぁぁぁぁん!

 まさかのダブルブッキング。どうする?ったって、そりゃ菜の花座優先だろ。いや、正直白状すれば、一瞬、大会に心揺れたが、ありえない、ありえない。ついつい調子に乗って、スケジュールも確かめずエントリーしたのが間違いだった。取り消しはきかない。ああっ!痛い!15800円がパーだぜ。

 これぞ、己の不徳の致すところ、ってやつだ。諦めろ。遠くに行くつもりで、飯坂あたりで我慢する、それしかいないぞ。プラスの交通費や宿泊代は節約できたって考えればいいんだ。にしても、15800円が頭の中をひらひらと舞って遠ざかって行く。

 だが、待てよ。たしか、「ゆずれ~る」とかって制度があったはずだ。登録ししてみたものの、出場できなくなった人が、だれか欲しい人、チケットあるよぉ、ってイベント会場前で看板掲げるあれ。それがランネットのシステムに組み込まれていたんだった。よし、そっちに申し込みして、エントリー権取りそこなった人が手を挙げるのを待つことにしよう。さっそく、手続きしてみたものの、もし、誰も欲しがらなかったら、ああ、そん時は、15800円!って、しつこいんだぜ。

 昨夜は寝床に潜り込んで、手前に毒づき続けたが、仕方ないことはどうしようもない。うじうじ考えるより、ブログにでさらけ出しちまって、笑いに胡麻化そうぜ。悔いはさっさと忘れるのが一番!なのさ。

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