7月20日(日)仙台のシニア劇団「まんざら」とのジョイント公演が正式に決まった。当日は、「まんざら」が宮本研の『花いちもんめ』を上演し、迎える「菜の花シニアプラザ団」が、あぁ、えーっと、まだ決まってない。て言うか、新作なんだが書き始めていない。でも、書く、必ず書く。一時間ものだしね、一期生と二期生に当て書きするわけだから、するすると上手く行くよって、ちょっと甘く見てるかもしれない。でも、なんとなくイメージはもやもやとわき上がってるから、大丈夫!でしょう、多分。
『花いちもんめ』は女の1人芝居、中国からの引き揚げ者の話だ。大陸に置き去りしてしまった子どもへの贖罪の気持ちから遍路を続けるってストーリーだった、たしか。それを今回8人の女性が交代で演じるとのことだ。なかなか思い切った演出だ。平均年齢60代後半のアマチュアシニアが1時間以上のセリフ覚えるなんて絶対無理!だものね。無謀のようで、意外と面白い効果が生まれるかもしれない。主人公が8様の人となりで次々現れるわけだから。演出の大石先生は宮城県の高校演劇顧問の上がり、以前東北大会でお会いした間柄だ。メンバーに聞けば、とても厳しくとことん上を目指して指導してくれていて、シニア役者の実力も各段に上昇しているとのことだった。うーん、手強いぞ。作品も上質、指導者も良し、団員のやる気も上々、7月の公演がとても楽しみだ。
勝ち負けじゃないが、こっちも腹くくって取り組まないと。と言っても、暗いシリアス芝居が二本も続くんじゃお客さんも辛いだろうから、こっちは軽く楽しい爆笑青春物語、は~~~~ん?で肩すかしと行こうか。そうそう、5月の菜の花座は暗いからね、次は息抜きしなくちゃ、ってだれがだよ。菜の花座での出演も経験して相当あか抜け?してきた一期生に初々しく生真面目?な二期生を加えて、やりようによっちゃ、なかなかのものになるんじゃないかな。って言うよりしなくちゃね。
昨日は「まんざら」のスタッフメンバー4人+女優1人が会場ホール視察と打ち合わせにやってきた。前日仕込みのこととか、上演順とか、経費負担の件とか、こまごまと打ち合わせた後、舞台施設を丁寧に見てもらった。自分たちだけでの遠征公演は初めてということもあって、装置の持込み、仕込み関係と照明はかなり気になるようだった。前回公演の写真を見せてもらったところでは、20分もあれば十分立ちそうな装置だったが、やはり不安だということで、「まんざら」が先に上演することになった。休憩20分後に「菜の花シニアプラザ団」なので、ものは極力廃した作りを考えないといけない。まっ、今、菜の花座、三期生、シニアプラザ団と三っつの掛け持ちじゃ装置つくりなんてとてもできない相談だけど。
さて、視察が終われば、今回のメイン交流会だ。向こう5人に対して、こちらは一期生、二期生、元祖菜の花座フル動員で臨んだ。やはり交流はいい。盛り上がること盛り上がること。特に「まんざら」から始めてもらった自己紹介が素晴らしかった。一人10分は話したんじゃないか?CMデビューを惜しくも逃した女性、フェンシングでオリンピック補欠だった男性、井上さんの『下駄の上の卵』の朗読劇に参加してる人、かと思えば吉永小百合の結婚秘話を滔々と語り続けた会長、さらには演出の大石先生からなみなみならぬ演劇へのこだわり等、実に面白く刺激的だった。仙台がそう出ればこっちだってということで、迎えた側も精一杯自分のことを語っていた。しかも、素晴らしかったのは、その間、勝手なおしゃべりやスマホチェックがまったくなかったことだ。これ、近頃の飲み会じゃ稀だよね。結婚式のスピーチでのあの喧噪!もう人の話聞かないなんて当たり前だもの。ながらスマホも。そう、演劇人はこうでなくちゃ。対話が生命なんだもの。6時過ぎから始まった宴会、延々終わらず、とうとう10時の時間切れまで続いた。外で片づけのお姉さんたち恐い顔してたなぁ、ごめん。
最後は、『ラ・グリンシャ』の劇中歌一曲を無理矢理披露して、えへへへ、うらやましがらせて、終わった。おっと、その後、締めの言葉、「まんざら」女優陣さらに良い舞台に仕上げてきます!って力強い宣言、全員酔いがぶっ飛んでようやくお開きになった。シニア劇団同士、自分たちで作る新しい交流。これ成功させれば大きな一歩を踏み出すことになるよなぁ。
『花いちもんめ』は女の1人芝居、中国からの引き揚げ者の話だ。大陸に置き去りしてしまった子どもへの贖罪の気持ちから遍路を続けるってストーリーだった、たしか。それを今回8人の女性が交代で演じるとのことだ。なかなか思い切った演出だ。平均年齢60代後半のアマチュアシニアが1時間以上のセリフ覚えるなんて絶対無理!だものね。無謀のようで、意外と面白い効果が生まれるかもしれない。主人公が8様の人となりで次々現れるわけだから。演出の大石先生は宮城県の高校演劇顧問の上がり、以前東北大会でお会いした間柄だ。メンバーに聞けば、とても厳しくとことん上を目指して指導してくれていて、シニア役者の実力も各段に上昇しているとのことだった。うーん、手強いぞ。作品も上質、指導者も良し、団員のやる気も上々、7月の公演がとても楽しみだ。
勝ち負けじゃないが、こっちも腹くくって取り組まないと。と言っても、暗いシリアス芝居が二本も続くんじゃお客さんも辛いだろうから、こっちは軽く楽しい爆笑青春物語、は~~~~ん?で肩すかしと行こうか。そうそう、5月の菜の花座は暗いからね、次は息抜きしなくちゃ、ってだれがだよ。菜の花座での出演も経験して相当あか抜け?してきた一期生に初々しく生真面目?な二期生を加えて、やりようによっちゃ、なかなかのものになるんじゃないかな。って言うよりしなくちゃね。
昨日は「まんざら」のスタッフメンバー4人+女優1人が会場ホール視察と打ち合わせにやってきた。前日仕込みのこととか、上演順とか、経費負担の件とか、こまごまと打ち合わせた後、舞台施設を丁寧に見てもらった。自分たちだけでの遠征公演は初めてということもあって、装置の持込み、仕込み関係と照明はかなり気になるようだった。前回公演の写真を見せてもらったところでは、20分もあれば十分立ちそうな装置だったが、やはり不安だということで、「まんざら」が先に上演することになった。休憩20分後に「菜の花シニアプラザ団」なので、ものは極力廃した作りを考えないといけない。まっ、今、菜の花座、三期生、シニアプラザ団と三っつの掛け持ちじゃ装置つくりなんてとてもできない相談だけど。
さて、視察が終われば、今回のメイン交流会だ。向こう5人に対して、こちらは一期生、二期生、元祖菜の花座フル動員で臨んだ。やはり交流はいい。盛り上がること盛り上がること。特に「まんざら」から始めてもらった自己紹介が素晴らしかった。一人10分は話したんじゃないか?CMデビューを惜しくも逃した女性、フェンシングでオリンピック補欠だった男性、井上さんの『下駄の上の卵』の朗読劇に参加してる人、かと思えば吉永小百合の結婚秘話を滔々と語り続けた会長、さらには演出の大石先生からなみなみならぬ演劇へのこだわり等、実に面白く刺激的だった。仙台がそう出ればこっちだってということで、迎えた側も精一杯自分のことを語っていた。しかも、素晴らしかったのは、その間、勝手なおしゃべりやスマホチェックがまったくなかったことだ。これ、近頃の飲み会じゃ稀だよね。結婚式のスピーチでのあの喧噪!もう人の話聞かないなんて当たり前だもの。ながらスマホも。そう、演劇人はこうでなくちゃ。対話が生命なんだもの。6時過ぎから始まった宴会、延々終わらず、とうとう10時の時間切れまで続いた。外で片づけのお姉さんたち恐い顔してたなぁ、ごめん。
最後は、『ラ・グリンシャ』の劇中歌一曲を無理矢理披露して、えへへへ、うらやましがらせて、終わった。おっと、その後、締めの言葉、「まんざら」女優陣さらに良い舞台に仕上げてきます!って力強い宣言、全員酔いがぶっ飛んでようやくお開きになった。シニア劇団同士、自分たちで作る新しい交流。これ成功させれば大きな一歩を踏み出すことになるよなぁ。