歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

東大寺 不空羂索観音立像 

2008年06月05日 | Weblog
法華堂(三月堂)の不空羂索(ふくうけんさく)観音立像は、天平二十年(748)頃東大寺の一堂として建った法華堂の本尊である。
法華堂は、もともと羂索堂と云われ、法華会を修することから法華堂とも呼ばれ、法華会が三月に行なわれるので三月堂とも呼ばれる。
不空羂索観音立像の宝冠には2万個を遙かに超え、3万個近い水晶、翡翠、真珠、琥珀が使用され彩色溢れるもの。しかしながら、お堂の中は薄暗いため、この彩色をきれいに見ることは難しい。

現在、東京国立博物館(上野)のTNM&TOPPANミュージアムシアターでは 「東大寺法華堂 国宝 不空羂索観音立像宝冠」を超高精細の臨場感あふれる映像で大型スクリーンで観ることができる。
期間は、5月30日(金)から7月27日まで。

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三井寺・行者堂の木造不動明王像 日本最古級と判明

2008年06月05日 | Weblog
不動明王像は日本最古級 大津・三井寺、9世紀の作と判明(共同通信) - goo ニュース

 9世紀の不動明王像は2、3例しかなく貴重な発見とする。
 像は高さ約90cm、一木造り。
 像は、11月1日から大阪市立美術館で開かれる「国宝三井寺展」で初公開されるという。
 「国宝三井寺展」は、大阪の次は東京にて下記日程で開催されるが、この不動明王坐像が出展されるかは不明。
 会期:平成21年2月7日(土)~3月15日(日)
 会場:サントリー美術館
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