今年2月、平安時代末期(12世紀後半)の原形をとどめた大型の羽釜鋳型が出土した羽田遺跡(大分市羽田)で、新たに同時期の仏具・磬(けい)の鋳型が発見された。 県内初であり、当時地方でも梵音具が必要になってきたということがわかるという。
先月末、土坑に埋まっている羽釜鋳型を掘り出す過程で、羽釜鋳型のすぐそばから対になった縦9cm、横12cmの梵音具の鋳型の一部が見つかった。もとの製品は長さ20cm、幅4.5cm程度と推定される。 鋳型に銅を流し込み、梵音具を作った後、捨てられたとみられる。 梵音具は、寺や役所などで読経や人を集める時などに鐘のように打ち鳴らしたと考えられるという。
[参考:毎日新聞、朝日新聞、NHK]
過去の関連ニュース
2011.2.18 大分市・羽田遺跡 平安末期の大型の羽釜の鋳型が出土
先月末、土坑に埋まっている羽釜鋳型を掘り出す過程で、羽釜鋳型のすぐそばから対になった縦9cm、横12cmの梵音具の鋳型の一部が見つかった。もとの製品は長さ20cm、幅4.5cm程度と推定される。 鋳型に銅を流し込み、梵音具を作った後、捨てられたとみられる。 梵音具は、寺や役所などで読経や人を集める時などに鐘のように打ち鳴らしたと考えられるという。
[参考:毎日新聞、朝日新聞、NHK]
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