歴歩

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岡山市・造山古墳 盾形周濠が全周に渡っていたことを確認

2011年03月20日 | Weblog
 岡山大考古学研究室は17日、岡山市北区新庄下の造山(つくりやま)古墳(墳長350mの前方後円墳、5世紀前半)の第3次発掘調査で、前年度に後円部東側と前方部南側の2カ所から周濠が初めて確認されていたのに引き続いて、前方部東側から周濠跡を新たに確認したと発表した。 人工的に掘りくぼめた濠跡が出土し、現存する深さは約40cmで、推定幅は約30mになるという。 近畿地方の大王墓と同じ「盾形」だったことも判明した。
 19日午後1時から同4時まで、現地説明会が開かれ、約200人が参加した。
[参考:岡山日日新聞、山陽新聞、岡山大学文学部考古学研究室HP→造山古墳第3次発掘調査速報]

過去の関連ニュース・情報
 2010.3.17 造山古墳 周濠を確認 ミサンザイ古墳(堺市)と似た築造方法だった
 2009.3.22 造山古墳 ミサンザイ古墳より築造時期が古い可能性も




キーワード: 岡山市・造山古墳
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京都市南区・東寺 創建以来位置が変わらず

2011年03月20日 | Weblog
 京都市埋蔵文化財研究所(上京区)による東寺(教王護国寺、京都市南区)の調査で、境内を囲う築地塀のうち、大宮通に並行している寺の東側の築地塀が、平安京遷都(794)から現在まで位置に変化がないことが確認できたという。 東寺は延暦15年(796)の創建以来、位置が変わっていないとされてきた。
 また、平安前期から江戸時代まで、版築層が幾重にも確認され、各時代で塀を造り替える際、同じ場所を守って塀を作ったとみられるとしている。
[参考:京都新聞]

過去の関連ニュース・情報
 2009.6.24 京都市南区・東寺 平安時代の緑釉瓦片が出土 27日に現地説明会
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