毎日新聞が1日に配信したところによると、「不都合な真実」で話題の前アメリカ副大統領のゴア氏の自宅では電気・ガスを浪費していると、米民間団体が暴露したそうだ。
この団体はゴア氏の地元テネシー州の調査団体で、「自宅では電気やガスを浪費している。偽善者だ」、「一般市民の20倍は使っている」と批判・指摘している。「テネシー政策調査センター」はAP通信によれば、保守系(共和党より?)でゴア氏の「不都合な真実」を「誇張」と批判しているらしい。
ゴア氏宅は約900平方メートル。米国で昨年新築された家屋(平均)の約4倍の広さで、温水プールもあるそうだ。
…これって、ある種のネガティブ・キャンペーンじゃないの?
…ゴアさんの家って新築?
…900平方メートルは、建坪なの?
…昨年1年間の電気、ガス代は計約3万ドル(約350万円)...WOW
同センターのドリュー・ジョンソンズ代表
「市民に資源の節約を訴えるのであれば自分が率先すべきだ」
ゴア氏の広報官
「ゴア氏宅では太陽エネルギーの活用などで資源節約にも務めている」
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3月の始めのニュース、しばらく考えてみた。
ゴアさんは確か二世である。
父上(Albert Arnold Gore, Sr.)は1939年から44年、1945年1953年の間テネシー州選出連邦下院議員、1953年から1971年同じく上院議員を務めている。経歴もかなりのものである。言葉は悪いかも知れないけど、父親の存在、自分が受けた教育、自分の経済力、、、どれをとっても常識で考えればわかるが、一般人とは絶対言えない。貴族とまでは言えないけれど、普通の人ではない。
普通の人じゃないゴアが市民に資源の節約を訴えるのは生意気だ、不愉快だと思うか、普通の人じゃないからこそ(情報発信力・聞いてもらえる立場)だから言っているのだから、それは聞くべき(受け入れるべき)なのだと思うか、一市民としては難しい問題。そのあたりを巧妙に突っついているこの団体の意図は、やっぱり何かある。
そう思うのは僕だけだろうか。