…現実はきびしい。
STS-123で日本の宇宙飛行士の土井隆雄さんが宇宙に出かけた。
今回のミッションのハイライト(でいいのかな)は、宇宙ステーションに日本の実験棟(きぼう)を取り付けることである。テレビやネットのNASA TVでも見たのだが、マジックアームを用いた取り付け作業は、信じられないほど時間がかかった。
今回接続する室内保管棟モジュールは、直径(外径)4.4m、全長4.2mと相当でっかいものである。重量も4tを超えている。無重力だから、設置作業が簡単かというとそうではない。これだけの重量(質量)をもったものを、むちゃな動かしかたをして加速がついてしまうと、コントロールできない。だから、ていねいだこと。。。
打ち上げを報じるニュースを見たとき、NTVがスタートレックV、フジがスタートレック・ジェネレーションズメインテーマををBGMで使っていた。STにしても、ガンダムにしても、SFのように宇宙空間で自由に動き回るのは、まだまだ遠いということだね。(T_T)
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STS-123は今回のミッションの名称。STSはSpace Transportation Systemの頭文字で、スペースシャトルを用いた宇宙開発の正式名称である。
エンブレムはNASAの制作。パブリックドメインである。