昨日の清掃の時、ゴミ捨て担当決めをした。通常、じゃんけんなのだが、部活動の準備や、ゴミ捨て担当じゃないと机並べ係なので、ゴミ捨ての立候補がいたりする。ブログタイトルは、そんなA子の発言である。
あたりまえのことだが、誰もA子が『もえるゴミ』だなんて考えない。仮に周りが『お前は、ゴミなのか』等と言っても、そうじゃないことがわかっているから、ツッコミにもなる。これで通じる。これを日本語として誤りだとするのは、ある部分誤りだ。A子の日本語も、authenticなのだ。
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事実関係は定かではないが、こんな話がある。
長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督が、選手として初めて海外キャンプに参加した時のエピソードだ。練習がおわり、先輩選手とレストランに出かけた。オーダーをとりにきたウエイトレスに、長嶋選手は言い放った。
『あいあむ はんばーぐ』
ウエイトレスは、目の前の日本人(アジア人)を、まさかHamburgという名前のドイツ系移民だとは思わない。もちろん食べ物のhamburger steakとも考えない。だから、ちゃんとハンバーグが出てきたというお話しだったと思う。これが店に入る前に、予約はあるかどうか、名前を尋ねられた時に言うのならばともかく、席に付いていて、オーダーを取りに来たウエイトレスに、名乗るはずもないので、CONTEXTで通じるのだ。
話しの真贋はともかく、さて、この長島選手の英語をauthenticというか、そうでないというか。どうだろういろいろ考えた。
authenticとするのは、無理かもしれない。
50年前はだめでも、現在の英語はネイティブスピーカー7億人、ノン・ネイティブ20億人とも言われている。World Englishesという言い方もある。こういう言い方をする地域、あるかもしれない。。。
この発話例、文法的にはacceptableではない。ではどの英語ならば、acceptableだろう。もちろんBritish / American Englishとするのは、無理だろう。
通勤途中バスの中で授業の予習を(頭の中で)しながら、そんな風に考えた。