もうすぐ10月。10月は、専門学校推薦入試・一般入試本番である。ただ、ここ数年、AO入試が8月頃から本格化しているので、10.1という日付は、昔ほど意味を持たない感じがする。
クラスには15名前後の専門学校進学希望者がいる。これがどういうわけか(集めたわけじゃないのに)看護医療系進学希望者が多い。この分野の学校、ちょっと推薦入試の書類がめんどくさい。生徒は願書を書けばいいのだが、担任はそうはいかない。通常の推薦入試だと、以下のものを生徒の申請に基づき作成する。
①調査書 ②推薦書
①はまあ、それほど大変ではない。
②については、特に看護医療系専門学校は推薦理由、成績、人物、その他の所見欄が細分化されていることが多く、書くのが大変である。でも、これも、どうにかなる。
実は、なぜか看護医療系の専門学校では、卒業見込証明書を出せと言ってくる場合がある。高校の先生の立場で考えると、調査書は「在籍証明」「卒業(見込)証明」「成績証明」を兼ねるものである。実際、国公立大学、私立大学、専門学校で、卒業見込証明書を別途発行せよと言ってくる場合はまずない。今年、クラスの生徒で医療系専門学校受験者が、夏休みにAO入試を出願し、調査書に加え、卒業見込証明書が必要なことが、エントリー直前にわかり、たいそうあわてた。
過去、ホントに必要なのか確認したこともあったが、だいたい、そうなってますの一点張りで、状況が変わる様子はない。
書類が増えることは、時間の無駄だし、高校の調査書を信用していない用にも思えてくる。どうにかならないか。