am:面談、調査書&推薦書の文案作成。
pm:補講、教材研究。
涼しくて、仕事は捗りましたが、多すぎ!
埼玉県の甲子園代表、100回記念大会では2校である。
北埼玉決勝戦
花咲徳栄 4-1 上尾
南埼玉決勝戦
浦和学院 17-5 県川口
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「ラスト1、2ゲーム、例年ならば準決勝、決勝に進出し、かつ勝利することが難しい。
・・・勤務校野球部長の意見
結果だけを見ると、「県立残念」である。でも、埼玉県のベスト4の内2校は公立高校である。これはすごいことであると思う。
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県代表が2枠になっても、それぞれの決勝戦までの試合数が、半分になったわけではない。北代表の花咲徳栄は決勝まで6試合(6連勝)、上尾は6試合(5連勝、決勝戦敗退)、南代表の浦和学院も決勝まで6試合(6連勝)、県川口も6試合(5連勝、決勝戦敗退)である。
北のトーナメント:
花咲徳栄、上尾は、滑川総合、昌平を破っている。ベスト4では上尾と滑川総合が県立高校である。
南のトーナメント:
浦和学院、県川口は、聖望学園、川越東を破っている。ベスト4では県川口が唯一の県立高校である。
結果はくじ運(トーナメントの組み合わせ)にもよる。それでも上位4校中2校が公立、8校まで広げても3校が公立というのは、ちょっと驚きである。
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埼玉県の高校野球、春夏両方見ても、21世紀(2001年・平成13年)以降、公立(県立市立)の出場は皆無である。公立高校出場は1998年(平成10年)第80回記念大会(埼玉代表2枠)時の滑川高校(現滑川総合高校)以来途絶えている。
今回の2県立高校が決勝まで進んだことで、何かが変わるか?
・・・わからない。
でも、2校が決勝に進んだことは、何かを象徴しているように思える。それが何かよくわからないので、僕はおどろいている。
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都市伝説のようだが、野球だけではないが高校スポーツ強豪校の生徒募集には、いろいろなうわさが、長~い尾ひれがついて、まるで真実であるかのように喧伝されている。一部は真実であるとされている。
県立高校の生徒募集は、たとえ野球がどれほどできても、関係者がどれほどのぞんでも、それだけでは合否が決まらない。第1次選抜で、合格予定者の80%近くは決定になる。これは基本的には、5教科の学力検査の得点500点満点と、中学校の内申点(45点×3など)、調査書の記載内容を合否の判断材料とする。最初の二つの比率は学校ごとに異なるが、いずれにしても得点が高い方がいい。
=合格に近づく。
調査書の記載内容(課外活動:スポーツなどの戦績、技量の評価)を合否の判断材料にできる。点数化できるが、「元々の何か」がなければダメだ。これで合格できる人数も、全体としてはわずかなものである。これは、今回決勝戦に進出した学校だけではなく、それ以外の学校についても言えることだ。僕はインサイダーとして、それなりに経験がある。
そう、そんなに思い通りに選手は集められないし、集まらないのだ。何よりも、公立学校入試においては、「公正」がMUSTである。言葉を選ばなければならないが、やはり「勉強のできる順」に合格するのが一番公正とみられる、「絶対善」視される。そのような入試をくぐり抜けた選手があつまり、よくぞ決勝までと思う。
・・・これか、おどろいた理由は。
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配点、人数等詳しく知りたければ、埼玉県のウェブサイトでチェックできる。
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