日本は九十日ごとに気候帯が変わる。それは日本人に様々な影響を及ぼす。
大学生のころ卒論担当I教授が紹介して下さった本に、そんなことが書かれていた。
・・・と思う。
地理的条件が国民性に影響を与えうる。日本が熱帯の国なら、北日本のような冬の備えは不要。緯度の高い地域の国なら、夏の35℃、40℃へ対応は不要だ。梅雨は、台風は... これらが国民生活全般・行動に影響をあたえ、ひいては国民性を形成する。そんな内容である。考察の中で「水に流す」という言い方は、雨が多く、流れの急な河川が多い国土を象徴するものであるという指摘は、日本人には当たり前のこと過ぎて、気がつかないこと。そんなことを考えた記憶がある。
毎年繰り返す九十日ごとの春夏秋冬なのに、暑い寒いと繰り返す。
・・・詮無いことだ。