今年の3年生=放送部員限定だけど=例年に比べて ”学校好き” なのかもしれない。そんな気がする。
1月最終週から3年生は家庭研修期間。一般受験に備えるためだ。もう卒業式まで、成績不振者か進路相談を担任とするためでなければ、2月の「三年生を送る会」、3月の「卒業式予行」「卒業式」以外、学校に来なくてもいい。
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放課後放送室に出向くと、3年生が来ている...
「予備校帰りです。進路の赤本を借りに来ました。
「送る会に有志ででるので、準備です。
「送る会の準備状況を、相談役として見に来ました。
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一つ目は「ウソ」とまでは言えないけど、口実だろう。予備校に制服で行くことはないだろうし、赤本を借りるならば、進路室だろう。
二つ目、三つ目も大差はない。何やかや口実を作り、放送室に誰かがいる時間(放課後)を見計らい、学校に来ている。
生徒が学校や部活動にこだわりがあることは、僕個人としては嫌ではない。やはり入学から2ヶ月、実質的学校閉鎖状態だった影響だろう。そんなことを考えた。
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何としても、彼ら彼女たちのために、ちゃんとした卒業式だ。状況はどうあれ、卒業式における放送部の使命はかわらない。