何となく 気分がすぐれないし、とにかく寒い。1時間年休で帰ります。
冬休み中あることを思いだした。沖縄県内の大学に薬学部を作る構想のことだ。
昨年3月27日、「沖縄県内の国公立大に薬学部設置へ 県、28年の開学を目指す 薬剤師偏在の解消図る」で、取り上げたこと。その後を調べていなかった。
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探してみたところ、昨年12月8日のNHK沖縄の記事を見つけた。
・シメキリの12月8日までに希望する大学はなし。
琉球大学から設置の可能性を含め、対応方策について県と協議を進めたいという回答があり、県は対応を検討することにした。
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去年の記事でとりあげた、「沖縄県内国公立大学薬学部設置に関する基本方針(令和5年2月9日策定)」の「4 薬学部設置にあたって想定する県の支援」でも、文面がなんとなく及び腰のように読めたことを思いだした。もちろん沖縄県が大学の設置者(法人)の求めるとおりに、公金が投入できないのは理解できるが、何かちょっと...と感じたのだ。
琉球大学は設置の可能性を含め、県と協議とのこと。これは『上記の支援ではダメ。財政支援等をもっと考えるのならば』と読める。
名桜大学(名護市)のコメントも出ていたが、『薬学部の設置や運営にかかる予算への安定的な支援が不透明』として応募を見合わせたとのこと。行政施策としてやるならば、県の《本気度》が大学に届いていないか、足りないということなのかもしれない。
沖縄県に薬剤師養成の薬学部(六年制)設置。難しい課題である。