役者さんたちは、やはり特殊技能者なんだと思う。

Jurassic Park in 4K Ultra HD | All Aboard To Jurassic Park Island | Extended Preview

　4分半のところで、アラン・グラント博士（サム・ニール）、イアン・マルコム（ジェフ・ゴールドブラム）が恐竜を目撃する。我と我が目を疑う2人。もちろん演技であり、その場に恐竜はいない。でも、2人の驚きぶりを見ると、間違いなくそこに《それ》がいる。
　同行のエリー・サトラー博士は、巨大な植物の葉を見ている。彼女は恐竜に気づいていない。こんなことを言っている。

　”Alan, spieces of veriforman* has been extinct since the Cretaceous period, I mean, this thing is ...."
　「アラン、このヴェリフォーマン種は、白亜紀には絶滅なのよ。これはとても...

　ここまで言った時、グラント博士に頭をつかまれ、『こっちだ』と、恐竜のいるほうに視線を向けさせられる。彼女も恐竜を見る。開いた口がふさがらない。グラント博士、サトラー博士の視線の先に《それ》がいる。のっしのっし歩く体高9㍍のブラキオサウルス。後脚と尾で立ち上がり、高い木の葉をムシャムシャ食べる＿。John Williamsの ”Welcome to Jurassic Park” が流れる。恐竜復活を計画し、成し遂げたジョン・ハモンド（リチャード・アッテンボロー）の存在感もいい。

　CG、BGM、もちろん大事。でも、役者さんの演技、も～っと大事。彼等、彼女たちは、特殊技能者・異能の人たちである。

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　*veriformanというのは、架空の植物である。