社会問題として、ハッキリと顕在化しつつある。
昨年12月13日には、小学校に市販薬を持ち込み、(高学年)女子児童2人が過剰摂取、救急搬送された。
同月中頃以降、急速にプレゼンス(presence,存在感)が増した印象がある。
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オーバードーズ(overdose)
薬を使うときの1回あたりの用量(dose)が過剰(over)であること。または薬物の過剰摂取に及ぶ行為のこと。日本語では過剰摂取である。
元々は危険薬物の使用量が多すぎる時に使う用語。最近のオーバードーズは「市販薬オーバードーズ」という。
でも...
OD(おーでぃー)
過剰摂取ともオーバードーズとも言わず、符丁のようにODということもある。自分たちだけで通じる言葉、周りの大人にわかりにくい言い方が出てくると『あぶない』のだ。
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昨年12月25日、「市販薬の過剰摂取・オーバードーズが原因と疑われる救急搬送が、6月までの半年で5600件余り」(消防庁と厚生労働省の調査)というニュースをNHKのサイトで読んだ。
それによれば、オーバードーズと疑われる件数は、令和2年が9595、令和3年が10,016、令和4年が10,682。令和5年は6月までで5,625。単純に倍にするだけでも、令和5年は前年の件数を超える。おそらく7月からはさらに多い。そんな妙な確信がある。
新学期早々県教委から「注意喚起の文書(指示)」が、校長先生宛に送られてくるような気がする。
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イヤなことだけど、僕の「’23年の英単語(most impressive word)」は、「オーバードーズ」になりました。