9月の終わりから推薦書・調査書作成に忙殺されています。残すところ数人分で、専門学校、大学短大受験用の書類作成は完了。
あとは生徒諸君の頑張りを期待するのみです。
先月29日の毎日新聞の記事である。
三陸鉄道 踏切事故の防止訓練
三陸鉄道(中村一郎社長)は(9月)28日、宮古市舘合町の三鉄舘合踏切で事故防止の訓練を実施した。来年3月23日にJR山田線宮古-釜石間の運行が三鉄に移管されて一つにつながり、踏切事故が心配されるのに備えた。
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「リアス線」として一体化する三陸鉄道。今年1月にも書いたことだが総延長163kmにもなる。経営移管される区間は55.4kmで、三陸鉄道が新たに管理することになる踏切が52カ所。踏切の機械がちゃんと動くことはもちろんだが、移管される区間は8年近く列車が運行していない。地域住民も列車が来ないことが,当たり前になっている可能性もある。
いろいろ準備することは大事である。
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10月3日にはこんなニュースがあった。朝日新聞の記事である。
東日本大震災の遺体、警察が取り違え 7年経って発覚
東日本大震災の津波で亡くなった女性の遺体を、岩手県警が別の遺族に引き渡していたことが分かった。この遺族が申し出て、県警がDNA型鑑定などで身元の確認を進めたところ、震災から7年が経った今年になって取り違えが発覚した。
いかに大規模な災害だったか。
7年も経過して、真実がわかる。想定外の災害でも、そのあとは出来ることを進めている、県警の地道な仕事ぶりである。
記事を読むと県警は関係遺族に謝罪し、遺骨の引き渡しをするとのこと。
同様の大規模災害が起きたときにそなえ、岩手医科大の出羽厚二教授(法医学)の「対応を検証する必要」との指摘を取り上げていた。
「震災は現在進行形」である。忘れてはいけないことだ。
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10月11日、震災発生から7年7ヶ月。警察庁緊急災害警備本部による『平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被害状況と警察措置』(平成30年9月10日更新、閲覧可)のデータ。
〇亡くなられた方(確認できた方)
15,896人(H.30.6.8と同じ)
〇行方不明の方
2,536人(H.30.6.8から1人減)
小さな雑貨屋さんがあった。昔はタバコ屋さんだったと思うのだが、出勤する時間には開店していないし、帰宅する頃には閉店している。ほんとに小さなお店である。
店頭の自販機は夜遅く帰ると、その明るさが安心感を与えてくれた。ある日突然缶コーヒーがホットになり、季節の変わり目を教えてくれた。
そのお店が10月初めに閉店していた。数日間気がつかなかった。
長い間ご愛顧いただき、
ありがとうございました。
〇〇屋は、10月6日をもって
閉店させていただきました。
そんなはり紙があった。当たり前のことだが、自販機も撤去されて、あとには取り付け金具だけが残されていた。ものすごく大きな空間が目の前に出現していた。
『缶コーヒー買えないな。。。
そんなことを考えた。
小さな日常が突然消えて、うろたえた。小さな変化に対応できない、自分に愕然とした。
上記情報が5日文部科学省ウェブサイトに掲出された。
今年の1月5日に「平成29年11月末申請の大学等の設置認可の諮問について」で取り上げた専門職大学13、同短期大学3の設置認可の可否である。
以下引用する。
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平成30年10月5日 文部科学省
昨年11月末に申請のあった平成31年度開設予定の大学の設置の認可について、大学設置・学校法人審議会において審議の上、10月5日(金曜日)に答申がなされましたので、お知らせします。
1.答申内容【判定を「可」とするもの】
平成31年度開設予定の大学
〔内容〕
(1) 大学を設置するもの 1校(1件)〔私立1校〕
※なお,審査の過程において申請の取下げが14校(14件)〔私立14校〕あり,また,2校(2件)〔私立2件〕が審査継続(保留)となっている。
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専門職大学、同短期大学の設置認可申請は16件、これに「専門職学科について」で取り上げた1件を加えて、全部で17件である。その中で「可」が出たのは1件。継続審査のものが2つ「可」とされても3件。あまりの少なさに拍子抜けである。でも、見てみよう。
凡例
〇専門職大学名(位置)
学部名
学科名
専攻名(入学定員)
⑫高知リハビリテーション専門職大学(高知県土佐市)
リハビリテーション学部
リハビリテーション学科
理学療法学専攻(70)
作業療法学専攻(40)
言語聴覚学専攻(40)
丸数字は僕が文科省の資料順につけたもの。
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高知リハビリテーション専門職大学を開設運営する学校法人高知学園は、設置認可申請提出時点で、高知短期大学、同附属幼稚園の他、小中高リハビリテーション学院(専門学校)の運営法人。
専門職大学設置にともない、専門学校(4年制)から移行することになる。
なお、設置認可の運びではあるが、答申には付帯決議があり、遵守事項(認可を受けた者が設置計画を履行するに当たって遵守すべき事項)が九つ、助言事項(認可を受けた者が設置計画を履行するに当たって充実することが望まれる事項)が三つある。
前途多難な船出ではあるが、認可第1号。数年後「専門学校の看板のかけかえに過ぎなかった」と言われないように、がんばってほしいものだ。
「書く」
PCの様々なデータを、CD-Rに「記録」すること。多くの場合、改変できない形で残すこと。この行為(作業)、英語ではwriteになると思う。作業内容を解釈すれば、「記録」するとは、「書き込む」ことだから。
write A on a CD-R
AをCD-Rに書き込む
A=ファイル、データである。これでいい。
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僕はこの作業を「焼く」ということがある。おそらく語源は、写真をプリントすることを「焼きまし」としたことからの流用だろう。調べてみると英語ではwriteの代わりにburnも可能なようだ。
burn A on a CD-R
burn a CD-R
一つ目はwriteの例文と同じ意味。二つ目は「CD-Rを焼く」(=データなどを記録したCD-Rを作成する)の意味である。
サイバーエージェントは9月28日、J2のFC町田ゼルビアに出資を検討していると発表した。
町田の経営権を取得する見込みで、来月(10月)にも正式に発表するとみられる。資金力をいかし、J1昇格をテコ入れする。
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’19年シーズン、ゼルビアはJ1ライセンスが不交付
未達成の条件は,クラブサイトのニュースによれば以下の通り。
1万5千人以上が入場可能なスタジアムを有すること。設備基準を満たしたクラブハウス、天然芝またはハイブリッド芝ピッチを1面以上有する専用の練習場を用意すること等。
スタジアムの改修計画は現在進行中のようだが、それ以外はまだである。サイバーエージェントの経営参画があれば、これらは前に進むのだろうか。
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サイバーエージェントは10月1日、ゼルビアが実施する第三者割当増資、11億4800万円(発行済み株式総数の80%分)を引き受けると発表。
・・・すごい額である。
2020年シーズンはJ1ライセンスを!
2020年シーズンはJ1昇格を!
やはり、疲労感が抜けない。睡眠時間がおかしいのだ。
3日、2時30分
4日、2時45分
5日、2時38分
睡眠サイクルで考えると、どの日も90分ほど早く目が覚めている。
ここ二日間、勤務時間の調整を使い、職場を早く離れている。
イラついたり、落ち込んではいないのだが、疲労感がぬけない。総合的診断として、かなりきわどいのだ。
享保15年、(扇野)藩の不正を告発した瓜生新兵衛(岡田准一)は、追放の憂き目に遭う。 藩を追われた後、最愛の妻・篠(麻生久美子)は病魔に侵され、死を前に最後の願いを夫に託す。それは、かつては新兵衛の友人で良きライバルでもあり、篠を奪い合った恋敵、榊原采女(西島秀俊)を助けてほしいというもの。 (MOVIXの作品紹介より引用、抜粋) |
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9月の鑑賞予定になかった作品である。
予告編で見た岡田准一さん、 ”時代劇顔” の黒木華さんの姿が見たくて出かけることにした。公開初日・プレミアムフライデーのレイトショー。場所は毎度おなじみのMOVIXさいたまである。
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終映後一番感じたのは、渋い作品だなあということ。
主人公は全般的に多くを語らない。妻のことを思い、自らを追放した藩、そして友の行く末、安寧を願う。そんな主人公・瓜生新兵衛を演じているのが、岡田さんである。
ストーリー的に、それほど込み入ってはいない。時代劇だからといえ、殺陣の場面が多いわけではない。現代劇に比べれば、ゆったりしたペースで進む作品である。
台詞やナレーションの少ない作品。登場人物の心情、季節の移ろいを扇野藩(北陸地方?)の美しい自然に語らせている。
新兵衛は若かりし頃「四天王」と呼ばれた剣術の達人。追放された彼に妻の篠は付き従う。その妻との最後の約束を守るため、命の危険を理解した上で、彼は藩に戻る。彼の帰国(帰藩)で、彼とかかわりあった人々に波風がたつ。
妻の実家の坂下家。そこには義妹坂下里美(黒木さん)、義弟藤吾(池松壮亮さん)がいる。
坂下家は新兵衛の告発により、当主源之進(=四天王の一人)が詰め腹を切らされ、危うく断絶の憂き目を見た。源之進の妹弟が篠、里美、藤吾である。現当主の藤吾は、新兵衛を坂下家に災いをなした者として快く感じていない。藤吾は新兵衛に姉篠の死を伝えられ、思いはますます複雑になる。しかし、同時に聡明な彼は、追放のいきさつを調べはじめる。許嫁美鈴(芳根京子さん)の父親で、かつて四天王の一人と数えられた篠原三右衛門(緒形直人さん)にことの顛末を聞く。新兵衛と日々かかわり、わだかまりが徐々に解けていく。
ものがたりは、藩の不正の証拠の行方。妻から託された思いを、新兵衛がどのように形にするかが絡み合う。新兵衛を思う周りの人々の運命が複雑に交錯し、ラスト近くの「新兵衛+采女」と上意討ちを画策した「悪」との決戦になる。
命のやりとりの描き方
作品冒頭で新兵衛を刺客が襲うシーン。
自らの思いを断ち切ろうとして、采女と真剣で立ち会うシーン。
そしてラストの「上意討ち」のシーン。
岡田さんの演技、殺陣は必見である。身のこなしの早さ。特に二番目は榊原采女とのまさに真剣勝負。二人の距離の近さは怖さを感じるほどで、背景に映り込んでいる散り椿、足下の花びらのきれいさとの対比が目を引いた。
上意討ちのシーンは、血しぶきを浴びた新兵衛の形相は、まさに鬼のそれである。もちろん実際の剣による斬り合いなど見たことはないが、飛び道具ではない日本刀による接近戦、殺しあいはこうなるんだろうなあと思えた。
岡田さんだけ、スピード感が別次元。刀の速度がすごい。
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新兵衛と采女の周りの人々
悪役:
田中屋惣兵衛(石橋蓮司さん)
藩の特産の紙の販売を独占する商人である。自己保身のためならば、何でもする。
石田玄蕃(奥田瑛二さん)
家老。采女を邪魔に感じている。
この二人、いかにも悪人でいい。奥田さんがあんなに嫌な人ができるなんて。
悲しい人:
榊原滋野(富司純子さん)
夫を殺された。殺したのは義憤に駆られた采女ではないかと疑い、信じ切ることができない。
僕は富司さんが映画女優として東映の大スターだったことは知識としてはある。でも、そのころの記憶はほとんどない。富司さんは一言で言うと、スクリーンに出てくるだけで、場の雰囲気を変えられる女優さんである。
運命に翻弄される人:
里美(黒木華さん)
つらさや悲しさをこらえ、でも強く生きる。新兵衛に密かに思いを寄せる。
黒木さん、ホントに時代劇が似合う人である。
藤吾(池松壮亮さん)
最初に注目したのは「MOZU」と思う。ものがたりの大事な部分を担う役。
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ものがたりの中の誰を自分と重ねて見たかな。そんなこともえさせてくれる作品だと思う。
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忘れていた。。。
最終的に一件は落着し、新兵衛は扇野藩を去る。四天王と呼ばれた者で、新兵衛だけが生き残ったことになる。穏やかな新兵衛の顔つきが、なすべきことをなしえた人間の満足を表していたように思う。そのシーンを見て、こんなことを考えた。
岡田准一さん、いい役者だな。
V6の岡田准一さんとホントに同一人物か。
出かけたのは大正解。☆4.5はあげていい。
情緒安定化機構「良心回路」異常信号発生原因分析
正しくないこと(正しさの証明が難しいことことがら)に対して、記載者の「心」を安定化させるしくみが「良心回路」である。「推薦書v.H.31名文」を長時間連続使用すると、予測できない、通称「よかれバイアス」が発生する。どうも昨日の異常信号は、これが原因のようだ。
自己診断プログラムに解決法を尋ねところ、提案が二件あった。
連続使用をやめる。
・・・「良心回路」の負担軽減である。
「良心回路」セキュリティレベルを【標準】から【高】にする。
・・・事実提示文のみになり、記載者感想などが入力できなくなる。
二つの提案を両方取り入れることにしよう。
現在4時00分。
T.O.S.起動。