CNNによると2009年にハドソン川へ不時着し、乗員乗客全員が助かったA320が博物館入りすることになって、博物館へ向けての輸送が始まったそうだ。
見出しは「ハドソン川の奇跡の不時着機、博物館へ移送」。
このUSエアのA320は事故当時、故障した期待が地上、とりわけマンハッタンの街中へ墜落することを防ぐために機長の巧みな操縦でハドソン川へ不時着したことになっている。
「やっぱり、飛行機は緊急事態には川へ着水するんだな」
と感じたのが当時のニュースを見ての私の感想だった。
だから、飛行機に乗ったら出発前に「ライフジャケット(救命胴衣)の装着の仕方の説明があるんだな」とも思ったのだ。
その昔「エアポート77」というB747が海に沈んでしまうというパニック映画を見たことがあり、飛行機の着水はなるほどと思ったのだ。
ところがこのニュースによると「着水は奇跡」という。
これってもし、不時着水の成功の確率が「奇跡」なら、なんでライフジャケットが重要になるのか、いささか疑問だ。
むしろ、どこかの漫才のように、
「パラシュートつけたほうがいいんじゃないか」
ということにもなりかねない。
奇跡ではなくて、「川への着水は非常時には大有りなんですよ」ということをニュースには言っていただきたいと思ったのであった。
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