「中国にある万里の長城は漢民族が北方の匈奴の侵入に備えて建築した建築物です」
というのは中学校の世界史の時間でみんなが等しく習うこと。
しかし、最近つとに『それって、違うんじゃないだろうか』と思うことが少なくない。
つまり、
「中国にある万里の長城は『漢民族が北方に押し寄せて、自分たちの文化を犯されるのを嫌った匈奴の人たちが、こちら側(北方)に漢民族が侵攻してこないように漢民族を欺いて構築させた建築物』」
ではないか、と思ってしまうのだ。
つまり万里の長城は漢民族が匈奴から自分たちを守ったのではなく、匈奴が自分たちを漢民族から守ったものではないかと。
昨年、中国との折衝に怒り心頭のグーグルは、その世界の人達とは価値観の違う「その長城内」から撤退。
大きなニュースとなった。
グーグルの次に中国の訳のわからない攻撃にさらされてる米国企業・アップル社も、もしかすると同じような経過を辿り、中国市場から撤退するんじゃないかと思うことが少なくない。
道理の通らない商標登録問題で既存の企業を困らせるやりかたは、中国ならでは。
他の国では通用しないルールだが、日本でも「さぬきうどん」や「今治タオル」が商標詐欺の犠牲になってるのと同様、彼の国ではまかり通るとんでもルールはもはや珍しくない。
いっそのことグーグルのように中国市場を捨てても構わないと思うことも、致し方ないというものだ。
アメリカに限らず日本も欧州も東南アジアも、自分たちの製品のコピーをこうも堂々と作られるとは思ってもいなかったのでないか。
来々週は東京ビッグサイトで建材展が開催されるが一昨年、この展示会で中国製のアルミ建材を展示しているブースで、
「この製品、品質は大丈夫ですか?
と訊ねたら。
「大丈夫です。ヨーロッパのメーカーの設備と仕様で作っています。」
「へー、じゃあ価格はそれなりにすんでしょうね」
「いいえ、安いです。」
「なんで?」
「ヨーロッパメーカーとの契約が切れていますから、私達が自由に生産して安く販売しています。」
まったくもって、天下の東京ビッグサイトになんたる企業を出展させているのかとあきれ果てたのは言うまでもない。
ともかく中国人はモラルも何もなく「カネカネカネ」の印象が強い。
で思い出すのは、スター・トレックに登場するフェリンギ星人という宇宙人で、ウィキペディアで「フェリンギ星人」
と検索してみると、
「嘘をつくこと・他人を騙すことに抵抗が無く、金儲けが全てに優先され、死ぬことよりも金儲けに失敗することに恐怖心を抱くほどである」(ウィキペディアより抜粋)
と書かれていた。
もしかすると中国人は宇宙人かもしれない。
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