<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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仕事が早めに終了したので、さっさと大阪へ帰ろうと思い都営浅草線の新橋駅で羽田空港行の時間をチェックした。

いま浅草線の新橋駅はエスカレータ増設工事で階段が狭くなっている上に時刻表などの一部が「仮表示」状態。
この「エスカレータがない」というのは東京の地下鉄では一般的なようで、東京へ出かけるたびに夏場の階段の上がり下がりには苦労する。
たまに「エスカレータ」を見つけたら、途中までしか設置されていなくて地上への最終段階は階段で昇り降りになっていてガックリさせられることが一般的だ。

「いまさらエスカレーターって」
と思いながら時刻表を探す。

大阪もそうだが東京ももちろん駅の広告が激減していてほとんどのポスター張り紙関係が都のお知らせや電鉄会社の広告ばかり。
不況が原因、と人は言うけれどインターネット普及の昨今、駅の広告のあり方そのものを考えるということをしない広告代理店の怠慢のなせる技と私は密かに思っている。
バンコクの地下鉄のほうが少しは進んでいるようで、駅のホームと線路を隔てるガラス面に動画を投影してお客さんの気を引いたりしている努力をしている分、まだあちらのほうが活気があるに違いない。

そんなことなんで時刻表を探していると仮の時刻表が貼りだされているのを発見。
早速羽田空港行をチェックすることにした。

浅草線には京急線に直接乗り入れている羽田空港行が走っているが、その多くが「エアポート急行」。
品川駅までの各駅と、青物横丁や大森海岸、蒲田などに停車して、再び羽田空港まで各駅停車。
所要時間は40分というところ。
新橋からだとJRに乗って浜松町からモノレールに乗るほうが早いのだが、乗換が面倒で、さらにさらに、JR新橋駅へは汐留側からだとエスカレータが途中までしか無いので階段を歩いて上がるのも面倒だから、ついつい地下鉄プラス京急に乗ることが多い。

で、仕事が早く終わったので「これはエアポート特快でさっさと帰れるかも」と思った。
エアポート特快は品川を出ると蒲田も通過で羽田空港国際線ターミナルまで止まらない。
所要時間は20分少しと大幅短縮。

時刻表を見ると丁度羽田空港行きらしき飛行機のマークの付いた列車の時刻にピッタリだ。
でも、これって急行?それとも特快?という色なのだ。

エスカレータ工事に併せてインクジェットのプリンタで作成したのか、文字の色が中途半端。
青緑色なのだ。
急行は青。
エアポート特快は濃い緑で表示。
でも、45分発の列車は「青緑」。
なんじゃこれ?



実際の所、どちらの列車であっても構わないのだが、空港まで早く着いたほうが嬉しいに決まっている。

急行か、それともエアポート快特か。
帰りの気分を左右する、それが問題だ。

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