週刊少年マガジンの最新号が今日から無料で公開されるという。
これは海賊サイトでの話ではない。
出版元の講談社の正式のリリースなのだ。
中国地方を中心とした豪雨のため西日本の物流ラインがずたずたになっている。
このためにどうしても雑誌を配布できない地域が出るための臨時的措置だそうだ。
臨時とはいえ、かなり大胆な決断をしたものだ。
この影響はどのように出るのか。
大いに気になっている。
ここで思い出したのは「フリー」という新しいスタイルのビジネス。
コンテンツやソフトウェア、サービスなどをある一定レベルまでは無料で開放し、それ以上の機能には追加費用を求めて、その部分が収益になるという仕組みなのだ。
グーグルやアップルと言ったIT企業がこの分野が得意なのだが、そもそもコンテンツを販売して収益を得ている出版社が災害対応とはいえ雑誌を無料公開するのはかなり面白い試みだと思う。
私が子供の頃は少年マガジンは人気コンテンツがたくさんあった。
「あしたのジョー」
「巨人の星」
「三つ目がとおる」
などはすべて少年マガジン連載の漫画なのであった。
今は長らく読んでいないこともあって、何が連載されているのか全くわからない。
今の人気漫画を知る上でもかなり面白い試みじゃないかと思った。
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