<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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実際にこういう人がいるというのを始めて見た、というかニュースで見た。
それは何かというなれば、

「俳優・吉沢亮の隣家侵入事件、ただし酔っぱらい状態で」

なのであった。

落語好きの方なら知らない人はいないかもしれないが、落語の噺には時々酔っ払って自分の家がわからなくなり、あたり構わずご近所の玄関扉をたたき、大声でカミさんを呼び、他人の家に入ろうする、というキャラクターが登場する。

今回の吉沢亮のケースはこの落語みたいな人物になっていた。

だいたいこういう人の職業は大工や行商、車引、芸人などが一般的だ。
が、今回は近代日本経済界の礎を築いた渋沢栄一を演じた吉沢亮。
大河ドラマ主役経験俳優。
でも、芸人(芸事のひとつ役者)なのであって上記の落語キャラに当たらなくもないのだ。

それにしても酔っ払って自分の家がわからなくなるなんて、なかなか庶民的ではないか。
私はこういう事件はなんとなく大好きなのだ。

入りこまれた家の人もびっくりしただろう。
勝手に入ってトイレに入ろうとしている見ず知らずの男。
でも、よく見るとテレビや映画でよく見る吉沢亮。

多分、どっちもびっくりしたに違いない。
家に入ったら熊がコタツに入っていた、という年末の事件を思い出したが熊でなくて役者なのであった。

むか〜し酔っ払ってタクシーの運転手を殴った漫才師やアナウンサーがいたが暴力も振るっていないし、なぜか笑えるところに救いがあるというものだ。

そもそも吉沢亮はどんなところに住んでいるのか。
スターだけに豪華一戸建ての邸宅か。
それとも都内の億ションか。
私は大阪西成区や東京台東区の今もわずかに残る長屋に住むことをおすすめしたい。

なお、二枚目なはずの人気男性俳優が庶民的な笑える事件を起こしたのは草彅剛の東京ミッドタウンを裸で馬鹿騒ぎ事件以来、2度目かも知れない。


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